ゆっくりいじめ系1173 しろれいむ 1話

しろれいむ

※警告 おにーさんは出ません。
※警告 ゆっくりが調子に乗っているので、読んでいるとストレスが溜まるかもしれません。
※警告 とんでもない俺設定の俺ワールドです。
※警告 何の罪もないゆっくりが、理不尽な虐待を受けます。









第1話 白れいむ




ここはとある村の裏山。今日もゆっくりたちがみんな仲良くゆっくりしている。

その山の奥にある小さな洞窟で、今まさに新しい命が誕生しようとしていた。

「ゆっ!ゆぐっ!ゆぐぐぐっ!ゆふうん!」
「ゆっくりがんばってね!まりさがついてるんだぜ!」
まりさとれいむの夫婦だ。どうやら、子供を産んでいる最中のようだ。
しかし、頭の上に茎は生えていない。きっと、体内に新しい命を宿すタイプのようだ。
「ゆっゆぅ!ゆほおぉぉおおおおおおん!」
ポォン!!!
勢い良く1匹の赤れいむが飛び出した。しかし、あまりの勢いの良さに・・・
グシャッ!「ゆぎぇ・・・」
「ぎゃぁあああああ!でぃむのあがぢゃんぎゃぁああああ!!」
あらあら。洞窟の壁に当たって死んでしまった。

加工所などの設備が整った場所では、タオルや綿などのクッションが置いてあるので、出産の際に赤ゆが死んでしまうことはない。
しかし、ここは出産設備も何もないただの山だ。それに、出産未経験のまりさとれいむは、こんな勢いで赤ゆが生まれるなんて思いもしなかった。
あらためて出産の大変さを知った夫婦。そして、無事に生まれてこれなかった新しい命。
こんなことはゆっくりの世界では日常茶飯事だ。なんてことはない。
ホラ、れいむの広がったまむまむからは、もう次の赤ちゃんが顔をのぞかせている。
「まりざぁああああ!もういっこでるよぉおおおお!」
「わ、わかったよれいむ!ゆっくりまりさがうけとめるんだぜ!」
ゆっくりは知能が低いが、ついさっきのことすら覚えられないほどバカではない。先ほどの失敗から学習する。
こんどは、狭い洞窟の壁に当たらないように、まりさが口で赤ゆをキャッチするのだ。

「ゆぅううううほぉおおお!う、うまれるぅうううう!」
スポン!!
「ゆっ!」
パクッ!
うまくいったようだ。口の中の赤ゆを、雑草で作った自分たちのベッドの上に乗せる。
「まだまだぁああ!どんどんでるよぉおおおお!」
「ゆゆっ!」
スポン!パクリ!
スッポォン!パクッ!
ポーン!パクゥ!!!
そんな作業がしばらく続き、無事に3匹の子を出産した。

「ゆゆっ!れいむとまりさににた、ゆっくりしたこだね!」
「ゆぅ~ん!ゆっくりそだてていこうね!」
まだ目も開いていない赤ゆを見ながら、2匹は非常にゆっくりしていた。
生まれた3匹の赤ゆだが、れいむが2匹とまりさが1匹。
「ゆゆっ!あかちゃんがめをさますよ!」
「ゆっくちちちぇってね!」
「ゆっく・・ち・・ちちぇてにぇ!」
「ゆっくちちていっちぇね!」
「「ゆっくりしていってね!」」
はじめての挨拶も無事に終わったようだ。しかし、ここで親ゆはある異変に気づく。
2匹のれいむのうち1匹が真っ白なのだ。

生まれるときにエネルギーを使いすぎて真っ白に燃え尽きたというわけではない。本当に白い特殊なゆっくりなのだ。
雪のように白い肌、サラサラと流れる銀色の髪、凍りつくような真っ白の瞳。眩いばかりに白く輝くれいむは神秘的にさえ感じられる。
そう・・・アルビノ固体だ。先天的な色素の欠乏により真っ白になってしまう突然変異だ。
ゆっくりの愛好家ならば、自らの人生をかけてでも手に入れたい固体だろう。
しかし、餡子脳ではその価値を理解することができない。

「ゆゆっ!?なんでこのこはまっしろなの?ばかなの?」
「ゆ!このこはゆっくりしていないこだぜ!きもちわるいんだぜ!」
「ゆ?ゆゆ?」
しろれいむは何を言われているのか理解できなかった。しかし、自分が快く思われていないということは、なんとなく理解できた。

しろれいむの人生は実に過酷だった。

まずは家族での食事。
「ゆゆ!ゆっくりごはんにするよ。」
「「ゆっくち~。ごひゃん~。」」
嬉しそうに、母れいむに向かって跳ねて行く赤ゆたち。もちろん、しろれいむも跳ねて行く。しかし、
ドムッ!ものすごい力で後ろにはじき飛ばされた。
「なんでしろれいむがこっちくんの?ばかなの?しぬの?」
そう、しろれいむは家族と一緒に食事をさせてもらえない。
「む~しゃ、む~しゃ、しあわせ~!」
「「む~ちゃ、む~ちゃ、しあわしぇ~!」」
家族の団欒に参加させてもらえないしろれいむは、黙って部屋の隅の暗いところでうずくまっている。
部屋の暗がりに白い塊。このコントラストがしろれいむの美しさをよりいっそう際立たせる。

今度は歌の練習だ。
「ゆ~♪ゆゆ~ゆ♪ゆゆゆ~♪」
「「ゆ~ゆ~♪ゆ~♪ゆゆゆ~♪」」
母れいむの周りに赤ゆが集まって、楽しそうに合唱している。
あまりに楽しそうなので、しろれいむも少し近づいて、小さな声で歌ってみる。
「ゆぅ~♪ゆ~ゆぅ~♪」
透き通った綺麗な声だ。愛好家のお兄さんならば、黙って涙を流しながら1万円をくれるだろう。
しかし・・・
「ゆっ!うるさいよっ!ゆっくりできないね!ぷんぷん!」
「「ゆっくちやめちぇね!ばかなの?しぬの?」」
母れいむに怒鳴られ、ぷくぅ~っと膨れた姉妹に威嚇される。
最初は仲が良かった姉妹からも、だんだん軽蔑され始めた。

しろれいむへの態度は、日を追うごとに冷たくなっていった。
家族の団欒にすら入れてもらえなかったが、今までは姉妹の食べ残しのご飯をもらえていた。
しかし、最近はしろれいむも姉妹もずいぶん大きくなってきた。
もう食べ残しが出ることはない。しろれいむはご飯をもらえなくなっていた。
そして・・・
「ゆぇ~ん!おきゃ~しゃん!まりさうんうんでたよぉ~!」
赤まりさが粗相をしてしまったようだ。
「ゆゆゅ!!しろいの!!しろいの!!!」
母れいむが、しろれいむを呼びつける。
「ゆっ・・・!ゆっ・・・!」
弱々しく跳ねてくるしろれいむに、さらに怒鳴りつける。
「ぷんぷん!なにゆっくりしてるの?ばかなの?しぬの?はやくあかちゃんのうんうんをかたづけてね!!!」
「ゆっ・・・ゆぐぅ・・・」
ものすごく嫌そうな顔をするしろれいむ。しかし、母れいむも姉妹も容赦しない。
「はやきゅまりしゃのうんうんかたじゅけちぇね!しろいのばきゃなの?」
「なにしてるの?ばかなの?しぬの?」
ドン!と後頭部に体当たりをもらう。
「ゆ・・・ゆぐぅ・・・む~ちゃ・・・む~ちゃ・・・おえっ・・し・・・しあわ・・・ちぇ・・・」
姉妹のうんうんを食べるしろれいむ。ゆっくりはうんうんを汚がるが、古くなった餡子なので、別に毒ではない。
むしろ、ご飯をもらえないしろれいむは嫌でも姉妹のうんうんを食べなければならなかったのだ。
しろれいむの白い肌が、うんうんで黒く汚れていく。それを満足そうに見下す親子。

なんとゲスな光景だろうか。
しかし、しろれいむはどんなにゲスな扱いを受けたとしても、決して姉妹や親を傷つけることはなかった。
そして、どんなにゲスな扱いを受けても、心身ともに白く綺麗でありつづけた。


月日は流れ、しろれいむも姉妹も成長し、子ゆっくりになっていた。
成体の半分くらいの大きさではあるが、自分でエサを取ることもできるし、自分で家を作ることもできる。
もうこんなゲスの住みかにいる必要はない。
しろれいむは、みんながゆっくり眠っているあいだに、こっそり家を抜け出していくのであった。


あとがき
今回はこれで終わりです。なんか勢いで書いてしまいました。
現在2話を製作中です。
ふらんちゃん以外には平気でヒドイことができる作者です。


by 1日1フラン


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最終更新:2008年10月17日 22:38
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