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神世紀以降、我が国では同性同士での恋愛、結婚が認められている。
現在ではほぼ常識になりつつある制度だが、旧世紀では我が国では認められていなかった事実があったことには疑問を禁じえない。
もっとも、ウイルスの影響でまともに生活を行える地域が四国のみに限られている我が国の現状にあっては、人口増加による
居住地区の確保が困難になることを危惧して、同性同士での恋愛を認めたという経緯があることは意外と知られていない。

そんな前置きはともかくとして、とどのつまり、お互いが愛し合っていれば女の子同士でも結婚ができるというのが、今の我が国であるのだ。
だが、私の場合は、さらにちょっとした特殊な状況にあった。

「…おねえちゃん?どうしたの、わたしのことじっと見て」

「うん、樹がかわいいなーって」

「もう、おねえちゃんたら」

そう、私は・・・実の妹に恋をした。

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最終更新:2015年02月08日 23:37