ゆっくりいじめ系2847 ありす虐待エンドレス『再会』

「だぢゅげでえええええええ!おに゛いいいいざああああああん!?」

このありすに子ども達を諌め、導く精神的余裕も能力もなかった。
子ども達のことなどすっかり忘れて、まるで赤ゆっくりのように大声を上げて泣き叫ぶ。
ここにいるはずもない飼い主の男性を求めて。
更に母である彼女の醜態が子ども達の恐怖心を更に煽り立て・・・

「みょーやぢゃあああああああ!」
「ふひゅ?!」

末妹の葛饅頭になった赤ありすが近くにいた長女ありすを跳ね飛ばして巣の外へと出て行ってしまった。
未だに慣れない葛生地の皮で一生懸命跳ねた後には涙が転々と残っており、巣の中に満ちる耐え難い恐怖から逃げ出したことを物語っている。
もっとも、彼女が1匹で生きて行けるほど巣の外は優しい場所ではないのだが・・・。

跳ね飛ばされた長女ありすも、死の恐怖に加えて、突き飛ばされた苦痛からゆんゆん泣き喚いている。
男性に細長い異形にされてしまった体では地力で身を起こすことも出来ず、楽な体勢を取ることさえも叶わない。
が、その苦しみと悲しみに満ちた時間もすぐに終わりを迎えた。

「やぢゃ、やぢゃあああああああ!?ゆっぎゅぢぢぢゃくにゃいいいいいい!?」
「ひゅぅ?!」

長女ありすの細い体躯は動くことは出来るもののいまだに前後を区別できない4つ目の赤ありすに踏み潰されてしまった。
動けるが思うように見えないという状況が、巣の中をデタラメに走り回るという事態をもたらした結果の不幸な事故である。
幸か不幸か、踏み潰された場所が良かったらしく、あまり苦しむことなく死を迎えた。

「やぢゃやぢゃああああああああ!?」

更に暴れ回る4つ目お赤ありすは平べったくなった三女を何度も何度も踏み潰し、限界まで皮が薄くなっていた次女を弾き飛ばして怪我を負わせた。
平たい三女ありすは不運にもそれをきっかけにカスタードが皮を突き破ってしまい、そこからゆっくりと彼女の命の源が漏れ出す。
一方、体当たりと転倒によって薄くなったを何度も傷付けられた赤ありすは複数の傷口からすぐに致死量のカスタードを漏らした。
その結果、2匹はうめき声を上げながら息絶えてしまった。

「「ひゃ・・・ふぁぁ・・・」」

残されたわずかな力で懸命に母を呼び、助けを求める。
が、母ありすは未だに泣き叫んでおり、彼女達の最期を見守るものは誰もいなかった。

「やぢゃぁ・・・ゆっぎゅぢ、やぢゃぁ・・・」
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・・・・ゆ゛っ・・・」

3匹の姉妹の死の原因となった赤ありすも暴れ回っている最中に何度も壁にぶつかって、小さな体を傷付けている。
痛みが恐怖を、恐怖が錯乱を、錯乱がより大きな痛みを、より大きな痛みが中身の漏出を、中身の漏出が死の恐怖を・・・
そんな悪循環に陥った彼女もまたすぐに姉妹の後を追うことになった。

数十分後、ありすがようやく我に返ったとき、巣の中にはありす以外誰もいなくなっていた。



自分だけになってしまった巣の中でありすは我が子の亡骸を食って生き長らえていた。
お出かけすることもなく、ただひとり巣の中で幸せな夢を見れることを期待しながら眠りにつく。
目が覚めたら我が子だったものを少量もそもそと食べ、かつて家族と歌ったお歌を口ずさむ。

「・・・・・・ゆっくち~♪」

そして、思い出していた。
自分に憧れのまなざしを向ける6匹の自分に良く似た赤ちゃん達のことを。
パートナーに良く似た3匹のやんちゃな子ども達のことを。

「ゆっ、ゆっ、ゆっくち~♪」

そして、思い出していた。
その歌がとてもゆっくり出来ると褒めてくれたつがいのまりさの事を。
黒い帽子と金色の髪が目を引く、大好きなダーリンのことを。

「ゆ~ゆ~♪」

そして、思い出していた。
下手糞だけど歌っているときの笑顔が可愛いと言ってくれた飼い主の男性のことを。
大きくて強くて、だけどとても優しい彼の手の温もりを。

「ゆっきゅち~♪ゆっきゅち~♪」

そして、思い出していた。
母に会いたいと泣きじゃくる自分を慰めてくれた優しい姉達のことを。
一緒にお歌を歌ったときのゆっくりは今でも忘れられない。

「ゆ~ゆ~ゆ~・・・」

しかし、今のありすの傍には何一つ残されていなかった。
姉達はいつの間にかいなくなり、男性はありすのせいで捕まり、まりさ種の家族とは隔離され、赤ありす達は全滅。

だからありすは夢の中で皆と会えることを信じて再び目を閉じた。



日にちを数えることすらも忘れ、ただ昼間に一度外に出ては草を食んでは寝るだけの日々を過ごすありす。
そんな彼女の元にあの男が再び姿を現したのは、およそ3週間ほどの月日が経過した日のことだった。

「くっくっく・・・まさかここまで出来損ないだったとは・・・」
「・・・・・・・・・」

お面をつけた男が巣に引きこもっていたありすを無理矢理外へと引きずり出した。。
以前と変わらない嫌みったらしい口調で彼女のことをあれこれと馬鹿にしてくるが、今の彼女に反論する気力など残っていない。
そのことは男も十分に承知しているらしく、ありすの反応について気に止める様子はない。

「でもなぁ、そんなんじゃ駄目なんだよ。分かるか、ありす?」
「・・・・・・・・・」
「だから、お前に最高のお土産を持ってきてやったぜ?」

そう言って男は手にしていた箱を開けると、その中身を地面にぶちまけた。
ころんころんと転がって箱の中からプチトマトサイズの丸っこいものが4つ姿を現す。
その丸いものの正体は4匹の赤ゆっくりサイズのありす。

「ゆっきゅ、ちぃ・・・」
「「ゆひぃ・・・ゆひぃ・・・」」
「ゆー・・・ゆー・・・」

いや、4匹とも酷く痩せ衰えているため厳密には丸いと言える形状ではない。
髪はぼさぼさのぱさぱさで、頬には赤ゆっくりらしいハリもツヤもなく、瞳は濁っている。
ありすは、4匹の惨めな姿を見て愕然とした。

「ゆ、ゆゆっ!お、おねえ・・・しゃん?」
「「ゆぎゅぅ・・・」」

いや、4匹がいかに惨めかなど彼女にとっては瑣末な問題である。
彼女を驚かせた最大の要因。それは、彼女達が紛れもなく生き別れた姉達だったことだ。
サイズが昔と殆ど変わっておらず、酷くみすぼらしくなっている。
しかし、頭にちょこんと乗っかったカチューシャが何よりも雄弁に彼女達の正体を教えてくれる。
頭頂部のカチューシャだけが姉妹のものなのかもしれないが、真偽を知る術をありすは持ち合わせていない。

「どうだ、びっくりしただろ?」
「ど、どうちて・・・?」
「お前が生まれたその日に赤ゆっくりを引き取った連中がいてな・・・」

驚きのあまりに呆然としているありすを尻目に男は心底楽しそうに語り始めた。
引き取った連中が条例違反を恐れたのか全員その日にありすの姉達を彼の勤める施設に届けにきたことを。
処分しても構わなかったがまだいるんじゃないかと思い、彼女らの姉妹の総数を聞きだすためにあえて生かしておいたことを。

「サイズを保ったまま死なないようにするのはさ、大変なんだ」
「そ、そんなこちょ・・・きいちぇないわよ!?」
「勝手に語ってるだけだから気にするな。実際、こうやって成功するまでに何度も失敗したんだぜ?」

餌の量が多すぎて成長してしまったり、少なすぎてくたばっちまったり・・・と楽しそうに囁く。
そうして男がひとりごちっている間にも衰弱した姉達がよろよろと立ち上がり、ありすのほうを見た。
その目はありすの知る優しげな光を帯びたものではなく、飢えた獣のようなぎらぎらした輝きを放っている。

「まあ、要するにこいつらのせいでお前とお前の飼い主はこんな目にあったって事さ」
「ゆゆっ!?」
「でも、そいつらを恨むのはお門違いだぜ?」

言われなくても分かっている、とありすは心の中で毒づいた。
心無い人間の手に渡ったばかりに酷い目に遭った姉達を恨むつもりなど、微塵もない。
ありすのそんな態度を見て、男は愉快そうに笑っている。

「まあ、お前が恨まなくても・・・そいつらはお前を恨んでいるけどな」
「なにいってりゅの!そんにゃわけ・・・ゆゆっ!?」
「「ゆっぐぢー」」「ゆ゛ぅ・・・」

反論しようと口を開いたありすは、姉達の目の輝きを見て絶句した。
その眼差しは間違いなくありすに対して敵意を抱いているもののそれだった。

「ほら、お前の飼い主が後生大事に取っていた映像あるだろ?それを見せてやったんだ」

男は懐から『ありすのゆっくり生活7』と書かれたビデオを取り出し、地面に叩きつけた。

「それでさ、言ってやったんだよ。お前達がゆっくり出来ないのはこいつがゆっくりしてるせいだ、ってな」

彼は叩きつけたビデオに足を乗せ、話を続ける。

「最初の頃はそんな訳ないって反抗してたけどな、そのうち俺の言うことを信じるようになったよ」
「それからさ、そいつらに教えてやったんだよ。お前を殺したらお前に奪われたゆっくりを取り戻せるぞ、ってな」
「・・・お前らの中で生き残った1匹だけゆっくりさせてやるから、せいぜい頑張れよ」

言い終えるが早いか、男はありす達に背を向けて何処かへ行ってしまった。



「ゆぅ・・・お、おねーちゃんたち!ゆっくちしていってね!」
「「「「ゆっきゅち、ぢんでいっぢぇね・・・!」」」」

苦し紛れの挨拶に対して殺意のこもった返事を返された。
姉達の力が赤ゆっくり以下であることは疑う余地もないことだが、それでもありすは彼女達の眼光を前に怯んでしまう。
いわれのない憎しみに濁った8つの瞳がじっとありすを凝視し、少しずつ距離を詰めてゆく。

「ゆぅ・・・やべぢぇね!ゆっぐぢごないでね!?」
「「ゆっきゅぢぢねぇ・・・」」
「「ゆっきゅぢをがえぢぇ・・・」」

ゆっくり後ずさるありすは徐々に逃げ場のない巣穴の中い追いやられる。
せまってくる姉達はあまりにも小さく、その気になればいつでもつぶせるような相手だ。
しかし、それを実行する勇気がありすにはない。
巣の壁面に張り付いたまま、念仏のように「ゆっくりやめてね!」という言葉を繰り返している。

「ゆっくちー!ゆっくちー!?」
「「ありぢゅは、ゆっぎゅぢ・・・ぢゅるよ」」
「もっど、ゆっぎゅぢぢぢゃいよ・・・」

そんなうめき声を上げながら姉達はじりじりと這いずってくる。
ありすは動くことも、反撃することも出来ずに相変わらず巣の端っこで悲鳴を上げるばかり。

「「ゆっぎゅぢ、ぢねぇ・・・」」
「「ゆっぐぢをきゃえぢぇ・・・」」

やがて、ありすのすぐ傍までやって来た姉達は彼女の皮に歯を突き立てた。
その痛みにありすは思わず「ゆぴぃ!?」と悲鳴を上げるが、肉親の情が邪魔して振り払うことが出来ない。
泣きながら痛みを堪えるが、その間にまた別の姉妹がありすに噛み付く。

「ゆひぃ!?や、やめぢぇね?!」
「ゆっぎゅぢぃ・・・」
「ぢにぇ・・・!」

ありすは赤ゆっくりのような言葉遣いで必死に止めてと叫ぶが、聞き入れてもらえない。
姉達はうめき声を上げながらもしゃもしゃとありすの皮を食い破り、やがて中身のカスタードへと達した。
ここに来て耐えることが出来なくなったありすは今更ながら姉たちを振り払うべく身をよじろうとする。

「ゆやあああああああん!・・・ゆっ!?」
「ぢにぇ・・・」「ゆっぎゅぢぃ・・・」
「「むーちゃ、むーぢゃ・・・」」

しかし、思うように体が動いてくれず、姉たちを振り払うことが出来なかった。
赤ゆっくりサイズの姉たちが食べる場所は彼女の底部付近になり、ゆっくりはそこを傷付けられれば動きが悪くなる。
いたって単純な理由だが、そこまで考えが及ばないありすは金縛りにでもあったかのように顔を引きつらせている。

「やぢゃ・・・やぢゃぁ・・・ゆっぎゅぢ、やめぢぇ・・・!」

ありすはまるで赤子のようにゆんゆん泣きながら許しを乞う。
が、ありすへの憎悪と生き延びた後のゆっくりだけを原動力にしている彼女達が止まることはない。
身動きが取れず、抵抗できないありすをゆっくりと中から食い散らかしてゆく。

「ゆぴぃ!?ゆ゛っ・・・ゆぎゅ・・・?」

4匹の姉達はカスタードをかき分けながらありすを貪り続ける。

「ゆっきゅぢぢねぇ・・・」
「もっと、ゆっぐぢしたかったよ・・・」
「むーぢゃむーぢゃ・・・」

やがて、内から響く絶えることない怨嗟の声の中でありすは息絶えた。



翌朝、かつてのありすの巣へやってきた男の視界に1匹の赤ありすの姿が飛び込んできた。

「ゆっきゅちちていってね!」
「ああ、ゆっくりしていくさ。生き残ったのはお前なんだな?」
「しょーだよ!ありしゅがんばっちゃよ!」

赤ありすは傷だらけで泥だらけの小さな体でゆっへん!とふんぞり返って見せる。
その表情は生き残った達成感とこれからの生活に思いを馳せる希望に満ちた明るい笑顔。
苦難を乗り越えたせいか、それとも大量に食べたせいか、彼女の体は一回りも二回りも大きく見えた。

「そうか、なら俺の家でゆっくりしよう」
「やっちゃあ!ゆっきゅちー!」

その言葉を聞いた赤ありすは元々満面に近い笑みを更にほころばせた。

「ただし、俺のしつけは厳しいぞ?」
「だいじょうびゅよ!ありしゅはときゃいはだもにょ!」
「くっくっく、そいつは頼もしいなぁ・・・」

お面を取って赤ありすに素顔をさらした男は彼女を手の上に乗せ、ありすの巣を後にした。





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最終更新:2011年07月29日 18:04
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