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「友奈ちゃん」
背後から美森が友奈の肩を掴んだ。
「貴女に涙は似合わない」
美森の暗い眼差しに友奈の体がピクッと震えた。
「と、東郷さん」
だが、それ以上友奈はなにも言えなかった。美森の口が友奈の唇を塞いでいた。
制服の下に美森の手が入ってくる。
ブラジャーが引き裂かれ、白い乳房があらわになった。
やめて、東郷さん!
友奈のスカートが一気に膝の下まで下ろされる。
友奈は激しく抵抗した。美森の顔に爪を立て、胸を叩いた。
だが、突然自分の体から力が抜けていくのを友奈は感じた。
「助けて、友奈ちゃん」
そう言う美森の囁きが、友奈の体から力を奪った。
大きく足が広げられ、引き裂かれるような痛みが友奈の全身を貫いていく。
友奈は手の中で枯れた花を握りしめた。

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最終更新:2015年02月09日 13:32