ゆっくりいじめ系1758 ゆ

最近の不景気で商店がつぶれていく中それを乗り越えるためにリニューアルした風呂屋があった。
そこの風呂屋は僕が小さいころからたびたび行ってたところなので
様子見代わりにいってみることにした。



     ゆ   by昔話



「こんにちわ おじさん」
「よう! 久しぶりにきたか」


こんなやりとりも久しぶりなくらい僕はおじさんに会っていなかった。
幻想郷に河童の手により電気がひかれてから
持家に風呂を設置するものが増え自然と風呂屋を訪れる人が少なくなったからだ。
そして僕もそんな家の1つであった。


「んでリニューアルって何が変わったん?」
「それを俺の口から言ったらつまらんだろ 入ってからのお楽しみだ!」

と、おじさんに促されお金を払ってからしぶしぶ風呂の中へ向かった。



「・・・たいした変化はないな あえて言えばゆっくりの置物?が増えたくらいか」
「まぁ、おじさんに久しぶりに会えたと思えばいいか・・・」

と、思い浴槽の中へつかる
え?入る前に体を流さないのかって?
どーせ誰もこないし問題ないだろ・・・

ちなみにおじさんの風呂屋の風呂は薬湯だ
できものとかにいいらしいけど疲労回復効果もばっちりある。


体もあったまったところで体を流そうとシャワーのところへ行く。

「つーか何でおじさんこんなゆっくりの置物ばっかおいてあるんだよ・・・」

置物の割合としては1匹がちぇんで後は全てぱちゅりーが置いてある。



「ちぇんはおきものじゃないんだよー わかるねー?」
「うおッ!」

誰もいないと思って独り言をいっていたので少しビビってしまった。

「おきゃくさんだねー わかるよー!」
「じゃあおにーさんそこからあわをだしてちぇんのしたにのせてねー」

これがリニューアルの変更点かな?と思いちぇんのいうとうりにしてみることにした。

「んでそこってどれだ?」
「ぱちゅりーのおにんぎょうのやつだよー」

ふとみるとぱちゅりーの形をしたものがあった
しかしこれ本当に人形か・・・? 何か目がうつろになってるぞ・・・

とりあえずそれの横には可愛い文字で「ゆっくり押してね」と書いてあった。
おっさんのくせになんでこんな可愛い字が書けるんだよ・・・


とりあえずぱちゅりーをふとももの上に乗せ書いてあるとおりゆっくりと押してみた

「むきゅあ・・・!」

そう音がすると同時にぱちゅりーはゲホゲホッとクリームを吐き出した。
持ち上げた時にわかったことだがぱちゅりーの足は黒く焼きこげ、のどの奥も声があまりだせないように焼かれていた。

「じゃあ次はそれをちぇんのしたにのせてねー」

と言ってちぇんは舌をだしてきた。
ちぇんが言うとおりにしてやると

「ゆっくりあらうからうごかないでねー」

と言い体中をなめまわしてきた。

正直これは・・・気持ちいい!
ネコの舌は肉をうまくとれるようにザラザラらしいが
ゆっくりちぇんでも多少はその名残があるらしい。

ボディシャンプーにミルクの生クリームを使っているから肌にもいいだろ

      • そういえばパチュリーは生クリームのはずなのに何で泡がたつんだ・・・?

そう思いパチュリーを押しクリームを少し舐めてみた

「苦ッ!!」

あまりの苦さに叫んでしまった
何というか半分洗剤が混ざっているような味がする

おそらくおでこの真ん中に穴が開いてるとこからそこから無理矢理入れられたんだろう

「どうしたのー? わからないよー」

っとちぇんがさっきの叫びに反応した。

そこで何でもないとごまかすと

「にゃ? とにかくあらいおわったよー」

洗い終わったようだ。

とりあえず泡を洗い流し、出ることにした。

「よう! どうだったか?」
「あ、おじさん なかなかよかったですよ! パチュリーはともかくちぇんなんかどうやって・・・」
「おっと、これは企業秘密だからいえねぇなぁ」
「むぅ・・・ まあ、またきますね!」
「おうよ!」













「おじさん まだあんこあげちゃだめなのー? わからないよー」
「あぁ、今日はまだダメだ 客がくるかもしれないからな」
「ゆー・・・ わかったよー」









一か月前・・・


「に゛ゃあ゛ぁあ゛あ゛あああぁぁあ わ゛がらないよぉおおおぉおお」
ふと風呂屋の主人が店から出てみるとちぇんが泣いていた

どうしたと思い聞いてみると
「ちぇんの赤ちゃんがぁあああ 赤ちゃんがぁあああああ」

よく見てみるとちぇんの後ろにまるで全身に豆が生えたようなできものがある赤ちぇんがいた。

「わが…い…よ…」

口の中にもできているのかまともに発音もできないようだ


普段ならば潰してしまうだけなのだがうまく利用できそうだと思い言ってみた。

「ちぇん もしかしたらこれは治るかもしれないぞ?」
「ほ、ほんとなの? ゆっくり治してよー! わかるねー?」

「だが治すのはお前だ」
「にゃっ! で、でもちぇんはおかあさんだからなんでもやるよー!」

「うちの湯はできものに効く薬湯なんだ これにつかれば治る」
「じゃあゆっくりつからせてよー!」
「いいけどお前たち饅頭だろ? とけるぞ?」
「にゃ!」
「だからお前がつかった人間の皮膚を舐めるんだ そしてその成分に染まったあんこを子供に食わせれば治るぞ」
「・・・あんこを食べられるのは怖いけどやるよー! おかーさんはこどもをまもるんだよ!」



こうしてちぇんが子供を助けるための訓練がはじまった。


「まずお前たちは絶望的に水に弱い 今のまま浴槽に入っても足が確実に崩れる」
「にゃ! じゃ、じゃあどうしたらいいのー! わからないよー!」
「ここに小麦粉と防水剤がある お前の皮をはがして代わりにこれを練ったやつをくっつけるんだ」
「歩けるようにはちゃんとなるが相当痛いぞ・・・? それでもやるか?」
「ちぇ、ちぇんはもうかくごをきめたんだよー! たすけるんだよー!」

「そうか・・・これはお前の傷の回復量も考えて七日に分けてやる。 今日はまずあんよだ」

そして男は小麦粉と防水剤を薄く練ったのを置き、刺身包丁を取り出す。

「いくぞ・・・!」


「に゛ゃあ゛ぁあ゛あ゛あぁああああああ ぢぇんのあんよがぁあ゛あ゛ぁあああああ」

男はちぇんの足をまるでりんごでも剥くように薄く切り落としていく

「いだぃい゛い゛ぃいいいいいいいいい  ゆ゛え゛え゛え゛え゛ぇええん!!」

ちぇんが痛みのあまり気絶したころ手術は完了した。

「ほら おきろ」
「に゛ゃ・・・ もうおわったの・・・?」
「あぁ、だがまだあと六日あるからな」
「ゆっ・・・ わかったよー・・・」


ほんとははがさなくてもそのままくっつければいいんだけどねっ☆








こうしてちぇんの手術がはじまってから一週間後ちぇんは防水加工がされたゆっくりとなった。



「よし、そろそろ練習させてもいいか」
「にゃ? 赤ちゃんなおせれるのー?」
「あぁ、おまえのがんばりしだいだな」

まずちぇんを教えるのに一番苦労したことはボディーシャンプーをつけてから舐めさせることだ
帽子をとって声がでにくいよう喉を焼いて、ボディーシャンプーを生クリームに混ぜたのだが
やはり相当苦い

それを舌にのせ洗わなければいけないのだ

「に゛ゃぁあ゛あ゛あああ にぎゃい゛ぃい゛いいいいい わ゛がらないよぉお゛お゛おおお」

そりゃあ苦いだろうな・・・ ボディーシャンプーに加え生薬も混ぜたやつなんだから

「ちぇん 人間は叫び声を聞くとゆっくりできないんだ ゆっくりできないゆっくりは舐めさせてもらえないかもしれないぞ?」

「わ、わがったよー・・・」



こうしてちぇんは辛そうな顔をするだけで叫び声をあげなくなった。


「んじゃあ俺だけでもう1週間は洗う練習したし、もうそろそろ食わせてみるか?」
「あかちゃんがなおるんだねー! わかるよー!」


というわけでちぇんを赤ちゃんのところまで連れていってやった
相変わらずぶつぶつできめぇな・・・


「あかちゃんー ゆっくりちぇんのあんこをすってよー」
そう言いちぇんは尻尾を一本差し出した。

「に゛ゃ!」

すると尻尾がどんどんやせ細って皮だけになってしまった。
どうせ明日には治るだろうが対照的に赤ちゃんはつやつやしている。


とりあえず様子見として次の日また見てみることにした

俺とちぇんがきたことがわかると赤ちゃんはほほ笑んだ
まだしゃべれないが元気そうでぶつぶつも少し減っている

やばい・・・ もしかしたらこのまま帰るっていうんじゃないか・・・?

「おにーさん」

やべぇ! 帰るっていうな帰るっていうな帰るっていうな帰るっていうな
     帰るっていうな帰るっていうな帰るっていうな帰るっていうな
     帰るっていうな帰るっていうな帰るっていうな帰るっていうな

たわしとして名物にしようと思っていたのに!

冷や汗をかいてる俺に気づいたか気づいてないかもう1度呼びかけてきた








「おにーさん ちぇんはねー まだこどもがなおってないからここにいたいんだよー」


ホッ… なんとか今回は大丈夫だったようだ
とりあえずちぇんに承諾をしておくと喜んだみたいで歌を歌い始めたから俺は部屋の外へでた

しかし子供が治ったらでていくんだよな・・・
興味半分で採取した赤ちゃんのできものを培養して半永久的に治らないようにするか・・・





しかしおじさんには気づいていないことがあった。
この世にはゆっくりを見るだけで衝動的に潰そうとする人がいることを



虐待お兄さんに潰されるか、子供が死んでしまうか、そして寿命がくるか

いずれの時がくるまでちぇんの受難は続く










あとがき

会話文を考えるのが難しくて地の文ばっかにしていた前回とくらべ
あえて会話文ばっかにしてみたらだいぶ楽に展開を進ませることができるようになりました

書き方変えた方があってるかもしれないです

構想30分
執筆2〜3時間

スピードがだいぶはやくなったよ!
昔話は3話分ほどネタがあるけど書きなおした方がいいなぁ・・・w



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最終更新:2008年12月16日 22:26
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