狂戦士の魂:?
速攻魔法(2008/03月以降 禁止カード)(TF3オリジナル)
自分のバトルフェイズ時に自分フィールド上に存在するこのターン
直接攻撃を行った攻撃力1500以下のモンスター1体を選択し、
手札を全て捨てて発動する。自分の[[デッキ]]からカードを1枚ドローして、
お互いに確認しモンスターカードだった場合、
そのカードを墓地へ送り相手ライフに選択したモンスターの攻撃力分のダメージを与える。
モンスター以外のカードをドローするまでこの効果を繰り返す。
読みは「バーサーカー・ソウル」。アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』の162話「ティマイオス発動せず」に登場した有名なアニメオリジナルカードである。
手札を全て捨てるといったコストは大きいが、たちまち大逆転する可能性がある速攻魔法である。
オーバーキルが多発するせいなのか禁止カードになっている。
アニメと違う点は、モンスターの追加攻撃によるダメージではなく、効果によって相手プレイヤーにダメージを与えるということである。
つまり
ナイトメアを駆る死霊等の効果は、
狂戦士の魂の発動前に直接攻撃した時のみとなる。
追加攻撃だった場合、
逆巻く炎の精霊により簡単に1ターンキルとなってしまう。
また
和睦の使者でダメージを0にされることもない。
発動させるためには、相手プレイヤーを直接攻撃する必要があるため、直接攻撃ができるモンスターと相性が良い。
しかし大抵は攻撃力が低く、その分多く追加ダメージを与える必要がある。
実際にはアニメのように8枚連続でモンスターカードを引くということは稀で、
連続でモンスターカードを引くのは狙わない限りは厳しく、3枚連続で引ければましな方といった所。
それでも運が良ければ相手のライフを0にすることができ、
最低でもモンスターカード以外のカードを1枚引くことができ、墓地を肥やすことができるため、
強いカードなのは間違いないだろう。
このカードをデッキに組むとして特に注意したいのが、【
王虎ワンフー】や【
デス・ウォンバット】などである。
前者は攻撃1400以下のモンスターを全て破壊されカードの発動自体が困難になったりするし、
後者は効果ダメージ無効にするため、【狂戦士の魂】が無駄になってしまう。
ただモンスターカードだけ入れても負ける確率は高くなるだけなので、ある程度は罠や魔法カードは入れた方がいいだろう。
なお、モンスターが墓地に送られた時に発動する効果は
狂戦士の魂の効果終了後に処理されるため、
コカローチ・ナイトとの無限ループコンボはできない。
残りの山札が全てモンスターカードで、相手を倒す前に全て引いてしまった場合は負けとなる。
ちなみに相手のライフが0になっても処理は続き、そのままデッキが0になってしまった場合は引き分けとなる。
TF4であれば、ハンデデュエルにより不確定ながらアニメのようなオーバーキルを味わえる。
このカード1枚と
遺言の仮面1枚、残りは直接攻撃可能な攻撃力1500以下のモンスターで埋め60枚のデッキを作成。
ディスティニードローをこのカードのみに設定。
ハンデを「大」以上にし、なるべく後攻を選ぶ。
即ディスティニードローを発動させこのカードを手札に加えて直接攻撃が通れば、高確率でワンターンキルが完成する。
ただし、何らかの方法で妨害されればほぼ終了。
一応CPUの思考として低攻撃力のモンスターの攻撃は例えカウンター方法があっても通すことが多い。
言うまでもないが
遺言の仮面が初期手札にあれば発動させデッキに戻しておくこと。
この手順が失敗する可能性としては、
- ハンデのため即ライフを削られる。
- ハンデのため増えている相手ライフを削りきれない。
などなど。運が絡むためハート稼ぎには向かない。
最終更新:2010年01月26日 16:20