417氏作

「これ私の名前だけどいつ書いたかしら?まぁいいわ食べちゃいましょう
    • ん!美味しいわね。どこのだったかしら?」

仕事が終わり小腹が空いて冷蔵庫を開けると
「綾乃」と書いてあるプリンを見つけ食べ始める綾乃。

そこにあかり以外からチョコを貰えず萎え気味な京子が現れる。

「うー部室で寝てたらこんな時間に」

「と、歳納京子!何しに来たの?」

「バレンタインデーだから綾乃からチョコを貰いに。
千歳がさっき先に帰る時仕事も少ないから綾乃と遊んでくれってわざわざ部室に起こしに来てくれたの。
くそっあいつら先に帰るなんて」


「ババ、バカな事言ってるんじゃないわよ!誰があんたなんかに。
って何冷蔵庫勝手に開けてるのよ!」

「やーみんなチョコの話ばかりでお腹減っちゃって
綾乃のと味違うけどこれ食べる?

「べ、別にいらないわよ」

「えーいいじゃん。ほら口開けて。ぁーん」

「・・・ぁーん、あ、美味しいわね」

バタと倒れる音

「ん、何の音?でしょー。はい綾乃のも頂戴。ぁーん、んー美味しい」

アイスを食べる二人。

「やっぱりこういうのは仲良い同士じゃないと美味しくないよねー
他の皆はチョコ食べてるけど私達だけアイスでドキドキするよね。
あー私もチョコ食べたかったなぁ」

「大袈裟すぎるのよ。チ、チョコがほしいならあげるわよ」
「ふぇ?」
「千歳が帰ったから渡す相手がいなくなったのよ!」
「いいの?ありがとう。
綾乃、みんな帰ったし仕事終わりなら一緒に帰らない?」



後日談

「結衣ー、なんで昨日先に帰ったの?結衣と私の仲なのに」
「何言ってるんだ。
起こそうとしたら千歳が来て後で起こすって来たんだよ」
「え?そうなの?」



「千歳、冷蔵庫の中のプリン私いつどこで買ったっけ?」
「さぁ覚えてないわ~。場所は○○のやで。」
「そう。美味しかったからまた買いたいわね」

(綾乃ちゃんがチョコよりプリン派なの知ってるからわてが置いといたんやで。
途中で気絶したのは残念やったけど、綾乃ちゃんが幸せそうで良かったわ。
この計画は大成功や!)

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最終更新:2010年03月31日 22:56