尾ノ上死す
**尾ノ上死す 尾ノ上貴裕という人物について、軽くまとめ上げてみようと思う。 何故こんな事をするかと言えば、それは、尾ノ上が今回のエピソードでズガンされる事が予め約束されている存在だからである。 今回の題名を見ればわかる通り、尾ノ上は死ぬ。 ひっかけも、どんでん返しも、叙述トリックも仕掛けられてはいない。 それは、『金田一少年の事件簿』で金田一少年が事件に遭う事や、『オペラ座館殺人事件』でオペラ座館で殺人事件が発生する事と同じ原理だと考えてもらって構わない。 早い話がネタバレであるが、「~~死す」というネタバレが痛いのは、その人物への特別な愛着や思い入れを持つ人物が多かったり、勝敗の行方が気になったりする場合であり、尾ノ上の死がネタバレされたところで、「ふーん、そう」で終わる。 つまり、ネタバレをしたところで、誰も迷惑を被る事はないし、早いうちに結果を人目に晒してしまった方が早いのも確かである。 ちなみに、どう死ぬかというと、普通に小泉螢子に殺されて死ぬ。 ここまでの話に全く嘘偽りはない。 最後に死亡表記が出るので、それもスクロールして参照してほしい。 というか、もう先にこうして書いてしまっている以上、いっそこの場ですぐに書いてしまった方が早いのではないか。 そうだ、もういっそ書いてしまおう。 &color(red){【尾ノ上貴裕@学園七不思議殺人事件 死亡】} と、このように、尾ノ上は間違いなく死ぬ。それは覆らない。 黒魔術で蘇る事も、少なくともこの話ではない。彼はただの大きめな肉塊になる。 念のために最後にもう一度、こうして尾ノ上の死亡表記を確実に掲載する事もあらかじめ告げておこう。 またスクロールすれば尾ノ上の死亡表記をもう一度見る事になる筈だ。 ……こうして、既に始まりに結果が書かれてしまったら、もうこの先の物語を読む必要はないかに思われるかもしれない。 そう。 それは、まったく、その通りである。正論だ。 結果だけわかれば良いのならば、もう今回は状態表までスクロールしてしまえばいい そして、もうポケモンGOをするなり、金田一を読むなり、自由に余暇を過ごせばいいのだ。 この話が「文章を楽しむ」といううえでも何の期待値も抱けないのは、ここまで見れば充分にわかる事だろう。 だが、それでも読みたいという人の為に、敢えて、今回は尾ノ上を語る最初で最後の機会として、このような場を設けさせてもらった。 今回は、ある問いの為だけに或るような話なのである。 そう。 ――――尾ノ上とは、何者なのか? という、素朴な問いだ。 もし、この問いに興味がないならば、もはや読む価値はない。 この続きを書きたい人間も、今回で死ぬ書き手枠の尾ノ上など気に掛ける必要は全くない。 仮にもし、金田一ロワを全話きっちり読んだと胸を張って言いたいならば――あるいはそれくらい本気で金田一ロワを見たいならば、読んでもいいかもしれない。 文章力や話の構成を知りたい人間は、どうぞ、他のロワを読むと良い。 だが、一度でも、『金田一少年の事件簿』を本気で読み込もうとしたならば、より深い問題を追及する必要があると、私は考えるのである。 これらを知った上で尾ノ上について論じたいならば、まず尾ノ上の説明から始めよう。 尾ノ上貴裕は、『学園七不思議殺人事件』に登場し、放課後の魔術師に殺されるデブである。 桜樹先輩の死や美雪の負傷、犯人の開き直りや校舎の秘密など、色々と濃い内容に隠れがちとはいえ、彼もそこそこ印象に残る事は間違いない。 割とグロめな遺体描写も特徴的だし、何の非もないのに死んで晒しものにされる哀れさは一度見れば忘れがたいのだ。 テレビスペシャルだとデブがプールに浮いているシュールな画が脳裏に焼き付くだろう。 そもそも『学園七不思議』自体が、ドラマやアニメの第一話(ドラマではパイロットのようなスペシャルドラマ)となり、完成度も屈指の事件なので、何かと話を覚えている人も少なくないと思う。 で、そんな尾ノ上はミステリマニアらしい。 しかし、「ミステリマニア」という設定のキャラが、これまでこの作品に何人出てきただろうか。 ミステリ小説を書いている設定のキャラも、度々登場するくらいである。 賞の応募では、どうやら箸にも棒にもかからない様子だが、まあ正直普通の高校生ならそんな物だろう。 ここまでは何もおかしくない。 脇役相応の扱いである。 きわめて本格ミステリらしい凡庸な脇キャラ設定と、数合わせや賑やかしの為に存在するかのような適当な個性。 実にどうでもいい被害者だ。死のうが誰もショックを受けない。 しかし。 ただ一点、彼に関して、気になってしまう描写がある。 もう一度、尾ノ上が初登場した際のやり取り(単行本4巻・学園七不思議殺人事件①)を読み返してほしい。 ここにはこんな会話が記されている。 「尾ノ上、お前ミス研だったのか?」 「ああ、こう見えても推理小説マニアなんだぜ」 明らかに金田一は尾ノ上を知っているようなのだ。 我らが主人公・金田一と、ミス研入部以前からの知り合いである……という場面だ。 そう――それこそが、尾ノ上に対して、金田一ファンがどうしても引っかかってしまう点の一つなのである。 金田一がさも当然のように「尾ノ上、お前ミス研だったのか?」と言っているが、そもそも読者はこの時点で尾ノ上なんぞ知らない。 オペラ座館にも、異人館村にも、雪夜叉伝説にも、尾ノ上の存在は見受けられない。つまり、今回からの新キャラである。 それにも関わらず、金田一が一切の説明を抜きに尾ノ上を既知の友人であるかのように扱い、普通に尾ノ上と接している。 勿論、金田一の交友関係は謎になっており、そこがまた「あくまで普段は一生徒」という探偵キャラの個性を立てている。 普段はどうやら悪友たち三人を含んだ四人グループで行動しているようだが、殆どのエピソードではそのうち二人しか登場しない(『悲恋湖伝説』、『蝋人形城』、『怪盗紳士』を手に取って、冒頭で出てくる金田一の友人を見比べてみればわかる)というあたり、やはり金田一の人間関係は物語中ではおおざっぱに考えられている。 しかし、尾ノ上の場合は、そんな名前のないモブどもと違って、「死ぬ」のだ。 死んだうえに金田一に対して反応してもらえず、普通にスルーされるのだ。 その尾ノ上が一体、金田一とどのくらいの距離感にあった人物なのか、気にならないだろうか。 そう、もっと根本的に言うなら、制作者は、果たして金田一と尾ノ上の関係をどういう物だと想定してあの話を書いたのだろうか? ああしたやり取りが描写されるという事は、少なくとも、制作者の中には尾ノ上に対して漠然としたイメージや設定が存在していた筈である。 しかし、それは最後まで表に出される事もなく、尾ノ上の死にも金田一はほぼ無頓着に『学園七不思議』は幕を閉じた。 事件解決ごろ、金田一は、過去の事件の死者、最初の死者、そして犯人の死にさえも何か反応を示すのに対して――尾ノ上に関するアクションは全くのゼロなのである。 もう一度問おう。 ――――尾ノ上とは、何者なのか? 金田一の事なら何でも知りたい、という読者は、勿論、こんなどうでもいい事も気にして然るべきである。 謎に包まれている金田一の交友関係を紐解く一つのカギになるのではないだろうか。 今や、「雪影村で綾花は何を探してたの?」や「金田一はなんであんなにダビデの星に詳しいの?」、「なんで不動高校ってA組とか3組とか5組とかF組とかあるの?」、「F組の相馬真紀ちゃんって何の為に出てきたの?」などに次いで、「多少気になる金田一の謎」の一つに数えてもよさげな尾ノ上のあの反応。 まさに、彼の方こそ、「金田一七不思議」の一つと数えて良い存在なのではないか。 もう一度、金田一の台詞に焦点を当てよう。 「尾ノ上、お前ミス研だったのか?」 たとえば、金田一のタイミングとこの言い方だと、「一年生の時の友人」とかよりも、もう少し、「ごく身近な友人」というニュアンスに感じ取れる。 去年の知りあいならば、もう少し久々に会うようなやり取りや余所余所しさも出てくるだろうし、普段よく合っている人物だからこそ、素早くこうした質問を投げかけられるのではないか。 尾ノ上の顔を見た瞬間、馴染みのある様子でこんな言葉を投げかけるのは、ごく最近の友人だと考えて良い。 また、それでいて「尾ノ上がミス研だと知らない」「尾ノ上がミステリー好きである事さえ知らない」という距離感から、近しい友人・親しい友人ではないようだ。 それに加え、あの美雪が金田一に対して、「はじめちゃん? この人は知りあい?」というような反応を示さないのが妙でもある。 美雪は『首吊り学園殺人事件』においても、久しぶりに千家に会った時に金田一に彼が知りあいであるのかを訊いている。 それに対して、尾ノ上に関するリアクションはゼロだ。 そうであるならば、金田一、美雪、尾ノ上はそれぞれ共通して知りあい同士である可能性が考えられる。 金田一だけの知りあいであはにらしい。 そして、金田一、美雪の二名と現在進行形で付き合いを続けられる手段といえば、やはりクラスメイトである可能性は高い。 そう――尾ノ上は、金田一のクラスメイトなのではないか? 金田一のクラス描写についても話したいが、これが現時点で非常に謎が多い物であったりもする。 一度、『墓場島殺人事件』を通して読んでいただきたいが、陣馬や岡崎が冒頭で「A組」と紹介された後、墓場島の別の回で「こいつらはクラスメイトの陣馬と岡崎」と金田一が紹介する場面がある。 すると、金田一は2年A組となるが、そのもっと前の話『蝋人形城殺人事件』では、金田一はテストのナンバーに「B」と書いてある(ただし一場面のみ誤植で「C」と書いていたりする)。 その後の『雪鬼伝説殺人事件』のテスト用紙を確認すると、ここでは金田一をよく叱っている数学教師(ただし一回のみ『岩窟王』について授業を行っている)・ノモッツァンが指で隠している。 このあたりから考えるに、「作者としては金田一のクラスは特に決めておらず、謎としておきたかったのに、墓場島でうっかり設定を忘れてA組の連中を『クラスメイト』と紹介してしまい、BやCは適当に書いた」という可能性が高い。 また、こうしたメタな事情を無視して考えると、「金田一は『学校の友人』という厳密で面倒な言い回しを避け、『クラスメイト』とおおざっぱに紹介した(本当はクラスメイトではなくただの同級生)」という感じだと思われる。 で、それが何の役に立つかというと、金田一のクラス分けについて考える際にそこそこ役に立つ。 A組→陣馬、岡崎 3組→鈴森 5組→千家(小学生時代のクラスが5組という説もある) F組→相馬 これらは基本的に、「金田一とは別クラス」とする(アルファベットだったり数字だったりするのは気にするな)。 すると、金田一のクラスはおそらくこうなる。 金田一、美雪、草太、朝基、冴子、ミナ、若葉(転校)、さくら(転校)、トマル、イケダ、キバヤシ、いつもの金田一のダチ三名(一人の名前が「横田」の可能性あり?)、 体育祭の三人四脚で金田一の右側にいる女の子、むさい男×2、放課後の魔術師の噂を聞いている奴ら、オペラ座館の冒頭で美雪や冴子と飯食ってる人たち、 金田一が少年Aとして指名手配された際に金田一の噂をしていた男子たち、剣持警部の殺人に登場する女子、異人館村冒頭のモブ、多間木(転入→即死) 暫定:さくらを屋上でカツアゲしていた二人の不良女、森下・平嶋(少なくとも森下・平嶋はA組ではなく陣馬や岡崎と同クラスではない) +尾ノ上 担任・副担任と思しき人物→吉永先生(こちらは金田一のクラスを担当している事が確定)、ノモッツァン(吉永先生が副担任、ノモッツァンが担任という説あり) このクラスで授業を行った事がある人物→小田切進(偽)、ナスガイ、白樹紅音 だから何だといわれても困る。 主人公のクラスメイトがこれだけたくさんいるのが楽しいという話だ。 まどマギやAnotherの座席表を作っていた人間がいたように、金田一のクラスについて考えたっていいじゃないか。 それを考えるうえで、「尾ノ上の正体は、金田一や美雪のクラスメイトではないのか」という新説が出たというだけの話である。 尾ノ上と草太とか、若葉とさくらとか、本編で一切関わらなかった人物が同じクラスで会っていたと思うと燃えないか? 燃えないならいい。 そんな尾ノ上は――――ボウガンの矢が頭に刺さって死んだ。 &color(red){【尾ノ上貴裕@学園七不思議殺人事件 死亡】} ◆ ――小泉螢子は、自分が頭を射抜いた肥満体型の男子高校生の遺体を見ていた。 尾ノ上のぽっちゃりした体型を見て、この十四、五歳ほどの少女・螢子が殺意を覚えるのは無理もない話だった。 螢子は、満員の救命ボートに乗れず、海に放りだされて死んだ。そのへんは、『悲恋湖伝説』を読めばわかる(説明が面倒だから読んで)。 で、救命ボートというのは、重い奴やデカい奴が一人乗っていれば、それだけ沈みやすくなる。 定員は適当に決まってると思うが、まあ体重が重けりゃ沈んじゃうのは当たり前の話で、エレベーターとかだと思えばわかりやすい。 重い奴が載っていると、動かないし使えないのだ。そのリスクが「沈む」だとすれば最悪である。 救命ボートにしろ、エレベーターにしろ、体重がめっちゃ重い奴が乗っただけで迷惑だという話だ。 わかりやすく、具体例を挙げよう。 チャネラー桜庭(体重80kg)が最大積載量80kgボートに乗っているとする。 そこに速水玲香(36kg)が二人(36×2=72kg)ほど助けを求めてきた。が、二人の玲香ちゃんの手は、「もう乗れないぞ」とチャネラー桜庭に振り払われてしまった。 結果的に、チャネラー桜庭が一人生き残り、速水玲香が二人も死んだとする。 チャネラーの体重は80kg。玲香ちゃんの体重は36kg。 もし、チャネラー桜庭がいなければ、玲香ちゃんは二人も助かったのである。 一人分の脳みそで二人分というのは、それほど非合理な事なのだ。 これを、尾ノ上=チャネラー桜庭、螢子=速水玲香だと仮定して考えるならば、もはや尾ノ上は人殺しである。 尾ノ上にしろ、桜庭にしろ、「不摂生が原因だろ」という感じで太っている(玲香ちゃんの体型もそれはそれでヤバイが)。 ボートに縋りついて突き飛ばされ、そのまま漂流して水死した螢子としては、そうした感じの人が原因で自分が死ぬのは納得いかなかったのだろう。 ラグビーとかで体格が良くなったならともかく、単に太っているだけな感じの奴が原因で死にたくはない。 香山とか微妙に太目のやつが生き残ってるのになぜ自分は死んじまったんだ、と。 老い先短い老人が載ってて、十五、六歳の未来ある輝かしい美少女が死ぬというのも理不尽すぎないか、と。 とにかく、救命ボートに乗れるか乗れないか問題というのはデリケートで、大抵なんか色々の理不尽が出てくる。 だが、その理不尽をブチ壊したいと思ったのが螢子なのだ。 まあ、そんな思いが大きな衝動となり、尾ノ上の体格を見た瞬間、螢子は発作的に怒りの引き金を引いた。 螢子を誰かと勘違いして、ニヤニヤしながら「やあ、七瀬さん」と声をかけてきた尾ノ上の顔面に矢が貫かれたあの瞬間。 螢子は、全く後悔はしなかった。 これはもう仕方ない。 今すぐポケモンGOで歩きまくって肥満を解消するしかない。 今の話を聞いて傷ついた人は、ポケモン捕まえる為に歩きに行こう。 「――」 ――だが、螢子にとって、尾ノ上の死は一つの見せしめだ。 単にデブだから殺したのではない。 殺そうとしていた相手の一人が、たまたま螢子的に特に憎いデブだったからそこに憎しみが籠ったのである。 結局のところ、そこに含まれる憎しみの大きさが原因であって、彼が標準体型でも螢子は殺しにかかっている事実に違いない。 彼が速水玲香並に痩せていても、螢子は殺しに行った。 ――何故か。 螢子からすれば、もう救命ボート乗っていた奴全員同罪なのである。 だって、そいつらのせいで容量オーバー宣告されて死んだわけで。 なら、もう自分の手を突き放した奴を殺すとかでなく、ボート乗ってる奴ら全員殺すのも仕方ない。 だって、そいつらの椅子取りゲームに負けて死んじゃったとか、もうそれは逆恨みに近いが、死ぬのはめっちゃつらかったのだ。 水は凍りのように冷えているし、しょっぱいし、鼻に入るし、苦しいし、沈んでいく時とか絶望的でこの世すべてと隔絶されてしまったような辛さがあるし。 ボートに乗った奴にも分けてやりたい。 そう、分けてやろうじゃないか。 これが螢子のもくろむ復讐計画である。 だが、一つ問題が生じた。 自分が乗ろうとしていたボートに乗りやがった連中――螢子一人分の場所を埋め合わせた連中を殺そうにも、そいつらの顔なんて覚えているはずがない。 頑張って思い出そうとしたが、どうしてもわからなかった。 だから、彼女は考えたのさ。 だったら、全員殺せばいいってね(※よく似た兄妹) &color(red){【尾ノ上貴裕@学園七不思議殺人事件 死亡】} 【一日目/深夜/不動山市郊外の雑木林@異人館村殺人事件】 【小泉螢子@悲恋湖伝説殺人事件】 [状態]健康(ただし指にめっちゃバンドエイド巻いてます)←バンドエイドは関東だけでしか呼ばないらしい [装備]金田一お手製ボウガン@墓場島 [所持品]基本支給品一式×2、ランダム支給品0~1、尾ノ上のランダム支給品1~2 [思考・行動] 基本:全員殺せばいいってね。 1:めっちゃ殺す。 2:遠野がいたら流石に殺さない方針だと思う。 3:体重重い奴は特に憎い。年寄りも難い。 [備考] ※参戦時期は、しんだ後。 ※原作で台詞がないのでほぼオリキャラです。女版遠野みたいな感じ。 ※七瀬美雪、楊蘭と酷似した外見をしている為、それだけで結構人が寄ってきます。 ※金田一は遠野に昔、「あんたの螢子がよろこぶと思ってるのかよ!」と説教してましたが、 螢子は死んでもキーホルダーを握っていた程度には自分の手を突き放したSKを憎んでいます。 ※高遠はジゼルに「犯罪者の血縁者まで犯罪者って事ぁないでしょ」と言ってましたが、まさにその通り。 遠野と螢子は単に両方頭おかしかっただけで、犯罪者の血縁者が犯罪者であるというような意図で螢子がこんな感じなわけではないです。 &color(red){【尾ノ上貴裕@学園七不思議殺人事件 死亡】} |000:[[OP]]|時系列|005:[[君がいるから・・]]| |003:[[同じ海人なのに白神はイケメン、怖い顔で犯人の陸は大差ない]]|投下順|005:[[君がいるから・・]]| |&color(cyan){GAME START}|尾ノ上貴裕|&color(red){GAME OVER}| |&color(cyan){GAME START}|小泉螢子||