この記事は旧ゲーマチ掲示板の37鯖継承戦争(Duke of York著)を復元したものです。
37鯖継承戦争
日付 |
2021年8月8日 |
交戦勢力 |
紗奈、土管ップ等 |
概要
8月8日の37鯖主紗奈の引退宣言から始まった、37鯖の鯖主及び幹部の後継者争い。題目上は後継者争いだが、かねてよりくすぶっていた37内での遊び鯖派(紗奈ら)とガチ鯖派(土管ップら)の対立が表面化したことで争いは単なる後継者争いだけでなく鯖の運営方針の決定権争いの側面も持ち合わせることとなった。なお、筆者は37鯖について詳しくないうえにこの記事は外野から騒動を見てきたうえでのまとめなので、間違った情報の混入や主観的な記事になっている恐れがある。そのため、有識者の方はコメ欄で指摘をしてもらえるとありがたい。
背景
この戦争の背景を知るためには、37鯖における原住民と荒らしの関係を知る必要がある。そもそも、37鯖は紗奈を鯖主とする遊び鯖であり、華菜らが原住民として存在していた。この時点で37鯖はれっきとした遊び鯖だったのである。ところが、今年六月ごろになって土管ップによって荒らしクラン「銀鰤族」が結成されると37鯖は攻撃の対象となった。この時荒らしの中心であったのが土管ップであり、彼の味方としてリソソーム、都市谷もこのころ37を訪れた。勿論原住民は対抗したが、そもそも荒らしに対する対抗策が全くなかったことで原住民は彼らを追い払えなかった。じきに銀鰤族は崩れたが元銀鰤族のメンバーには37に定住し、やがて同化する者もあらわれた。土管ップ、都市谷、リソソーム、グレゴリー将軍などがそれの代表例である。彼らは定住の上で、幾度となく37をガチ鯖にしようとした。しかしそれに原住民も過剰に反応せず、やがて37の中では原住民と元銀鰤族の間で特殊で微妙な関係が生まれていた。今思えば、紗奈の持つカリスマ性がこれを可能にしていたのであろう。だが、そんな中でも徐々に互いに対するヘイトはたまっていった。
紗奈引退
2021年8月8日、掲示板において紗奈が突然隠れん坊からの引退を発表した。理由はアプリのアクセス制限である。引退を聞いた37民は彼女の引退を惜しむとともに、ある問題に着目した。それは「37鯖主の後継者は誰か」である。荒らしの定住によって崩壊しかねなかった37鯖をまとめられたのは、偏に紗奈の持つカリスマ性によるものであったからだ。紗奈が後継者として指定したのは、原住民であり古参の「華菜」、そして元銀鰤族の一人である「都市谷」であった。いわゆる共同統治である。この決定は37民に疑問を抱かせた。華菜は古参として納得がいくが、都市谷に関しては元銀鰤族のうえ、現在でも荒らしであるからだ。だが少なくともそこから半日は表面上問題はなかった。人々は多少の疑問を抱きつつも、37の新たな鯖主の誕生を祝ったのである。
争いの始まり
しかし、やがてその決定は土管ップの目に触れた。土管ップはこれまでの原住民と自分たちとの関係に着目してとあることを画策する。それは自身の鯖主就任である。そしてさらに大規模な野望として、37鯖のガチ鯖化まで考えた。これらの決定に都市谷を除く元銀鰤族は賛成し、ここから土管ップの闘争が始まる。彼は鯖主就任にあたって指定後継者となっていた二人を追い落とすべく、華菜の方に目を付けた。というのも都市谷は荒らしという性質上、37鯖民の支持は得られずすぐに没落する。だが華菜は遊びを支持しており、原住民の支持を得れば自分に対抗しうると考えたからだ。しかし彼はすでに華菜の弱みを握っていた。土管ップは今こそ時が来たと考えた。そうして彼は本格的に動き出す…。
8月9日の悲劇
8月9日、土管ップは自身が鯖主に就任することを発表し、電撃的に37鯖の実権を掌握。さらに掲示板に「新たな37鯖幹部のリスト」として37鯖における官職とその適任者を記したリストを発表した。このリストに載せられていた人物は皆総じて旧銀鰤族、または土管ップの息がかかったものであり土管ップは身内による権力の掌握を行ったのだ。土管ップが先手を打ったことにより華菜、都市谷への権限移譲は有名無実と化した。さらに土管ップは華菜を没落させるため、過去に撮影したとみられる「華菜の反37鯖的言動」を撮影した写真を発表し、華菜を裏切者として攻撃した。この発表は37民に衝撃を与えた。原住民の中には華菜を裏切者として非難する者も現れ始めた。一方、自身の指定した後継者の現状に憤慨した紗奈は反論を行い華菜を支持する発言を行うが「身内びいき」などの批判を受けたことで反論は無意味と化した。こうして37鯖は土管ップの手に落ち、遊び鯖としての37は滅亡する…と思われた。
***将来に対する革命
しかしこれだけでは終わらなかった。8月10日、掲示板においてリソソームは「37はガチに生まれ変わる」と投稿したのだ。これにより、今までは上層部の権力争いとして継承に無関係だった鯖民たちも立場を選ばされることになる。リソソームは土管ップの新たな37政権に名前を連ねており、土管ップが鯖主となった暁には37は遊び鯖ではなくなることは明白になったからだ。ここにきてかねてより37鯖の中で共存してきた原住民と元銀鰤族は鯖の将来をめぐって完全に対立、土管ップの継承は原住民からバッシングを受ける。しかし一方の華菜も求心力を完全に失っており、37鯖は崩壊秒読みとなった。この状況に絶望した紗奈は引退を破棄し37鯖に再び現れる。そして彼女は自身の鯖を惨劇に追いやった土管ップを暴言を交えて非難、37民から顰蹙を買うことになる。これにより、37で発言力を保っていた紗奈までもが炎上し、発言力を喪失、更に同時期に土管ップはバッシングを受けて37を見限ったことで権力は空位状態に放り出された。これにより土管ップは権力争いから距離をとった、しかし紗奈の発言はいまだに鯖の内外で問題視されており、華菜に関してはもはや空気であった。こうして37の後継者候補はその全員が没落し、37は一時無政府状態に陥る。
継承の破棄と現在
鯖主が暫定的に消失し、権力が空位状態にあった8月10日、この日掲示板にとある書き込みが投下される。それは、紗奈が復帰した以上継承を無効にしてはどうだろうか、という提案だった。これは原住民に大きな支持を得た、先の暴言で炎上したといえどもそれは荒らしに対しての暴言であり、原住民は同意していたからだ。さらに土管ップらは37鯖を完全に見限っており、大きな反発が起こる恐れもなかった。こうして紗奈は絶大な支持を受け鯖主に返り咲いた。鯖主の継承はここにきて完全に破棄され、37鯖は以前と同じ体制で運営されることが決定したのだ。だが問題もあった。37を見限った土管ップは「荒らし団」に加入、37を荒らしまわることになる。これにより今まで37鯖で築き上げられていた荒らしと原住民の共存は崩壊、37は終わりのない荒らしとの闘争に突入する…
総評
「継承戦争とは何だったのか、継承が破棄された今、誰もその質問の答えを見つけることはできないだろう。」
最終更新:2025年06月23日 18:25