ゆっくりいじめ系2884 金バッチ品質保障証

   -----------------------------------------------------------------------
      注意!・人様の設定と俺設定がモリモリ混ざり合ってとっても危険です
     ・覚悟完了を厳守の後、ご観覧下さい。
   -----------------------------------------------------------------------





ここは街角にある中規模店舗のゆっくりショップ
私はチェーン店の店長として、ここを預かる責任者の立場にある。
当然‘商品,に対して、愛で心もゆ虐心も起こらない
あくまでも中立の存在としてここに存在する。

……おっと、お客様が来たみたいです。それでは失礼します。


「いらっしゃいませ」
「この銀ゆっくりと飼育用具一式を下さい」
ちょっと渋めのお兄さん?がゆっくりをご購入。ありがとうございます。
…だが、その後財布の中身を引っかき回している。

「あれ?足りない…どうするか…うーん…。」
チラチラゆっくりを見ながら考えている。

…ここはゆっくり判断を待つべし
人から言われるより自分で決めた方が後の為である。

そして…ゆっくりのキラキラした目で決めたらしい。
「支払いはカードで。」
…これで晴れて銀バッチれいむは飼い主に巡り合った。

このゆっくりれいむを見ながら私は内心で思う…
(…他のゆっくりとは何かが違う。)
それは確信ではなく肌で感じた感想だ
何が違うかわからないが悪い方向では無いだろう。多分

その間にレジを軽やかに通し、支払い手続き完了
「ありがとうございました。」
…その時内心でまた思いにふける
…後姿で去っていくあの家族に幸があらん事を……。

そして、入れ替わりで客が入って来た
その手には金バッチまりさ。その目で全て把握する。

「…あの…交換希望したいんですけど…」
「はい。それではこちらにお掛け下さい。」





金バッチとは、人間がゆっくりとすごせる環境を簡易に維持できるように、
性格と躾、全てを兼ね備えたゆっくりのエリートである。
ただし、飼い主が甘やかすとメッキが剥がれゲスに成り下がる。

…でも極まれに育成に問題が無くてもゲスになる場合があった。
だが判断は難しく、お客の泣き寝入りが多いのが現実問題として浮上した。
そこで立ち上がったのが、ブリーダーのプライドを賭けた新しい制度、


     {金バッチ保障証制度}


…この制度は本社が始めた取り組みだ。
期間内なら正常飼育でゲス化したら何回でも交換可能。業界としては画期的な制度だった。
しかし、上役達は渋い顔で開始されたこの制度を冷ややかな視線で見下ろした。


実際…蓋を開けてところ……。
大盛況である。

「保障証が付いてると安心して買える。」
「ブリーダーの躾が素晴らしい!」
「ゆっくりの質が他の店と違う。」
破竹の勢いで店舗は急成長!ぶっちゃけウハウハだった。

…だが問題も出てきた。金バッチと偽り野良を持ってくる姑息な客が目に付くようになった。
でも安心して欲しい!そんな事は想定済みだ。




「…んーーーーっ…!」
私は妊婦さんに使うエコー検査のような機械を金まりさ(疑)にあてる。
「ゆっ!くすぐったいんだぜ!」
……目を見た時既にわかっていた。こいつはゲス化している。
「ゆっふーっ!なかなかのてくにしゃんだよ!まりさのぺにぺになめてもいいよ!」
…ねちっこいまりさの視線を受け流し検査を続けると……。

                      • ピピーーーーッ!!------------

そして結果がモニターに表示される。


 { Error 01 }


「…申し訳ありませんが。このゆっくりは当店のものではございません。」
「…えっ…そんなはずが…。」
「このまりさの中にはチップが存在しません。よって保障は致しかねます。」
「そんなっ…!…確実にこの店舗で購入したんですよ!保障してください!」

……お客様の語尾が荒くなってきた。テンション上がってきたぜ~!ってやつですか?

「このまりさを解体した時チップが無い場合は訴訟申告の可能性があります。」
…解体と聞いてまりさの時が止まる。

後は思ったとおり。「勘違いでした」と言葉残されてのお帰りです。
…あのまりさはの未来は暗い。常識的に考えて。


こういう類の詐欺まがいが後を絶たない。
そこでチップの存在が全てを明るく導く。
ゆっくりにはそれぞれ微弱な電磁波が固体別に存在する、
…まるで指紋の様に。

それを機械に覚えさせ固体認識として利用する。
このシステムが有るからこそ、保障制度が成り立つのだ。

チップが無いのはもうNGである。お話になりません。

そして次の客もとんでもなかった。


…れいむがボコボコでご対面。


「お引き取りください。」


「なんでだよっ!?」


パンフレットを開き説明した。
そこには…『---正常飼育でゲス化したら何回でも交換可能---』
凄い放心したような怒りに満ちたような顔で絶句していた。
その後バッと翻し店を出る。

「…クソッ……クソッ!…なんでこんな……。」

悪態をつきながら帰っていった。
あの人はゆ虐の目をしていた。……だからどうという事は全く無い。
…だってお客様だからだ。



それと正常飼育でも一度死んでしまうと……、
詳しくは仮死状態に近い状態でジュースで急激に蘇生させるとチップが認証しなくなる。
…体質?が変わるのか半分以上別人に近くなってしまうのだ。
一部の特殊なケースにしか現れないが、購入者には念入りに説明している。
その事前説明の効果なのか、その事例は滅多に無い。

…さっきのボコボコれいむも滅多に無いレアな事例だった。金バッチでボッコボコ……、

……まぁ気にせず仕事仕事……。



ある日、胴ゆっくりが売れた。…?お父さんは不満そうですね。
別の日、赤ゆと銀ゆっくりが売れた。生餌同時購入ありがとうございます。
違う日、極安ゆっくりフードが売れた。喧嘩でもしたのかな?
次の日、難有りゆっくりが大量に売れた。…何につかうのか。



あくる日、熱心に「ありすのぺにぺにに関する情報が欲しいの!」
と言うお姉さんの対応をしていた。ちょっと卑猥…イヤイヤ、…イカンですよ……。
……その時ある客が訪れる。

「金バッチ交換お願いします。」
「ではこちらにどうぞ。」
お姉さんは外に行かず店内に消えていった。
……まだ話は終わってないらしい。



金バッチぱちゅりーを検査する
「むきゅ!おにいさんやさしくしてね!」
目を見てもゲスは感じられない。良質なゆっくりの様だ。

                    • ピッ----ピピッ!----------------

 { Certification OK }

…認証OK。
それを見た飼い主は明らかに目じりが緩む。


だが…ここからが本番なのだ。
…これらの行為はただの篩いに過ぎない。


真の検査はゆっくりを多少傷つける。
了承を取り背中からあんこを取り出す……。
……それを別の機械に入れて測定をかける。



                      • ビーーーーッ!------------------

 { DNA Error }


顔が青ざめる。
通ると思っていたのだろう。だが認証は中枢餡のDNAで行う
中核が違うのならば別のゆっくりに過ぎない。

悪質な手口なので本部に通達は確定
…ゆっくりはんけつをまってね!
お客様じゃない人には厳しくなります。



…そしてお姉さんが近づいてきた。
…すいません…帰ってください…とも言えず……。




この様に詐欺まがいの手口が多く、
正式にされる交換は1月あたり数件程度である。
だが、それでもブリーダーとしては「多すぎる!」と躍起になって躾を行っている。

我がグループは素晴らしい。
誇りを持って仕事に励める。
ぜひお買い求めになる際は○○○支店をよろしくお願い致します。
















「…OKでーす。」
「ご苦労様でしたー。」
「そっちの機材持ってってー。」


……そう、撮影が入っていたのだ。
番組名は「ゆっくり詐欺24時」、
最近増加してきた金バッチ詐欺が番組の一部分で起用される。

結構長期間だから気疲れした。
サクラでも立てて取るのかと思っていたがガチでした。
…スタッフの皆様、大変失礼いたしました。



ショップの一日が終わる。
だが戸締り確認と掃除に在庫確認。ゆっくりの状態確認。
…まだまだ仕事は終わらない。



…その後静かになった店内から倉庫スペースへと移動する。
基本ゆっくり商品は本社から厳選されてくる。
店でする事は少ない。個人店だと繁殖は必須だが、ここではその必要は無い。

だが、1つだけ重要な仕事をやらなければいけない。



…皮剥きをして本社の餌に混ぜる事。

「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!ゆっぐぢやべでねぇぇぇぇぇぇ!」
「おでい゛ぢゃぁぁぁぁぁん゛!ゆ゛っぎゃ゛ぁぁぁっ!」
「やめぢぇね!きゃわ゛いいれいみゅはだぢゅげでねっっ!」

「「「きゃわいくてごめんねっ!!!」」」
ゾリ…ゾリ…ゾリ…ゾリ…ゾリ…ゾリ…ゾリ…。

「「「ゆ゛っぎゃ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ゛っ゛!!!」」」


ゲス化と売れ残りは、本社に返品をした後加工される。店では加工してはいけない。
…だが例外は「輸送中に事故で出来た赤ゆは新鮮なうちに加工する事」

当然生餌用にも回される事があるが、本社からも在庫が補充されている。
よって余分な固体は加工されて餌になる。

邪魔なお飾りと薄皮は特殊な突起が付いた機械でじっくりと剥がされる。
苦痛は最高潮。甘みは極上。本社の餌に混ぜる分が超過した場合は、常備薬扱いとして生きたまま冷凍保管される。


{--私は当然‘商品,に対して愛で心も}

ゆっくりと赤ゆを摘みあげ、目の高さに持ってくる。

『おちょらをとんでるみちゃい!』

の気分では無いらしい。しーしーを漏らしながら恐怖に震える。
聞こえる声は同属の悲鳴。聞こえる音は機械鳴りと聞いてはいけないなにか。

「た…たちゅ…、」

{--ゆ虐心も起こらない。}

「…け……て……。」

{--だが赤ゆは見た。}

「…………………………………あっ………。」…ゾリッ…。

{--口の両端が上に吊り上った男の顔を。}

ゾリ…ゾリ…ゾリ…ゾリ…ゾリ…ゾリ…ゾリ…。



…倉庫に赤ゆの声が響く。
削られて。削られて。削られて。
全てを呪いながら
餌となる





 終





1「れいむとまほうのいた」
2「金バッチ品質保障証」

  • 教訓と反省-(と言い訳)
  • DNAはデオキシリボ核(餡)の略。
  • 「核取ったら死ぬだろっ!」
(中枢餡の周囲になんとか餡がある設定、それを検査すると酷似の結果がでると言う方向で)
  • テレビ撮影演出は色々な時間経過をムリヤリごまかす為。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2011年07月30日 01:16
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。