ゆっくりいじめ小ネタ216 うんうん

※むやみやたらにうんうん







ナマコを初めて食べた人は何を考えていたのだろうか?
いや、ナマコが嫌いなわけじゃない。むしろ好きな酒の肴ベスト3だ。
しかし・・・しかしだ、何の予備知識もなしにアレを見て食欲をそそられるかというと答えはノー。
あの黒くてぬらぬらしてうねうねしたモノを美味しくいただこうと言う発想すら出てこないだろう。
まあ、それでもそんな異形を食ってしまうツワモノってのはいつの時代にもいるわけだ。

それはさて置き、今世間では空前のゆっくりブームが巻き起こっていた。
といっても、ゆっくりの飼育がブームになっているわけではない。
現在ブームになっているもの、それはゆっくりの“うんうん”と呼ばれる代物だった。

何か可愛らしく表現してオブラートに包んで誤魔化しているが言ってしまえば糞である。
ケツからひり出される茶色くて長くて、くっさいアレである。
最近明らかになったことなのだが、実はゆっくりのうんうんは人間にとっては非常に美味なのだ。
そんな訳で猫も杓子もゆっくりの糞に首っ丈といった有様。
しかも、忌々しいことに俺の勤め先が『うんうん加工所』だったりする。

念願の加工所職員になったと思って喜んだ結果がこれだよ!
こんなものを最初に口にした奴に言ってやりたいね、クソッタレってな!
人間としての尊厳ってものを持てよ、恥知らずが!


そんな訳で今日も俺の汗と糞にまみれた一日が始まる。
しかも今のところ慢性的に人手不足なので、冗談みたいにハードワークなエブリディ。
ゆ糞加工所に到着した俺に待ち受ける最初の仕事はゆっくりどもが夜中にひり出したうんうんの回収。

「「「「ゆっくりしていってね!」」」」

朝一番のゆっくり宣言。声の主は4匹のゆっくりどもだ。
れいむ種とまりさ種が2匹ずつ。この加工所の性質上栄養状態は万全で肌はもちもちとしている。
とりあえず不用意にストレスを与えないように「はいはい、ゆっくりゆっくり」とだけ返事すると、さっさとうんうんを回収する。
一番最初に入ったこの部屋は成体ゆっくりを普通に飼育した場合のうんうんを作るための場所で、実はかなりの高級品を作っている。
養殖もかねているようだが虐待的な要素があるわけでもなければ、特別目を引くような要素があるわけでもないつまらない部屋である。


そんなつまらない部屋におさらばした俺が次にやってきた部屋はうんうんの量産場。
ここには口とあにゃるの部分だけが空いた透明な箱に閉じ込めた大量のゆっくりが陳列されている。
そして、そいつらの口にはほぼ漏れなくぶっとい大根がねじ込まれている。
「「「ゆっくりしていってね!」」」
この大根は要するに時間がある限り食わせ続けてうんうんを出させるためのもので、
箱に取り付けられたゴムによって食べきるまで大根をねじ込まれた状態になるよう細工されている。
そして、さっき挨拶をしてきた連中がその昨日与えた分を無事食べきったゆっくり。
俺がこの部屋で朝一番にすることはうんうんの回収と大方の予想通りそいつらの口に大根をねじ込むことだ。

「ゆっく、ゆぐぅ!?」

口を閉じて抵抗しようとするれいむ。まともに動けない箱の中で嫌々をするような仕草をしている。
こういう時は口以外で唯一接触可能な部位への攻撃を加えて無理矢理口を開かせてやらねばならない。
で、その接触可能な場所と言うのは・・・あにゃるだよ、チクショウ。

「ゆぐっ!ゆ゛っ!ゆっぐり!?」

穴の中に中指を突っ込み、乱暴に餡子をかき回すと、悲鳴だか嗚咽だか分からない声を漏らしながられいむは口を開いた。
その瞬間を見逃すことなく、手にした大根を無駄に大きな口にねじ込むと、箱に取り付けられたゴムで押さえつける。
双眸からは苦痛と不快感のために涙が溢れ、全身から脂汗のようなものが噴出しているがここのゆっくりはいくらでも替えが効くの気にする必要はない。

「ゆっくりー!?」
「ゆっくりしてよー!!」

その光景を見せ付けられている2匹が口々に何かを訴えかけてくるが気にすることはない。
手際よくその2匹にも大根をねじ込むとうんうんを回収して量産室を後にした。


次にやってきたのは最高級うんうんを生産するための部屋だった。
この部屋で飼育されているゆっくりはたったの2匹。れいむとまりさが1匹ずつだ。
最高級のうんうんを作っていると言っても透明な箱に入れられ無理矢理食べさせられていると言う天では何の違いもない。
唯一つ違うことがあるとすれば彼女らの食べているものが値の張るものであるということくらいだろう。
もっとも、ゆっくりにとっては不潔でくさくてゆっくり出来ないものらしいが。
そう、この部屋の2匹に与えられている餌と言うのは・・・うんうんの事だ。

更にあにゃるには栓がねじ込まれており、食べさせられた分をひり出すことが出来ない。
詳しい事は知らないが、こうやって長期間体内に留まらせる事で旨みが増すらしい。
勿論、うんうんを与えるための装置の構造上、嘔吐しても口の中にタダイマ、するだけなので無意味。
まあ、一つだけいえることは大真面目にウンコを美味くする方法を日夜考えている連中がいるってことだけだ。
そいつら絶対に病気だろ?

死んだ魚みたいな目でうんうんを補充する俺を見つめる2匹ににっこりと微笑み返してから、さっさと部屋を後にする。
加工所職員として楽しくゆっくり共の死んでいく様を見ながらの夢のような生活が待っていたはずなのに・・・
そんな愚痴をこぼしながら飲料として大人気の下痢うんうんを回収するべく隣の部屋へと急いだ。

‐‐‐あとがき‐‐‐
美味けりゃ何でも食うんだろうね、人間

byゆっくりボールマン








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最終更新:2008年11月10日 05:17
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