ゆっくりいじめ系1746 デジャヴ

※レイパーありす登場につき注意




「ふぅ…最近寒いな。」
そう独り言を呟くと、返事をするかのように
「う~♪」
と聞こえてきた。

こいつはれみりゃ。2週間前に友人が突然「半年ほど預かってくれ。理由は聞くな。飼育費は渡すから。」と、大金を持って僕のもとに来たので仕方なく預かっている。
元々僕は虐待趣向なんてないし、かといって愛でるわけでもない。そもそもゆっくりにはあまり興味がなかった。

友人からは「丁寧に扱わなくてもいいから絶対に死なすなよ。」と言われていた。
なので僕がれみりゃを預かった当日、僕は
「ほら、飯だ。昨日の残りだが食べろよ。」
するとれみりゃは
「ぷっでぃんじゃないきゃいやなんだどぉ~♪」
などと言ってきた。
…僕は自分が言ったことを否定されるのが嫌いだった。
なので、身をもって分からせるため、れみりゃの餌と共に外に出した。(僕の家は一軒家で近くに家があるわけでもないので近所迷惑の心配はないのである。)
「それを食うまで家に入れないからな。」
どうせいつか根を上げるだろうと思い、餓死の心配はしなかった。
それに、夜になっていたが、この辺に家はないので人に殺される心配もないし、(後から考えてみると飼いゆっくりの証であるバッジなどは付けていなかったのでこれは結構危なかった様な気がする。)
飼い犬もいないし、野犬が出たという話も聞いたことがない。
それにれみりゃは捕食種なのでゆっくりに襲われる心配もないだろうと思っていた。しかし、これは大きな間違いだった…
れみりゃは元々うるさかったが、今までより大きな声で悲鳴のようなものが聞こえたので見に行ったら、

「んほおおおおおおおおお!!泣いてるれみりゃもかわいいよおおおおおおお!!!」
「だずげでー!ざぐやー!ざぐやー!」

油断した。まさか泣き疲れたところをレイパーに襲われるとは…
僕は即座にありすを潰し、れみりゃを家に入れた。
幸いなことに、れみりゃは無事だった。
それ以降、れみりゃがわがままを言っても外には出さないし、れみりゃも食べ物に関してはわがままが少なくなった。
そして、後に2匹の子を産んだ。


さて、前置きが長くなったが、れみりゃはすっかり僕になついた。
しかし、僕にとってはそんなことはどうでもいい。それより小腹が空いた。

「…あぁ、こんな寒い日には肉まん食いてぇなぁ。」
「う?」
首をかしげるれみりゃ。その様子を見兼ねた僕は
「…え。もしかして肉まんも知らないの?一般人の僕でも知ってるのにおぜうさまともあろう者が知らないなんて…」
「うっ!」
あたふためくれみりゃ。フォローしてやる。
「本当は知ってるんだろ?ちょっと度忘れしてただけだよな?」
「う、うー!そ、そうなんだどぉー!ちょ、ちょっとどわすれしてただけなんだどぉー!」
「だよなぁ!こうまかんのおぜうさまなんだからそれくらい知ってて当然だよな!」
「そうなんだどぉー!れみりゃはこうまかんのおぜうさまだからそれくらいしっててとうぜんなんだどぉー!」

僕が言ったことを繰り返してるだけじゃないか。それに「度忘れ」の意味を分かっているのだろうか?
しかし、こうまかんのおぜうさまと言われたのがよっぽど嬉しかったのかいつもよりニコニコしている。

「こんな寒い日に食う肉まんはとてもゆっくりできるよなぁ…」
「う~♪そうなんだどぉ~♪」
「…なぁ。れみりゃ。今から肉まん食べてもいいか?」
「う~♪ゆっくりすることはいいことなんだどぉ~♪ぜひたべるといいんだどぉ~♪」
「そうか。じゃあお前も食うか?」
「れみりゃもゆっくりしたいんだどぉ~♪たべるんだどぉ~♪」
「よし、じゃあちょっと待ってろよ。」

数分後、僕はアツアツの肉まんを持ってきた。

「ほれ。お前も食え。」
手渡す。
「うぎゃー!あづいんだどぉー!」
どうやられみりゃにとっては熱かったようだ。
「おお、すまんすまん。」
と、何処ぞの烏天狗を模した饅頭のような事を言い、れみりゃから肉まんを預かって冷ましてから渡した。
「悪気はなかったんだ。すまん。もう冷めたから大丈夫だぞ。」
「うー…」
本当に悪気はなかった。れみりゃは恐る恐る肉まんに触って熱くないことを確認すると、触った感触が気に入ったのか
「やわらかいんだどぉ~♪」
などと言い出した。一向に食べる気配がないので、ちぎってれみりゃの口の中に突っ込んだ。すると
「う~♪でりしゃすなんだどぉ~♪」
と言った。どうやられみりゃの口には合ってたみたいだ。
それからは自分でほおばりだし、僕もれみりゃも完食した。

それから、趣味の読書をしていると、れみりゃが僕のところまで来て
「おにいざあーん!!おねんねしてたれみりゃのあがぢゃんがいないんだどぉー!!」
読書の邪魔をされた僕は嫌な顔をして
「なんだよ…それならさっきお前が食べたじゃないか。」
と言った。
「う?」
「だから…お前がさっき食べたじゃないかと言っているんだよ。あの肉まん。美味かっただろ?」
そう言うと、れみりゃは少し考え込んでから
「おにいさん!うそはよくないんだどぉー!ほんとうのことをいうんだどぉー!」
苛立ちが限界に達した僕は
「だぁーかぁーらぁー!さっきお前が食ったと言っているじゃないか!お前らは肉まんだろ!?しっかり食べていたじゃないか!」
と怒鳴った。するとれみりゃは大声に怯みながらも
「うー!れみりゃはにくまんじゃないんだどぉー!こうまかんのおぜうさまなんだどぉー!」
…僕は自分が言ったことを否定されるのが嫌いだった。
怒りが限界まできていたが、それが逆に僕を冷静にさせた。
今回も身をもって分からせる。

まずはれみりゃの腕を引きちぎる
「うぎゃあぁーー!!れみりゃのぷりちーなおででがぁー!!!」
そしてれみりゃの口の中に突っ込む。「やめるんだどぉー!!」とか言っていたが無視し、れみりゃの腕を飲みこませると
「う?たべたことがあるあじなんだどぉ~?」
「ああ。だからさっき肉まん食っただろ?」
そう言うと、れみりゃは考え込む。すると
「うああああああ!!!あがぢゃああああああん!!!どうじでだべぢゃっだんだどぉーーー!!!」
と、僕を見ながら言ってくる
「お前も食べてただろ。それに、肉まんといえど一応お前の子だからちゃんと言ったはずだ。『今から肉まん食べてもいいか?』とな。
そしたらお前はこう言ったはずだ。『ぜひ食べるといい』と。」
「うっ!!!」
どうやら思い出したようだ。
「でもあがぢゃんはだべものじゃないんだどぉーーー!!!れみりゃのだいじなあがぢゃんなんだどぉーーー!!!」
「ふう…やれやれ。何度言っても分からないようだな。…いっぺん頭冷やしてこい。」
そう言って、僕はれみりゃを外に出した。「同じことが2度あってたまるか」と、レイパーの心配はしてなかった。

しばらく経って本を読み終えた頃、悲鳴のような声が聞こえてきた。
…油断した。

「んほおおおおおおおおお!!泣いてるれみりゃもかわいいよおおおおおおお!!!」
「だずげでーー!!!ざぐやーーー!!!ざぐやーーーー!!!!」

どこかで見たような光景が広がっていた。どうやらこのれみりゃはありすに好かれるフェロモンか何かを出しているらしい。
即座にありすを潰しれみりゃを家に入れた。
よっぽどのショックだったのかここ数日の記憶を失っていたが、れみりゃは無事だった。そして後に2匹の子を産んだ。

2週間後。

「…あぁ、肉まん食いてぇなぁ。」

れみりゃの受難は始まったばかりである。






あとがきのようなもの
どうも始めまして。
ゆっくり虐待SSは初めてなので見づらいところもあるかと思います。
肉まん食べてたらデジャヴに襲われたので書きました。
こんなつまらない作品ですが最後まで見てくださってありがとうございます。

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最終更新:2022年01月31日 02:57
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