ゆっくりいじめ系2399 冬の山にて(後編)

※現代にゆっくりがいる設定です。
※特に罪の無いゆっくりが酷い目にあいます。(若干ゲスもあり)
※作者は冬山登山の経験など無いです。


■冬の山にて(後編)

◆ 【3日目】 ◆


朝起きてテントの外を見ると雪が降っていた。
昨晩から降り続いていたらしく積雪が大分増している。
これから吹雪くかどうか微妙なところだ。

俺はトランシーバーを取り出して麓の山岳警備隊に連絡を取る

「・・・こちら───です。今後の気象情報を教えてもらえるでしょうか・・・」

確認してみたところ今の雪は小型の低気圧の影響で、明日には一旦晴れ間が戻るらしい。
しかし、その後大型の低気圧による吹雪の可能性が高いので早めの下山を薦められた。
無理に危険を冒す事は無いので明日下山することにする。実質今日が冬山生活最終日だ。

朝食を済ませると、コーヒーを飲みながら遭難した際のサバイバル教本を読む。
何度も読み直している物なので殆ど内容を暗記しているが、登山はいつ事故にあうか分からない。
大自然の前に人間なんて実にちっぽけな物だ。故に俺は山に入ると一度は必ず読み直すようにしている。

本を読んでいて『ゆっくりによる栄養補給』と言う項目で手が止まった。
そこには遭難時の食料調達としてゆっくりを捕獲する方法が書かれている。
いつの間にか世に現れた"ゆっくり"達は遭難した登山者にとっては貴重な栄養補給元だった。
何せカロリーの高い饅頭が山にウロウロしているのだから。
教本には『ストレスを与えてから食した方が甘みが増し満腹感を得られる(例)殴るなど』と書かれている
他には『成長具合と甘味について』や『種類による中身の違い』などが書かれていた。

幸運な事に俺は今まで遭難した事は無いし、ゆっくりで命を繋いだ事も無かった。
が、何事も事前練習をするに越したことは無い。

「・・・試しにあいつらの子供でも食ってみるか」

ゆっくりを食した経験も無かったので丁度良いと思い本を閉じる。
しかし、昨日までの仕打ちもあり問答無用で子供を拉致するのもいささか気が引ける。

「・・・食料と交換してもらうか」

リュックの中から板チョコを一枚引っ張り出し、静かに雪の振る中隣人の巣穴へと赴いた。
昨日までとは打って変わって、雪雲が支配するくすんだ銀世界。
新雪を踏みしめる自分の足音のみが響く何とも幻惑的な空間だ。
ゆっくり一家の巣穴に近づくが、穴は完全に雪に埋もれておりどこにあるのだか分からなくなっていた。
記憶を頼りにあたりをつけて掘り起こすと入り口に当たった。

「よう、おはよう!!外は綺麗な銀世界だぞ!!」

今日も明るく声をかける。元気な挨拶はコミュニケーションの基本だ。
巣穴を覗き込むと、巣の最奥部に一家揃って青い顔してブルブル震えながら固まっていた。
左右に両親、間に子供4匹が固まるように密集している。皆ゲッソリとしているが生きているようだ。厳密に言うと死にかけだが。

「・・・っゆ・・ゆゆゆゆゆゆゆっくり・・し・・て」
「ゆっゆゆっゆう・・たったったたすけけけけけっててて」

両親は目をこちらに向け青い唇を震わせながら、必死にか細い声を上げるが何言ってるんだかさっぱり分からん。
ところで、よく見ると昨日巣穴に放り込んでやった凍死ゆっくり(子まりさ、子れいむ)がいない。
ついでに言うと両親のほっぺたには、先日の噛み傷に加え小指の太さぐらいの穴が開いてた。なんだろう?

「おい、お前ら。昨日の凍った子供達はどうしたんだ?」

一つずつ聞く事にする。
最初の質問に両親は目を伏せて押し黙っていると、親まりさが小さく呟いた。

「・・・ゆ、ゆ、ゆっくりできなくなったおちびちゃんたちはむーしゃむーしゃしたよ・・・」
「ゆっゆっゆゆうっぅぅぅおにぃさんの・・せいだよ・・・ぜんぶ・・ぜんぶ・・・」

泣きながら親れいむも呟いたが、平時の様に傲慢、不遜、下品、下賎、不愉快な要素が見られない
今の体力だとそれが精一杯なのだろう。心身ともに疲労の極致のようだ。

「そうか。まあ、いいんじゃないか?亡くなった子供の分もゆっくりしてやれ」
「・・・ゆっくりするよ・・・」

加害者の俺が言うのもアレだが一応フォロー的な事をしておく。後で交渉があるわけだし。
次の質問に移る

「ところで、まりさ、れいむ。お前らほっぺたに穴が開いてるのは何でだ?」

親まりさは、間に挟まって痙攣と見間違えるぐらいに震えながら眠っている子供達を見ながら答えた。

「・・・・まりさと、れいむのあんこさんをおちびちゃんたちにちゅーぱちゅーぱさせたんだよ
 ゆっくりできなくなったおちびちゃんだけじゃたりないからだよ・・・」
「そうか」

不覚にも愛情の深さにグッと来た。・・・ただ、それだけだが。
聞く事は聞いたので本題に入ろう。

「ところでまりさ。チョコレート欲しく無いか。腹減ってるだろ?」
「・・ゆ!?ほんと・・?ほしいよ・・・?」
「ゆぅぅ・・・たすけてくれるの・・?」

むき出しの板チョコ一枚を目の前に差し出すと
両親は残り僅かな気力を振り絞り身を起こしてきたが、さっと手を引く。

「しかし、ただではやれん。・・・そうだな子供2匹と交換だな」
「「っゆ!!??」」

俺の提案に驚愕の目を広げる二匹、そして自分達に挟まって寝ている4匹の子供を見る。

「・・そ、そんなことできないよ・・」
「れいむのかわいいこどもは・・・ゆずれないよ・・・」

昨日、覚悟を決めて排泄物を食わせて救った子供達だ。
死んだ子供を糧にして生かした子供達だ。
自分の餡子を食わせた子供達だ。
そう簡単に取引できる物ではない。

「そうか残念だな・・でも食料も無いのにどうやって冬を過すんだ?このままだと全滅だろ?」
「「ゆ!?」」
「ここで仮にチョコレートを手に入れて、辛いかも知れないが子供が減れば生き残れるんじゃ無いか?」
「「ゆぅ~・・・」」

俺の提案に黙り込んで悩み始める2匹。もちろんたかがチョコ一枚で春まで生き残れるはずが無い。
しかし、ゆっくりはそこまで頭が回らない。目の前のチョコに対する打算のみで考える。

「ゆっくりしないで決めてくれ。雪降ってて寒いんだから早くテントに戻りたい」
「・・・ゆ?てんとってなに?おかしさん?」
「俺の巣だよ」

無意味な所に突っ込みを入れてくる親まりさ、2匹はまだ悩んでいる

「・・おにぃさん・・れいむのこどもはみんなかわいいんだよぉ・・・いじわるしないでね・・・
 みんなゆっくりしたこど・・も・・で・・・・ゆぅぅぅっぅっぅっ」

親れいむはボロボロの体で泣き落としに入り始めた。ああ、もうウザイ!!そして寒い!!

「交渉決裂だな。ゆっくり死ね。」

俺は一旦出直す決意で巣に背を向ける

「ま、まってね!!こどもたちとおかしさんをこうかんするよ!!」
「!?までぃさ!!なにいっでぇるのぉぉぉ!??」

親まりさの声で再び巣に向きなおる。ちなみにれいむは青い顔に大口開けて叫んでる。

「いいんだな?じゃあ、いらない子供を2匹よこせ」
「うぞだよ!!おにぃざん!!いらないごなんでいない「れいむはだまってね!!」」

必死に否定しようとするれいむの言葉をまりさが遮る。
なおも喚こうとするれいむの口を、まりさは自らの体を押し付け無理やり塞ぐ。
同じぐらいの体格だが、のしかかる様な形で体を寄せるまりさをれいむは跳ね除けられない。

「ゆぐぅ~~~~~~~~~~!!!!!」
「さきにおかしをちょうだいね。そしたらいちばんおくのれいむとまりさをもっていってね」
「よかろう」
「ゆぐぅっ!?ゆぐぅぅぅぅ!!!」

暴れるれいむを押さえ込んでいるまりさの前にチョコレートを置き
手を突っ込んで巣の一番奥でブルブルしている子まりさと子れいむを引っ張り出す。
ちなみに子供達は、この騒ぎにも関わらず皆寝たままだ。と言うか生死をさ迷い続けている。
貰った子供も最奥にいたと言う事は一番容態がやばかったヤツなのだろう。
親まりさとしてもギリギリの決断なのかもしれない。

「じゃ、貰ってくぞ」
「・・・・・・・・ゆっぐりじね」
「ゆぐぅーーーーゆぐぅーーーー!!!!!」

俺は子ゆっくりたちをポケットに入れると
親まりさはこちらを睨みつけて捨て台詞を吐いた。蹴りでも入れてやろうか。
まあ、寒いからさっさとテントに帰ろう。

「ばでぃさのばぎゃぁぁぁぁ!!!!じねぇじねぇぇぇ!!!ゆっぐりじねぇぇぇ!!」
「うるさいよ!!こうしなきゃゆっくりできないんだよ!!まりさのはなしきいてね!!」
「ゆっぐりだまれぇぇッッ!!!!」

巣穴から離れると、まりさを罵倒するれいむの嬌声が聞こえてきた。


「あー寒かった」

雪を払いながら自分のテントに潜り込んでほっと一息つく。風と雪が無いだけでも暖かく感じるものだ。
一先ず入手した子ゆっくりを寝袋の中に入れてやる、食べる前に死なれては困る。
巣穴よりは暖かい筈だし多少元気も取り戻すだろう。
自分もコーヒーで暖を取ろうとコンロに火をつけお湯を沸かす。

「さて、ゆっくり達をどうやって食った物か?」

サバイバル教本には『ストレスを与えると甘味が増す』と書かれていたが
今この状況で子ゆっくりにストレスを与えたら甘味が増す以前に死んでしまう。
まずは体を温めて元気な状態に戻してやらねばなるまい、それに今の子ゆっくり達は
ゲッソリ痩せてて中の餡子がスカスカな気がする。少し何か食わせるべきだろう。

「何か遭難時の練習じゃなくて、趣味の甘味物みたいになってきたな・・・」

何はともあれ『食う』事が目的なのだからどっちでも良いか。
俺は寝袋中の子ゆっくり達を乾いたタオルで包みホッカイロの上に乗せてやる。これで体温も上がるはずだ。
そんな事をしていたらお湯が沸いたので、コーヒーを飲みながらサバイバル教本をパラパラめくる。

『ゆっくりを探す場合は大きな声で【ゆっくりしていってね】と叫びましょう。近くの個体が寄ってきます』
『ゆっくりは非常に欲求に弱い生き物なので嘘でも食料などの話で簡単に騙せます』
『ストレスは肉体的、精神的なものは問いません。ゆっくりさせなければよいのです』
『ゆっくりは出産のサイクルが早いので長期の遭難を想定した場合、強制的に繁殖させ食料を確保する事も可能です』
『基本成分は饅頭と同一ですが、野生のものなので可能な限り衛生面に配慮してください』

一通りのページに目を通して過すこと2時間ほど。昼飯の事を考え始めたとき何か聞こえた。

「ゆぅぅぅぅぅ~~~ゆっきゅりぃぃぃ」
「ゆっきゅりぽきゃぽきゃしゅりゅよ~」

言わずもがな寝袋の中の子ゆっくり達だ。俺はタオルを剥ぎ取り中を確認する。
眠そうな目をしているが2匹とも無事に蘇生したようだ。

「やあ、ゆっくりしていってね」
「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」」

目をパッチリ開いて、甲高い声で答える2匹。やはり脳に響く。
2匹はキョロキョロするとすぐに異変に気づいたようだ

「きょきょどきょ!?おきゃーさんどきょ!?」
「ゆぅぅぅぅおきゃーさん!!おきゃーさん!!」

タオルの上で泣きながら喚きだす2匹。煩い!!ああ煩い!!

「お前らお腹すいてないか?あまあまやるぞ?」
「ほんちょ!!れいみゅにあまあまちょうだいにぇ!!」
「まりしゃにもさっさとちょうだいね!!」
「分かったから黙ってろ」

俺は手早くコンロで湯を沸かし、そこにコンデンスミルクとちぎったパンとチョコレートを砕いて煮込んだ
即席の"あまあま粥"を作ってやる。ゆっくりには勿体無い一品だ。
プラスチック製の平皿に載せゆっくりの前に差し出す。

「さあ食え」
「むーちゃむーちゃ・・・ちあわちぇぇぇ~~~~!!」
「まっじぴゃねぇ!!まっじぴゃねぇ!!まっじぴゃねぇ!!」

皿に頭から突っ込んで貪り散らす2匹の子ゆっくり。汚いな。
まあ、昨日までの食生活を考えれば分からなくも無いが・・・

「ゆぅ~~まりしゃおくちにごはんがついてるよ。れいみゅがぺーりょぺ-りょしゅるよ」
「ゆぅぅんゆぅんくすぐっちゃいよれいみゅ~まりしゃもおかえしにしゅーりしゅーりするよ!!」

飯を食ってようやく一心地着いたのか2匹はニコニコしながら体をすり合せ始めた。
食うだけ食ったら両親の事は忘れたらしい。

「今日からそこがお前らのゆっくりぷれいすだ。ゆっくりしていってね」
「「ありがちょーゆっきゅりりかいしちゃよ!!」」

2匹は寝袋の中で転がりまわるように遊び周り、しばらくしたら疲労が出たのかグッスリ寝てしまった。
その寝顔は肌にハリがあり血色(餡色?)も良い、小さいながら特有の下膨れの顎をプックリ突き出し満足のようだ。

「これで一先ず死ぬ心配は無くなったかな。俺も飯にしよう」

子ゆっくりを食べるのは先送りにして、レトルトのお粥とドライフルーツを食べて昼飯を軽く済ませる。
喧しいのが寝ている間に明日の下山の準備と、ストレスを与える方法を考えねば。

っと、その前に最終的にこいつら食べるんだから綺麗にしとかないと。
俺はアルコールティッシュを手に、睡眠中の子ゆっくりを1匹ずつ綺麗に拭いた。

「ゆぅ~ん。おきゃーしゃん。ぺ~りょぺ~りょきゅしゅぎゅったいよぉぅ・・・しあわせ~」
「ゆんゆん。おれいにれいみゅもぺ~りょぺ~りょしてあげるからね・・・ゆっくりしてね」

なんか2匹とも幸せな夢の中にいるようだった。

2時間後-14時頃。荷物の整理も一段落し手持ち無沙汰になってしまった。
子ゆっくり達はまだ幸せそうに寝ているので、外に写真でも撮りに行こうかと思ったが
風雪が午前より強くなっているのでなるべくなら外出は控えたい。

「ゆっくりでも撮っておくか・・・」

幸せそうな子れいむと子まりさの寝顔をアップで何枚か収める。黙っていれば多少愛嬌もある。
撮影後しばらくすると2匹はモゾモゾと動き出した。

「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」」
「ああ、ゆっくりしていけ」

開口一番の挨拶に軽く答える。体力も大分回復したようだ。
ドライフルーツを2~3切れ与えてやると、また元気に遊び始めた

「「おにいぃさんありがちょー!!ちあわちぇぇぇ!!!」」

パァーッと言う擬音が良く合いそうな笑顔になる2匹。
子供の内は素直な物なのかも知れない。欲望に忠実というべきかも知れ無いが。

バサッ!!

遊びまわる2匹を眺めていると不意にテントに何かが衝突する音がした。
俺と2匹は一瞬びくりとする。何だろう?ここは木の下だから雪の塊でも降ってきたのだろうか?

「いまのおちょなに!?きょわいよぉぉ!!」
「ゆっきゅりおうちにもぎゅるよ!!」

2匹は大急ぎで寝袋の奥に潜っていく。そこは俺の寝床でお前らの巣じゃない

バサッ!!・・・・・バサッ!!

衝突音はやまない。しかも、音の出所はテントの周囲を回ってる様に聞こえる。
さすがに確認しない訳には行かない。内心俺もビビッてる。

(何だ?野生動物か?)

この山にはせいぜい狐、猪、猿と言った類の野生動物しかいない筈だ。
しかし、いずれも何らかの事情で凶暴化している時は決して油断できない。
念の為、抜き身のサバイバルナイフを片手に用心してテントの入り口のファスナーをゆっくりと開く。

「くそじじい!!まりさとれいむのこどもをとりかえしにきたよ!!」

テントの入り口では激昂した親まりさが叫び声を上げていた。一気に緊張が抜け脱力する。

「何だお前かビックリさせるな・・・何言ってんだ?」

サバイバルナイフをケースに収めながら親まりさを眺める。
テントと巣穴は5~6mぐらいしか離れていないが、数時間前まで死に掛けていた親まりさにとっては
八甲田山雪中行軍並みの厳しさがあったようだ。
黒い帽子にはうっすらと雪が積もり、頬の傷跡も治っておらず荒い息で寒さにガタガタ震えている。
しかし、俺の呼び名が再び『くそじじい』に戻ってる所を見ると若干心に余裕が回復したらしい。

「まりさのこどもをおとなしくかえしてね!!あとおかしをもっとちょうだいね!!
 そうすればくそじじいはいたいめみないですむよ!!」
「お前は何を言ってるんだ?」

本気で何を言ってるのか良く分からないので素直に再度聞きなおすと
親まりさはガタガタ震える青い唇をニヤリと傾け得意げに語りだす。

「ゆっふっふ、くそじじいはほんとうにばかだね。まりさはじじいのすのことをきいたときに
 こどもをわたすふりをして、じじいのすとおかしをぜんぶうばうことにしたんだよ。
 いまからじじいをゆっくりさせなくして、ここをまりさたちのゆっくりぷれいすにするんだよ!!
 わかったらさっさとどっかいってね!!いまならまだはんごろしでみのがしてあげるよ!!」

ゆっくりにしては長文の台詞を一気に捲し立てる。顔色は悪いが気分は有頂天らしい。

(ふむん)

俺は顎に手を置き事態を整理する。さっきの交渉の中で俺のテントが『巣』である事を理解し
一旦は子供を手放すフリをして巣を襲撃。子供を奪い返しテント(巣)と食料を強奪するプランのようだ。
悪くない計画だ。相手が人間でなければ。

「ゆっくりりかいしたら、ゆっぐりしないでじねぇぇ!!」

テントの入り口で口上を述べていた親まりさは、鬼の形相で思いっきり反動つけての跳躍を脛にぶつけて来た

ボヨン!!

「ゆっぐりじねぇぇ!!ゆっぐりじねぇぇ!!」

ボヨン!!ボヨン!!

無論、効果があろう筈も無い。無意味な攻撃を2~3度繰り返す。・・・・今度は俺のターン!!

「速攻魔法!!顔面へのトゥーキック!!」

ボズン!!

「ゆびぃぃいぃっっっ!!!!」

悲鳴を上げて雪の上をゴロゴロと転がる饅頭。手加減したので死にはしないだろう。
丁度いいし親子の対面もさせてやるか。返してやる気は毛頭無いが。

「おい!!子ゆっくり達、出て来い。お前らの親が迎えに来たぞ」

俺の言葉に寝袋の先端がビクリと震えたと思うと、内部がモゾモゾと動き出し入り口から2匹の子ゆっくり達が飛び出した

「ほんちょ!!おきゃーさんにあえるにょ!!」
「おきゃーさんどきょ!!」
「すぐに来るよ。入り口で待ってろ」

キョロキョロとあたりを見回し落ち着かない2匹に声を掛け待つこと数分。
前歯が2~3本無くなり、片目を腫らせた親まりさが再び現れた。

「ゆっゅっゆ、いだいごどはやべでね・・・くぞじじいはざっざとでてっでね・・・」
「おきゃーさん!!だいじょうぶ!!ゆっきゅりしていないよ!!」
「おきゃーさんれいみゅがぺーりょぺーりょするよ!!」
「ゆっ!?おちびちゃん!!だいじょうぶ?ゆっくりできてる!?」

親まりさの意味不明な一言を覗けば親子の感動の再会だ。
我が子の身の安全に涙を流し、子供達は親に体を目一杯すり寄せている。

「まりさはだいじょうぶだよ。それよりおちびちゃんたちがゆっくりしてるのがまりさのしあわせーだよ」
「「おきゃぁぁさぁぁぁんん!!!」」

泣かせる台詞を言う親まりさ。3匹は"しあわせ~"空間を作り出していた。
では、それを破壊してみよう。

「おい、子ゆっくり達良く聞け。お前の親はあまあまと引き換えにお前らを売ったんだぞ」
「「「ゆ!!??」」」

固まる3匹。驚愕の表情の子ゆっくりが親に向かって問いただす。

「ほんちょなの!?おきゃーさん!?」
「れいみゅはいりゃないこにゃの!?」
「ゆぅ・・・・そんなのくそじじいのうそだよ!!だまされないで─ゆぐぅっ!!」

俺は誤魔化そうとする親まりさに近づき、すかさず口の中に左手を突っ込み舌を掴んで持ち上げる。
右手には抜き身のサバイバルナイフ。動転している親まりさを目線まで持ち上げそっとささやく。

「嘘吐きは舌切り取りの刑だな」
「ゆげぇぇぇっっ!?」

左手に掴まれた舌先で自身の全体重を支えている親まりさ。口内の舌根部分に右手のナイフで少しずつ切れ込みを入れて行く。

ピリッビリッビリッ・・・・

「ゆぅぅぅぐぐぐぅぅぅぅう!!!!!!!ゆぶぅぅぅぅぅ!!!」

元々血の気が引いていた顔がさらに青くなり、顎をガクガクさせながら声にならない声を上げ、目からボタボタと涙を流す。
半分ぐらい切れ込みが入った所で、親まりさの自重によって舌は一気に千切れた。

ブチン!!ボデンッ!!

「ゆぶぅぅぅっっっ!!ゆぶぅぅっっ!??!??」

痛みにゴロゴロのたうち回るが、出てくる声は叫びでは無く唸り声のような妙な音でしかない。
子ゆっくり達は目の前で転がり回る親まりさを呆然と見つめる事しかできない。
俺は舌を投げ捨てナイフをケースに収めると、転がる親に踏み潰されないよう子ゆっくり達を両手救い上げ
足で親まりさ踏み止め再び親まりさに問いかける。

「もう一度言うぞ。お前の親はあまあまと引き換えにお前らを売ったんだぞ」
「「「ゆ!?」」」

再び固まる3匹。親まりさは必死に何かを言おうとしているが最早言葉を出せる口ではない。
俺は続けて、両手の子ゆっくり達に諭すようにゆっくりと言う。

「お前らはあまあまと引き換えに親に売られたんだよ。お前達は要らない子供だったんだ。
 そんな親をお前達は許せるのか?今更助けに来られても許せないよなぁ?」

ゆぅーゆぅーと涙を流しながら唸る親まりさと、対照的に冷めた目をしていく子供達。

「それにお前らあのおうちに帰りたいのか?食べる物も無くて寒くて、うんうんを食わせる様な両親のおうちに帰りたいのか?」
「「ゆっ!?」」

今の台詞に明らかに反応しビクリと体を振るわせる子ゆっくり達。いくら記憶力の悪い饅頭でもトラウマは消えない。

「・・・まりしゃはおうちになんてきゃえりたきゅないよ!!うんうんをたべさせるおきゃーさんなんてだいっきりゃいだよ!!」
「・・・れいみゅも!!!おにーさんのほうがしゅきだよ!!こどもをうりゅおきゃーさんなんてしんじゃえ!!」
「ゆぅぅぅ!!!ゆぅぅぅぅっっ!!!!!」

俺の両手の上で完全に先日のトラウマ状態に戻った子ゆっくりは、両親に対して『拒絶』を通り越して『排除』状態まで行った。
親まりさは俺の両手に泣きながら飛びついてくるが再び蹴っ飛ばして距離を取る。親心はズタズタだろう。

「さて、子ゆっくり達。馬鹿な親はどうしようか?」
「しけいだよ!!おぼうしをはぎとりゅんだよ!!」
「せいさいしてね!!あんよをゆっきゅりさせにゃくしてね!!」

嬉々として実の親の刑罰を訴える子供達。実に親不孝なものだ。親まりさは諦め悪くズリズリと再びテントまで這って来た。

「なるほど、そうされるとゆっくりできなくなるんだな?」
「しょうだよ!!ばきゃなおきゃーさんをゆっきゅりさせないでね!!」
「了解。ちょっとお前ら降りてな」
「「ゆぅ~」」

両手の子ゆっくり達を寝袋に放り込むと、再び入り口に戻って来た親まりさを左手で掴み上げ
再び抜き身のナイフを手に、底部に格子状に切れ込みを入れる。
必死に身をよじり逃げようとするができる訳もなく、潰れた顔をさらに苦痛にゆがませるだけだった。

「!!???ゆぐぐぐぐぐぐぅぅうぅぅぅぅぅっっ!!!!」
「げりゃげりゃ!!げりゃげりゃ!!」
「おお、ぶじゃまぶじゃま!!」

切れ込みが一本増える度に醜悪な顔で笑い声を上げる子供達。あまりにもアレな表情なので一旦手を休め写真に収めておいた。
底部をズタズタに引き裂く作業が完了すると、親まりさをテントの外に放り投げる
俺はナイフを納めるとリュックから色々取り出し、子ゆっくり達をマフラーで包んで手に持ち表に出た。
舞い散る雪の中、テントから数歩の距離で最早死にかけの親まりさの元に立つ。
時刻は16時前だが、雪と言うこともあり既に暗く感じる。

「よう、ゆっくりしてるか?」
「「ゆっきゅりしちぇる?おきゃーさん?」」
「ゆっゆっゆっゆっゆっーーーー!??」

身を切るような寒さと。死に直面している恐怖。
親まりさは心身の疲弊で意識を手放す一歩手前でガタガタと震え続けている。
上半身を気味悪くウネウネ動かしているが、逃げようとしているのか抵抗しようとしているのか分からない。

「寒そうだから暖めてやろう」

俺はポケットからライターオイルを取り出しおもむろに帽子に振り掛ける。
異臭に顔をしかめる親まりさ、気にせずチャッカマンで火を近づける。
一人と2匹の声がハモル

「「「ゆっくりしていってね!!」」」
「ゆっぐぅーーーーー!!!!??????」

薄暗い吹雪の中、親まりさの帽子はローソクのように赤々と燃え上がり、
子供達はゲラゲラと口の端が裂けんばかりに狂喜の顔で笑い続けた。

数分後、鎮火した後に残ったのは禿げた半死の焼き饅頭だった。まだ何とか生きてるらしい。無意味に頑丈だ。

「おにーしゃん、あともはほっちょけばしにゅよ!!おきゃーさんはしにゅよ!!ゆっきゅりしにゅんだよ!!」
「まりしゃたちをおうちにもどしてね!!さっさとあみゃあみゃたきゅさんちょーだいね」

実の親に向かって「死ぬ死ぬ」と連呼する得意満面の子れいむ。
さも自分たちは絶対的な安全と食料が保証されていると思い込んでいる子まりさ。

そろそろ、夢の時間も終了だろう・・・・

「なに勘違いしてるんだ?次はお前らの番だよ」

俺は手に持ったマフラーに対して言葉を投げかける。

「ゆっ!?おにーしゃんなにいっちぇるの?はやくおうちもどちぇね!れいみゅさみゅいよ!」
「しょうだよ!このままだちょまりしゃたちみょゆっきゅりできにゃきゅにゃっちゃうよ!ばきゃなの?」

手の中の子ゆっくり達は馬鹿を見る目つきで俺に反論してくる。
しかし、相手にせずに淡々と言葉を続ける。

「なんと言うかなぁ・・お前らはもう用済みなんだよ。
 底部を破壊して、帽子をとればお前らにストレスが与えられるんだろ?
 後、目の前に"自分たちで半殺しにした母親"を置かれたら凄い精神的苦痛じゃないのか?
 オマケで雪が降る雪原に放置されたとしたら?」
「「ゆぅ~!?なにいっちぇるの?じぇんじぇんわきゃらないよ!?」」

疑問符と若干の恐怖を顔に浮かべ叫ぶ子ゆっくり達。

「いや、すぐに分かるさ」

俺はマフラーをほどき、2匹の子供を新雪の上に落とすと
ポケットから十得ナイフを取り出し小さな刃を起こす。

「ゆぶっ~~~ちゅめ、ちゅめたぃぃぃ」
「ゆひゅぅぅ~たしゅけちぇぇぇ!」

2匹とも顔面から雪に埋まり、身を起こそうと底部をグニグニ動かしてる。
もう、こいつらは一から十まで全てが不気味な気がして来た・・・

まあいい、手早くやろう。俺は手に持った小さなナイフで
子ゆっくりの小さな底部に格子状に切れ込みを入れていく。親子お揃いだ。

「ゆぴぃぃぃっぃぃぃ!!!!!!!!いっじゃぁぁぁぁいぃぃぃ!!」
「ゆぅっっぎゃぁぁぁぁっっ!!!!やべちぇぇぇぇ!!!」

くぐもった声が雪の中から聞こえる。
子ゆっくりは饅頭皮が薄い為、ちょっと出餡してしまった。ま、いいか。

俺は叫ぶ子饅頭を拾い上げる。
さっきまでプニプニしていた体は、急激な寒さと痛みで強張っていた。
頭から髪飾りを剥ぎ取る。またソプラノの叫び声が上がる。

「おぼうしさん!!まりしゃのおぼうじざんっっ!!ゆっきゅりできないよ!!やべちぇえ!!」
「れいみゅの!!れいみゅのおじぼん!!やべでね!!ゆっぎゅりやべじぇね!!」

面倒くさいからビリビリに破いて捨て・・・・えーと、コレ自然物だから春にはちゃんと腐るよな?
作業が終わると、親まりさと対面するように子供たちを置く。

「おかーさんに助けてもらえよ。大好きなおかーさんが目の前に居るだろ?」
「おきゃーさんたすけてぇっ!!まりしゃをだしゅけてねっ!!しんじゃうよぉっ!!まりしゃさみゅきゅてしんじゃうよぉっ!」
「おきゃーさん!!れいみゅをはやぐゆっぐりさしゃせてねぇっ!!ぎゃわいいれいみゅがゆっぐりできにゃくにゃっちゃうよー!!」

「ゆぅぅ・・・・きゅぅぅ・・・・」

しかし、か細い唸り声を上げる親まりさは殆ど死にかけだ。
先ほどの火災で帽子は焼け落ち、髪の毛は襟足以外チリチリに燃え、焼け焦げた黒い饅頭皮を露出していた。
さらに炎は額にも飛び火し、眉毛とまつ毛が焼けた事により皮が引きつり瞼が上がりっぱなし
つまり、目を見開いたまま固まっていた。

「ばぎゃなの!!さっざとだずげてね!!まりしゃゆっぎゅりできにゃくにゃっぢゃうでちょ!!」
「ぎゅずなおきゃーさんなんでぎらいだよ!!きょどもをみしゅてるおやなんてさいてーだよ!!ざっざとしね!!」」

親まりさは動くことも、喋る事も出来ないで子ゆっくり達の事を見聞きすることしか出来ない。

───と言うか不幸にも、耳も目も塞ぐ事ができず全てを受け入れるしか無かった。
子供たちの横暴全てを。

さすがにちょっと哀れだ・・・と2秒程思った。

「じゃ、俺帰って晩飯食って寝るから。ゆっくりしていってね」

一通り見世物も終了したので帰宅しようと別れの挨拶をする。
これ以上見てると寝つきが悪そうだ。

「まっでぇぇっ!!おにぃぃぃしゃぁぁあんっ!!きゃわいいれいみゅをだずげでぇぇ!!」
「ゆっ!?おにいじゃぁぁあん!!まりしゃのほーがきゃわいいよ!!れいみゅはおやをきょろすげしゅだよ!!」
「ゆ、なにいっでるの!?まりしゃ!!まりしゃのほーがゆっぐりできないげしゅだよ!!れいみゅはしゅっごくゆっきゅりできるよ!!」

後ろで耳を傾けるに耐えない罵詈雑言の応酬が始まった。
互いに罵り合い、自分がいかに価値のあるゆっくりかを少ない語嚢で叫び続けた。

そんな姉妹を目の前で見る親の胸中はどんなものだろう?喋らないから分からないけど、多分絶望だろう。
もっとも、親まりさの目にはもう何も見えて無かったかも知れないが

俺は明日の下山に備えてさっさと、吹雪の中のゆっくりに背を向けテントに戻った。
子ゆっくり達は最後まで、罵声と懇願の悲鳴を上げ続けていた。

今日は耳栓して寝よう。


◆ 【最終日】 ◆


まだ外が暗い中、俺は目を覚ました。
腕時計を見ると時刻は午前5時半。日の出までは後1時間ぐらいだろうか。
モゾモゾと寝袋から這い出す。

寝袋の上に座り込み、右手で頭を掻きながら考える。
今日は下山の日だ。日の出までに食事と準備を済ませ、明るくなったらすぐに出発しよう。
帰ったらいつものように麓の温泉に行こう。下山後の温泉は最高だから。

俺は簡単に予定を決めると、早速朝食にかかった。
面倒なので、パンとコーヒーで済ます。
食後、下山の荷造りはすぐに終わった。後はテントを畳むだけだ。

そうこうしていると日の出が始まった。先日の雪が嘘のような快晴だ。
俺はテントを出ると立ちすくみ、日の出の様子を眺める。カメラは無しだ。
最終日の日の出はいつもこうだ。写真に撮れない気分になるのだ。

「今回もありがとうございました」

太陽と山に向かって深くお辞儀をする。何故かそういう気分になるのだ。
俺は晴れ晴れとした気分でテントを手早く畳みリュックに収める。
後は下山するだけだ。

「っと・・・忘れるところだった。あいつらがいたっけ」

背負おうとしたリュックを置き隣人の事を思い出す。
まずは冷凍ゆっくりにした親まりさ達だ。

俺は昨日、親子を放置した場所に歩く。親まりさの黒く焦げた頭頂が雪の上から出てたのですぐに見つかった。
その場の雪を掘り返す。

瞼が上がりっぱなしで飛び出した眼球が凍りついている、気味悪い禿げた饅頭の親まりさ。
最後まで叫んでいたのか、口を大きく開きデスマスクに固まっている子ゆっくり達。

とりあえず食べてみる。子れいむから。

「モグモグ、ふむ・・悪くない」

常温であればかなり甘いのだろうけど、凍っているので調度良い甘さに感じる。
ちなみに、こし餡だった。続けざまに子まりさ(粒餡)も食べる。こちらも同様だ。

「お茶請けに良いかもな」

パンパンと手を払う。
ゆっくりを食べたら水分が欲しくなったので、横の新雪をかじって喉を潤した。

「さて、親まりさは・・・伴侶に返してやるか」

元よりライターオイルの焼き饅頭など食いたくないので
親まりさを片手に持つと、隣人の巣穴に赴く。
再び入り口が雪に埋もれていたが慣れたもんだ。すぐに掘り当てた。

「よう!おはよう!お別れの挨拶に来たぞ」

返事が無い。ただの洞穴のようだ。
中を覗き込むと親れいむ一匹しかいない。青い顔に不気味な声で笑ってる。

「ゆっゆひゅっっふっふっふふ・・・・」
「おいれいむ、子供たちはどうしたんだ?」

傍目に見て既におかしいのは分かるが、一応尋ねる。

「こども・・・?れいむにおちびちゃんはいないよぉ・・・いなくなっちゃたんだよぉ・・・
 どこにも・・どこにもいないんだよ・・みんなでむーしゃむーしゃしたかったのに・・
 おちびちゃんたちとむーしゃむーしゃしたかったのに・・・れいむしかむーしゃむーしゃできなかったんだよ
 なんで・・・なんで・・・なんで・・・なんで?」

やつれた顔に、虚空を見つめヘラヘラと笑いながら答える親れいむ。

「そうか・・・まあ、受け取れ」

俺は片手に持った禿饅頭を投げ込む。

「ゆ~ゅゆ~ん・・・なんかまりさにそっくりだよ・・・でもまりさはもっとかっこいいんだよ
 あれ・・?まりさ・・まりさ・・・どこ?すーりすーりしようよ・・・ねぇ」

目の前に転がってきた"まりさだったもの"にブツブツつぶやき続けるれいむ。
俺は巣穴の入り口を再び雪で埋めた。

「春までゆっくりしていってね」

俺は別れの言葉を告げると
巣を背にして雪に埋もれた山道を歩き始めた。

今日も太陽は美しく山は雄大だ。
麓の温泉も楽しみだな。




後日、家で写真の確認をしていると2枚だけゆっくりの写真があった。


お腹いっぱいで幸福そうな顔で寝ている子ゆっくり達2匹。
実親に制裁を加え醜悪な笑みを浮かべた子ゆっくり達2匹。


やはり俺はゆっくりを好きになる事は一生無いだろうと思った。



──────あとがき─────
ゆっくりを焼く話って多いけど、
凍らせる話って少ないな~と思って書いてみました。
リアルな話、凍らせた饅頭って歯応え合って結構好きです。
と言うか長かったんで2部に分けました。
「短くて面白い」と当初の予定はどこに・・・

作:六人

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最終更新:2009年04月03日 03:08
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