マテリアルドラゴンがフィールドにある状態で、
黒蛇病を発動させ、数ターン経過させると極大にライフを回復できる。
このコンボを利用することで、一部のチャレンジ項目を容易に達成できる。
またライフ差ボーナス(相手より自分のライフが低い場合、その差分÷250だけポイント加算)を利用することで、ポイント稼ぎにも利用できる。 相手のライフを増やした後に、
ラーの翼神竜や
幻魔の扉でこちらのライフを減らすのである。
攻撃力やダメージには65535という限界が設定されているが、LPの上限は十分に大きい(21億か42億という実現性のない値)ため非常に多くLP差ボーナスを稼ぐことができる。
勝利しなければポイントはもらえないので、デュエルを終わらせたい場合は、 終焉のカウントダウンで終わらせるのが簡単。
LP差ボーナスの計算式=差分÷250、
マテリアルドラゴン1体と
黒蛇病を3つ並べて、最も回復できるときは1ターンで65535×3=196605。
これをポイントに変換すると、196605÷250≒786ポイントを毎ターン稼げることになる。
ただし、32×n+29ターン目で、
黒蛇病が回復しなくなり、33×n+1ターン目から回復量がリセットされて再開される。(nは整数)
これは、内部的に2の t 乗( t はターン数)×100を計算しているのだが、t=32n+29において、2の29乗×100の値の下位31ビットが全て0になるため回復しなくなり、t=32nでは2の32乗を計算する際の算術左シフトによってその結果が1となるため、回復量がリセットされているのだと考えられる。
また、さらに相手に
黒蛇病を持たせることでさらなる回復量も見込めるが、相手は2枚以上
黒蛇病を発動させることがないので、持たせるなら1枚だけにしておこう(不用意に3枚持たせると伏せるだけで発動せず、CPUの思考処理時間が長引くだけになる)。
この状況になると、
1.黒蛇病のダメージ発生
2.マテリアルドラゴンの効果により回復効果となる
3.堕天使ナース-レフィキュルの効果により、回復効果がダメージ効果となる
4.
デス・ウォンバットの効果により、ダメージが無効化される
となり、こちらは変化なし、相手のみライフが回復する状態になる。
後は、前述のコンボ同様しばらくターンを経過させてから終焉のカウントダウンを使うか、執念の剣などを入れておいて相手のデッキ切れを待てばよい。
極力早く完成させた方が効率が良い為、次元融合がらみのコンボ(サイバー・ヴァリー+混沌の黒魔術師)などの無限ドローなどでサポートすると良い。
(次元融合がらみであればサイバー・ヴァリー+オネスト等をループに組み込むことで実質、無限回収も可能になるためオススメ)
あるいは
茂野間ネオとデュエルできるのならば、相手のデッキを通常上級モンスターか儀式モンスター×31と迷犬マロン×3、コカローチ・ナイト×3というデッキにした上で、
相手フィールドを堕天使ナース-レフィキュル+おジャマトリオやブラック・ガーデンのトークンで埋め、メンタルプロテクターも渡して戦闘を防止・・・とすれば
相手もデッキ切れを起こさないため、延々と稼ぎ続けることができる。
(2011/05/09追記)
32×n+25ターン目、32×n+26ターン目は、黒蛇病によるダメージ計算の結果から、黒蛇病の効果がダメージ効果ではなく回復効果として扱われてしまう。
つまり、上述のマテリアルドラゴン+堕天使ナース-レフィキュルの状況が整っていた場合、処理順が逆転し
「黒蛇病(回復)→堕天使ナース-レフィキュル→マテリアルドラゴン」
というように処理され、回復しないはずが回復してしまう。
勿論、内部的に相手とのLP差は存在するものの、あまり長い事やっていると内部的上限値に達してLP差ボーナスが丸ごと消えて無くなる可能性がある。
最終更新:2011年05月09日 21:01