「本日のニュースです。本日午…、中央道を走行中…
カローラ…」
「被害…た…げる…さん…歳と見られて…関係者への確認を…」
共用ロビーに置かれている、古びたブラウン管テレビはニュースを流しており
何人かの聖天は
「辛気臭ぇーよー。メシ食った後ニュースとかマジ意味わかんねぇ」
「大体、赤の他人の情報に興味ねーよー。そもそも日本語かもわかんねぇ」
『ドラえもんみたい。アンパンマンでもいい』
などと、チャンネルを変えろと声を荒らげていた
次郎はそんな争いをぼんやり見つつ、ある男が通り掛かるのを待っていた
元
十六聖天3位
西園寺鏡志朗
恐らく聖天内でもっとも
タルタロスの事を知っていると思われる男
「そんなTVなんかで争ったらあきませんよ。せめて明日の宴会まで宿潰さんといてください
これでも見て気を静めてくださいな」
どこからともなく、声が聞こえ、突如として空間が揺らぎ、40インチのTVが出現する
「アクオスじゃねーか」
『レグゼの方がいい』
「ちょっと待てよ!?」
「なんです?」
「Wiiもついてる」
『WiiFitしたい』
その場にいた聖天は番組の事を忘れたかのようにWiiFitに興じ始める
それを見てニコニコと笑っている男、彼こそが西園寺である
その場にいた聖天は番組の事を忘れたかのようにWiiFitに興じ始める
それを見てニコニコと笑っている男、彼こそが西園寺である
「西園寺、話がある」
「…北海道ですね」
十六聖伝外伝 残光~第四章序章~
最終更新:2008年10月15日 20:52