ゆっくりいじめ系2846 ありす虐待エンドレス『まりさ』

「ゆがあああ!もうゆるざないよ!まりざだぢはずっどゆっぐりさぜでやるうう!」

衝動に任せて、都会派の矜持をかなぐり捨てて叫ぶありす。
もはや子まりさ達に対する家族の情など微塵も残っていない。
あるのは異様な姿になっても都会派でゆっくりしていた我が子を奪った悪魔への憎しみだけだった。

「れいぱーがこわいこといってるよ!」
「おお、こわいこわい」
「だいじょうぶだよ!おにーしゃんがあのれいぱーはうごけないっていってたよ!」

子まりさ達は自分よりも数段大きいありすに憎悪の念をぶつけられてなお涼しい顔。
自分達にだって大きくて強い親がいて、それ以上にいざとなったらあの男が守ってくれると思っているのだろう。
にやにやと笑みを浮かべてありすの方を横目で見やりながら、3匹で何か話し合いをしている。

「まりしゃ!やっぱりれいぱーはやっつけようね!」
「みんなであまあまさんをむーしゃむーしゃしようね!」
「おうちもおおきくなるね!とってもゆっくちできるね!」

元気良く不穏当なことを口走りながら3匹はありすのほうに振り向く。
どの子まりさも口から涎を垂らしながら、あくまでも純真な丸っこい瞳をきらきらと輝かせながら。
ぽいんぽいんとどこか間抜けな音を立てて、ゆっくりとありすに近づいてきた。

「ゆっくりできないれいぱーはゆっくちちんでね!」
「「ゆっくちちんでね!」」

そう言ってどこか攻撃的な笑みを浮かべる3匹の子まりさ。
しかし、彼女達は気づいていなかった。
自分達にもその笑顔が向けられていることを。

「ゆっくりしぬのはおちびちゃんたちだよ!」
「ゆ゛っ!?」
「「ゆっくちー!お、おかーしゃん!?」」

いつの間にやら彼女達の後ろにいたまりさが長女子まりさを問答無用に踏み潰した。
自分よりはるかに大きい成体のまりさにのしかかられた彼女は、苦しむ暇すらなかっただろう。
ある意味で彼女は幸せだった。

「お、おかーしゃん!どうちてこんなこどしゅるのおおおお!?」
「しょーだよ!まりしゃたちなにもわるいことちてないよ!?」
「ゆっくりだまってね!おちびちゃんたちはずっとゆっくりするんだよ!」

大声で宣言しながら小さく跳躍したまりさは次女まりさを噛み千切る。
問答無用の一撃は次女まりさをほぼ真っ二つにし、口の中に入ったものは咀嚼されずに吐き出された。
彼女は自分の半身を見て呆然とした表情を浮かべたまま、息絶えた。

「ゆゆっ!や、やめてね!?ゆっくりやめてね!?」
「まりさがやめてっていったときにやめなかったこはだれ?」
「やだぁ!?ずっとゆっぐぢやぢゃああああ!?」

残された三女まりさは逃げ道のないケージの中で、唯一の可能性を求めて一心不乱に跳ねる。
彼女の向かう先にあるものは、かつては母と慕った、お面の男曰くゆっくり出来ないれいぱー。
散々罵倒したけれど、赤ありすを食べたけれど、きっとたったひとりの子どもなんだから助けてくれるはず。
そう信じてありすの頬にへばりつこうとした瞬間、頬を膨らませての威嚇をされてしまった。

「ゆぐっ!ど、どほぢぢぇぇ!?」
「おちびちゃんをたべたいなかもののゆっくりはありすのこどもじゃないわ!」
「ゆううううううううう!ゆっくぢぢねぇ!?ゆっくぢごろぢのれいぱーはゆっぐぢぢね!?」
「そうだね、おちびちゃんのいうとおりだね!ゆっくりごろしするわるいこはゆっくりしんでね!」

直後、鬼の形相というにはいささか間抜けな表情で呪詛の言葉を吐く三女まりさをまりさの影が覆い隠した。



「ま、まりさぁ・・・!」

ありすはただただ嬉しかった。
まりさが最後の最後で自分を助けてくれたことが。
子ども達は全員死んでしまったけれど、また産めば良いんだ。
飼い主の男性の家で、まりさとずっとゆっくりして、もっとゆっくりした赤ちゃんを産もう。

「ゆふんっ!これでれいぱーのこどもはみんなゆっくりしたよ!」

そんなありすの夢想をまりさは相変わらず攻撃的な笑みを浮かべたまま打ち砕いた。
彼女の目には紛れもなくありすに対する憎悪の色が宿っている。

「ゆぅ・・・?ど、どういうことなの?」

かつてのパートナーの口から出た予想外の言葉に戸惑うありす。
彼女を一瞥してから、まりさはいつもお面の男が出入りするドアを見る。
彼の姿がそこにないことを確認した所で、再びありすを見ておもむろに口を開いた。

「ゆっくりおしえてあげるよ!まりさはね、ありすがだいきらいだったんだよ!」
「ゆゆっ!?そ、そんなのうそよ!?」
「うそじゃないよ!まりさはありすのせいでずっとゆっくりできなかったんだよ!」

ありすに向かって怒鳴りつけるように喋りながら、まりさは2,3度その場で跳躍する。
人間で言う所の地団駄を踏むに相当する動作なのだろう。
いつもは垂れ下がっている目じりをもわずかに吊り上げて、全身で怒りを表現している。

「まりさはね、ありすとおんなじくきさんからうまれたんだよ!」
「ゆゆっ!?そ、そんなの・・・」
「ゆっくりだまっててね!でも、まりさはおにーさんのおうちでおおきくなったんだよ!」

ありすはまりさの言葉が信じられず、困惑していた。
確かにありすの母に男性のまりさがレイプされて生まれたのがありすなのだから、まりさの姉妹がいても不思議ではない。
しかし、ならどうして生まれたその日、まりさ種の姉妹の姿を見ることが出来なかったのだろうか?

「おにーさんのおうちで、ずっとずっと・・・まりさはゆっくりできなかったんだよ!?」
「お、おにー・・・さん?」
「ありすのおにーさんじゃないよ!おめんのおにーさんだよ!」

その一言で、ありすはまりさの生い立ちをなんとなく理解した。
彼女もまたありすと同じ日に生まれ、誰かに引き取られた姉妹の1匹ということだ。
だが、それでもまだ疑問は沢山あり、矛盾もいくつか存在する。

「ど、どうして・・・ありずとゆっくぢしでくれたの?」

まりさの説明では彼女が今まで仲良くしていた理由がまったく分からない。
だからこそ、ありすはドアの方を見て男がいないことを確認すると、その質問をぶつけた。
あの男に脅されているのかも知れない。そんな淡い期待を込めて。

「おにーさんとのおやくそくだよ!」
「お、おやくそく・・・?」
「そうだよ!ありすをとってもゆっくりできなくするためなんだよ!」

ゆっくり出来なくするために一緒にゆっくりする。
矛盾しているようにも聞こえるが、要するに信頼を裏切られたときの絶望感を味あわせようということだろう。
その結果、ありすは我が子を我が子が食らうという信じがたいものを見せ付けられたのだ。

「ゆっくりりかいしたよ・・・で、でもまだゆっくりききたいことがあ・・・」
「ゆっくりだまってね!もうおはなしすることはないんだよ!」

言い終えるが早いか、ありすに触れるほど近くまで跳ねてきたまりさは彼女の頬に噛み付く。
ありすはその動作が攻撃であったことにさえ気づかずにぼーっとまりさの口元を見つめる。
そしてペッ、と吐き出されたものの正体が自分の皮であることを確認して、ようやく悲鳴を上げた。

「ゆああ゛あ゛あああ゛あ゛あ!ありぢゅのほっべさんがああ゛あ゛あ!?」
「ゆっくりしずかにしてね!」
「ゆぐっ!?」

そこにすかさず強烈な体当たり。
底部が焼かれていて踏ん張ることの出来ないありすはころんと転んでしまう。
焼け焦げた底部をまりさのほうに晒した格好で、何とか動かせる頬などを必死に動かすて起き上がろうとする。
が、何の意味も成さない。

「おお、みじめみじめ」
「ゆぐぅ!み、みな゛いでよぉ・・・ごのいながものぉ!?」
「まっくろあんよのありすよりはとかいてきだよ!ゆっくりりかいしてね!」

そう言いながら、まりさは再び彼女に体当たりを仕掛ける。
ありすはは仰向けの体勢からうつ伏せにさせられ、床と口づけする羽目になる。
地力で起き上がることも出来ず、舌と口を使って何とか横を向こうとするが・・・

「ゆひぃ!?」

まりさに噛み千切られた頬が床と接触し、激痛となってありすを襲った。
痛みのあまりにありすは嗚咽を漏らし、めそめそと泣き始める。
そんな姿をまりさは薄ら笑いを浮かべたままただじっと見守っている。

「ゆっぐ・・・ゆひぃ・・・。やぢゃぁ・・・おうぢ、かえるぅ・・・」
「ありすにかえるおうちなんてないよ!ありすはここでずっとゆっくりするんだよ!」
「ゆっ・・・ゆぇ、お、おに゛ーさぁん・・・」

最後の希望である飼い主の男性に助けを求めるありす。
その直後、ケージのある部屋のドアがゆっくりと開いて・・・

「いや、今頃くさい飯食ってるはずだから」

お面の男がのっそりと姿を現した。

「おお、まりさ。ついに話したのか?」
「そうだよ!すごくゆっくりできないかおしてたよ!」
「そりゃそうだろうな。そいつの飼い主もそんな顔してたよ」

あの馬鹿面は傑作だった、と男は大笑いする。
つられてまりさも一緒に大笑いする。

「ゆうううううう!あ、あぢずのおにーざんのわるぐぢいわな゛いでね!?」
「断る。お前の飼い主はでーべーそー」
「ありすのおにーさんはでーべーそー」
「「げらげらげらげらげらげらげらげらげら!」」

床に横むけに倒れた格好のまま憤るありすを指差して男とまりさはさっき以上に大笑い。
しかし、その爆笑は突然終わり、男は冷めた声でまりさに命令した。

「もうそいつには飽きた。まりさ、さっさと潰せ」
「ゆっくりりかいしたよ!」
「あ、あやばりなさいよ゛!おにーざんにあやばっでね!?」

これぞゆっくりといった笑みを浮かべ、彼女に飛び掛るまりさ。
そんな彼女と男に向かってありすは吼える。
彼女達がその言葉を聞き入れるはずもなく、まりさはありすの皮を噛み千切った。

「ゆびぃッ!?」
「ありすはゆっくりしんでね!」
「そうだ。ありす、飼い主の悪口を言ったらゆっくりさせてやるぞ?」

口調だけでこれと言った意図のない思い付きだと分かるその言葉。
が、ありすにとって男性はまりさに裏切られた今となっては唯一無二の家族のような存在。
彼の悪口など言えるはずもなかった。

「そ゛、ぞんなの゛・・・どかいは゛ぢゃ、ないわ゛・・・!」
「・・・レイパーの癖に頑張るねぇ。今まで見た来た連中よりは優秀かも知れないな」
「ありずは、でいばーじゃ・・・ないわ゛よ!」

男に対する怒りが痛みを忘れさせるのか、まりさが噛み付いても悲鳴のひとつも上げない。
ただ彼の方を睨みつけたまま、延々と「いなかもの」だの「ゆっくりしてない」だのと罵倒を繰り返す。

「っち・・・優秀過ぎてつまらないな」
「さ、さわら゛だいでっ・・・ゆぶっ!?」

ありすの強情に業を煮やした男はケージからありすを引っ張り出すと、容赦なく床に叩きつける。
そして、ありすが二度と動かなくなるまでひたすら彼女を蹴り飛ばし続けた。



ありすが死んだ日から2週間ほど経ったある日。

「さあ、まりさ・・・行こうか?」
「ゆっくりついていくよ!」

男に抱きかかえられたまりさは満面の笑みを浮かべていた。
ありすは死んだ、これでようやくまりさは本当にゆっくりした生活を送ることが出来る、と。
自身の幸福な未来を信じ、幸せな家庭を想像して頬を緩めていた。

「おにーさん!まりさのはにーはどんなこなの?」
「・・・会ってからのお楽しみだ。でも、とってもゆっくりした子だぞ?」
「ゆぅうぅぅぅぅ!まりさ、どきどきしてきたよ!」

男と話しながら彼がまりさのためだけに連れてきたというハニーのいる部屋へと向かう。
彼のいつもと違ってもったいぶったゆっくりとした足取りに言おうなく期待感が高まってゆく。
素敵なパートナーとのすっきりーを想像するだけで思わず目尻が下がってしまう。

「おにーさん、ゆっくりいそいでね!」
「そう慌てるなよ。あと少しなんだから」
「ゆぅぅ・・・ゆっくりりかいしたよ」

男にこれ以上わがままを言ってはいけないと判断したまりさは少しだけ落ち込む。
それでもはやる気持ちを抑えきれないらしく、彼の腕の中でそわそわと底部や頬、口を動かしている。

「ついたぞ」
「ゆ~っ!ゆっくりたのしみだよ!」

やがて、男の足が止まった。
彼の右手がドアノブを掴むのを見つめながらまりさは頭の中で最初の挨拶の予行演習を始める。
もっとも、満面の笑みを浮かべて元気良く「ゆっくりしていってね!」と挨拶するだけのことなのだが。
ゆっくりとドアが開き、まりさの視界に清潔な白い部屋と丸いシルエットをした金髪のゆっくりの姿が飛び込んできた。





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最終更新:2011年07月29日 18:03
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