7・238

「こうして一緒の布団で寝てると、合宿を思い出すね~」
「そ、そうね///」
「やっぱりわっしーは手は温かいのに、足先は冷たいね~」
「え、ええ///」
「……わっしー、なんで目を合わせてくれないの~?」
「だ、だって私たちは……その、恋人になったのよね?」
「わっしーがこれからはずっと一緒にいてくれるって言ってくれたよね~。とっても嬉しかったよ~」
「恋人になって、初めて一緒に寝てるのよ?そのっちはなんとも思わないの……?」
「……?」
「私ってそんなに魅力ないかな……?」
「わっしーに魅力がないってことになったら、四国中の8割以上の人は魅力なしになっちゃうんじゃないかな~」
「……ふふふ、ずいぶん減っちゃうんだね」
「わっしー綺麗だからね~。……あ、もしかしてわっしー、えっちなこと考えてたの~?」
「そっ……そんなわけ――」
「――ねえ、わっしーのほくろ見せて~」
「え!?ほくろ?いきなりなんなの?」
「この首元のほくろ~、やっぱりかわいいよね~」
「も、もう……なんなの?」
「このほくろ、ゆーゆには見せたことあるの?」
「……私から見せたことはないけど、髪をいじってもらうことがあったから、その時に見えたんじゃないかな」
「ふ~ん」
「そのっち……?」
「……ちょっとジェラシーだよ~」
「そのっちもするんだね、嫉妬」
「この気持ちを解消するには~、どうすればいいかな~」
「どうすればって……あぁぁ///」
「ゆーゆにも見せたことない場所を、見せてもらうしかないよね~」




「……すこし明るくなってきたね~」
「……」
「わっしー、こっち向いてよ~」
「み、見れるわけないでしょ!そのっちの顔///」
「わたしだって恥ずかしいけど……ちょっと胸を吸っただけなのに~」
「さ、さっきまで私の胸を吸ってた人の顔なんか見れないわ!///」
「さっきって、もう結構経つよ~。う~ん……わっしー」
「なに……?」
「大好き」
「……そのっち」
「うん」
「勇者部のみんなとはお風呂一緒に入ったこともあるから、友奈ちゃんにも胸は見せたことあるの」
「……いいんだよ~。わっしーのここまで真っ赤な顔はわたししか見たことないだろうからね~」

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最終更新:2015年03月07日 08:22