能力者

【能力者】

他にない特異な能力「異能」を持った者。時代や地域によって異なるようだが、その誕生確率は数千人に1人とも数万人に1人とも言われる。
ただ個人差はあるが、「能力者同士は引かれ合う」との話ではある故、能力者から見ての能力者の数は(人口比にしては)多く感じられるだろう。
能力者間の子供も能力者になる確率が非常に高いが、その能力が親のそれを継ぐか、はたまた何の脈略もないものとなるかはまちまちである。

能力者の存在

「能力者」の存在は数千年前の壁画や古文書には既に記されており、人類の進歩と共に変化と複雑化を重ねていったとされている。
ある時代には神の子と称され大切にされ、ある時代には魔女呼ばわりされて多くの能力者が殺害され、またある時代には大戦においての戦略兵器として大いに重宝された。
能力者は世界に大いなる影響を及ぼし、また能力者も世界の影響も受け続けてきたが、少なくとも現在は弾圧や忌避されることは(皆無とは言い切れないが)少ないだろう。