ゆっくりいじめ系616 ゆゆほーる

掃除機





俺は困っていた。途方もなく困っていた。
趣味のゆっくり虐待に興じすぎて、餡子の処理を忘れていたのだ。
このままでは愛すべき我が家がゴミ屋敷ならぬ餡子屋敷になってしまう。
それだけは避けなければならない。虐待お兄さんの称号が餡子おじさんになっては
先祖のお兄さんたちが悲しむではないか。
途方もない餡の山を目にしながら俺は溜め息をついた。
ゆっくりに処理させるという手もあるが、あいつらの食べ方は汚い。
どのくらい汚いかというと、辺りにコーヒーをぶちまいたうえに吐くぐらい汚い。さながら肥溜めだ。
そしてなにより、虐待お兄さんの名にかけて、ゆっくりどもに「しあわせ~」と言われるのは避けたかった。
もうね、アホかと。あいつら脳がないのかと。いや、脳はないか。
だが俺は思い出した。
ゆっくりでありながら、食い物を跡形も残さず捕食する存在を。
俺は早速必要な素材を集めるため香霖堂へと向かった。


「・・・まったく君も物好きだね。そんな物どうする気だい?・・まあ深入りはしないが・・・」
素材を集めた俺は、この計画の要となるゆっくりを探しに森へと向かった。




「こぼね~」
あっさりと見つかった。
そう、この計画において最も重要な役割のゆっくり、ゆっくりゆゆこである。
腹も空かせているようだし丁度いい。
「ゆゆこ~おいしい物やるからお兄さんのお家にこないかいハアハア」
「こーぼね!!」
それにしても単純な奴だな。ある意味他のゆっくりより扱いやすいかもしれない。
俺はゆゆこを捕まえると麻酔を打ち込んだ。八意先生特製ブレンド、税込み6,500円。おかげで今月の生活費が足りないのは内緒だ。
俺は家に戻り早速制作を始めた。家に戻るとゆっくりが入り込んでいたのはお約束。
今回は虐待ではなく実験体になってもらうとしよう。



ゆゆこが目を覚ますと、そこは夢のような世界だった。
目の前に大量の餡子があるのだ。ゆゆこも満腹になるような量の。
目を輝かせて、ゆゆこは飛びつこうとした。だが、動けない。
本当に動けないのだ。涙目になってくるゆゆこ。
「おお、目が覚めたか。」
気がつくと目の前には昨日のお兄さんがいた。
「こ~ぼね!!」
抗議の声をあげるゆゆこを尻目にお兄さんはそこにあったとってを掴んだ。
すると、あれほど動かなかった体が動くようになった。喜びに顔を緩めるゆゆこ。だが、その表情は一瞬で苦悶の表情へと変わった。
「ピッ」
何の音かと思うまもなく、大量の餡子がゆゆこの口に入ってくる。
「ゆぶっゆ”ぶお”お”お”お”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉぉぉぉぉぉ」
さながら山彦の様に、ゆゆこの声が響く。
大量の餡子は10秒とたたぬうちに消え失せた。


ゆゆこは何が起こったのか分からなかった。
なぜだろう、おいしいはずなのに気持ち悪い。
ななになになにないなになになになになになになになになになになになに
その内ゆゆこは考えるのをやめた。


後の大ヒット商品、ゆゆこほーるの誕生である。



後書き

2本目、正直すまんかった。スレのダイソンネタで書いてしまった。
ちょっと使ってみたい・・やっぱいいや
~白い人

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最終更新:2008年09月14日 07:48
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