contents(,fromhere=true,)
スプライトを使って高度なギミックを作ってみましょう!
名前にControllerと書かれているスプライトは使い方次第でかなり高度な仕掛けを作成することができます。
まずは練習してみましょう。
知っておかないといけない用語
Target Event ID;このIDは、イベントを実行するIDです。このIDと後述するTriggering Event IDの値が同じの場合、“Target Event IDが発動するとTriggering Event IDも作動する”という事になります
Triggering Event ID;Triggeringとは“引き金”という意味です。前述したTarget Event IDとセットで使います。
ワープ
「スプライト179 Special Exit Controller」
このスプライトを使うと、土管やドアを使わずにステージから出たり、ワープさせることができます。
Special Exit Controller(略:SEC)を配置します。
次に、ドアの絵がかかれたタブをクリック→Exit pointを新たに作ります。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (説明1.png)
ワープ先にもExit pointが置かれているかを確認し
ワープ先のArea番号とExit point IDをメモ帳などにメモします。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (説明3.png)
その次に、SECのアイコン(青い四角に179と書いてあるやつ)をクリックして
プロパティウインドウを出します。
そのなかに、Height,Widthと書かれているところに、それぞれSECを作動させる範囲の縦幅,横幅を入れます。
たとえば、Heightを4,Widthを1に設定すると下図の赤線でかっこった部分に触れるとワープします。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (説明-範囲.png)
このとき、SECが作動する範囲はHight、Widthが1増えるごとに下,横に1ブロック分ずつ作動範囲が伸びていきます。
作動範囲が設定できたら、Exit IDに、先ほどのSECの近くに置いたExit point ID(説明図だと2)をクリックし
Dest IDを先ほどメモしたワープ先のExit Point IDに、Dest Areaをワープ先のエリアIDにしたら
Enterableにチェックを入れます。
このとき、Typeの項目をNormalにしておいてください。
設定ができたら、保存して動作するかテストをしてください。
以上です。
「マップに戻る」
キノピオの家のスプライトを使うと通常ステージでもマップに戻ることができます。
Special Exit Controller(略:SEC)のプロパティウインドウの中の
「Walk left,Next stage」にチェックを入れ、
HightとWidth(SECが作動する範囲の縦幅,横幅)を設定し、置きたい場所におくだけです。
設置したらテストをして、先ほど設定した範囲に触って、ステージから出ることができればおkです。
スクロール
「スクロール土管」
マリオ3みたいなスクロール土管を使いたい!そんなアナタにピッタリ。
意外と簡単に作れる方法を伝授しよう。まずは下の図の状態に。
#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。
次に赤の四角をクリック。入り口と出口両方の「Connected Pipe」にチェックを入れて「Path ID」を同じ値にする。
そして入り口は「Enterable」、出口には「Connected Pipe Reverse」にチェックを入れる。
#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。
緑の四角を出現させて出口側の土管までパスを引っ張る。
(緑の四角はパレットのドアマークの右のボタンを押した状態で置きたい場所に右クリック。)
#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。
これで完成。後はテストプレイで確かめよう。ちなみに曲がった土管でも作れます。
#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。
「強制スクロール」
パスを引いてスプライト91でパスIDを指定するとパスに沿って画面がスクロールします。但し、スプライト33のZone Enterを配置すること。
スプライト38のifイベントを併用すれば“特定の場所に行くと強制スクロールが始まる仕掛け”も作れます。
スプライト(イベント)
「エリアに入るとブロックが破壊される仕掛け」
エリアに入るとブロックが破壊される仕掛けを作ります。
最初にスプライト38を適当な位置に配置しましょう。
設定は
Target Event ID=1
Mario Location ID=1
Enemy Location ID=255
Ignore Enemy Location=チェックを入れる
でOKです。他は弄らないように。
次に、マリオから見える範囲の位置にスプライト191を配置します。
こちらは
Triggering Event ID=1
Width=1
Height=1
に設定しましょう。
そして配置したスプライト191の上にブロックを重ねましょう。
最後に左のロケットのタブをクリックしてPain New Sprite Area/Locationを選択、スプライト191の近く&マリオが触れられる位置で右クリック→ドラッグしてエリアを拡大します。
これでイベントの完成です。
実際にプレイして、マリオがエリア内に入ったらブロックが破壊されるかどうか確認しましょう。
なお、多人数プレイの場合詰むので要注意。
「エリア内の敵を全て倒すとイベントが自動的に実行される仕掛け」
「一定時間ごとにブロックが出現/消滅を繰り返す仕掛け」
出現するブロックが
Triggering Event ID1、
Triggering Event ID2、
Triggering Event ID3、
Triggering Event ID4、
Triggering Event ID1…
と切り替わるイベントを組みます。
スプライト33 (イベントを実行させるスプライト)
Event ID=1
Switch Mode=1:Activates Event
スプライト37 ①(イベントを他のイベントに繋げるスプライト)
Triggering Event ID=1
Target Event ID=2
Activation Delay=8(イベントが発動している時間の長さ)
Usage Mode=1:Multi-Use
Switch Mode=0:Off; then On after Delay
スプライト37 ②(イベントを他のイベントに繋げるスプライト)
Triggering Event ID=2
Target Event ID=3
Activation Delay=8(イベントが発動している時間の長さ)
Usage Mode=1:Multi-Use
Switch Mode=0:Off; then On after Delay
スプライト37 ③(イベントを他のイベントに繋げるスプライト)
Triggering Event ID=3
Target Event ID=4
Activation Delay=8(イベントが発動している時間の長さ)
Usage Mode=1:Multi-Use
Switch Mode=0:Off; then On after Delay
スプライト37 ④(イベントを他のイベントに繋げるスプライト)
Triggering Event ID=4
Target Event ID=1
Activation Delay=8(イベントが発動している時間の長さ)
Usage Mode=1:Multi-Use
Switch Mode=0:Off; then On after Delay
スプライト191 ①(ブロックを破壊/生産するスプライト)
Triggering Event ID=1
Effect=1:Spawns Tiles
Width=1
Height=1
スプライト191 ②(ブロックを破壊/生産するスプライト)
Triggering Event ID=2
Effect=1:Spawns Tiles
Width=1
Height=1
スプライト191 ③(ブロックを破壊/生産するスプライト)
Triggering Event ID=3
ffect=1:Spawns Tiles
Width=1
Height=1
スプライト191 ④(ブロックを破壊/生産するスプライト)
Triggering Event ID=4
ffect=1:Spawns Tiles
Width=1
Height=1
一定時間ごとにブロックが出現/消滅を繰り返す仕掛けの完成です。
スプライト(キャラ)
「ファイアパックン」
ファイアパックンの吐く炎の数は1~3/6から選択可能です。
「リフト代わり」
パタメット/メガパタメット/でかメットはAt youを選択すると動かなくなるのでリフト代わりにもなります。
「プクプク(大)」
ゲーム上に表示されるスプライトがサーチプクプクやにげプクであっても、
ツールのテクスチャの見た目はプクプクのままなので注意しましょう。
「カニボー」
カニボーはデフォルトでは後ずさりしますが、Typeを2にするとその場に留まります。
またTypeを12にすると垂直に小刻みに跳ねながら、泥を高速で投げてきます。
スプライト(仕掛け)
「タイルに無いブロック/ドカン」
以下のスプライトを使うとタイルに無いブロックやドカンが使えます。
ハテナブロック(207)
レンガブロック(209)
隠しブロック(221)
ドカン(339/353/377~380)
「青ドカン」
339/353/377~380は本家にない青色のドカンが使えます。
「スプライト96/149の主な使い方」
「仕掛けを傾けたり回転させる」
スプライト96/149を使えば回転/揺れの動作をします。
「傾いたブロックを配置する」
スプライト255/256(斜めハテナブロック/斜めレンガブロック)を使えば、傾いたブロックを配置することができます。
この時スプライト96を配置して、そのスプライト96とスプライト255/256のRotation IDが同じになるようにしてください。
「DS没スプライト」
スプライト27/28/123/174はDSで使われている没スプライトです。
但し、見た目が悪いので注意。
「背景」
スプライト143(矢印)はレイヤー2に設置されるので背景みたいな感じになります。
スプライト357はヨッシーが5つ食べるとアイテムが出ますが、ヨッシーがいない時は背景として使えます。
「合成水」
複数の水系スプライトを同じ範囲IDで重ね合わせると、効果が無くなったり変化したりします。
これを使えば泳げない水や泳げる溶岩等を作ることができます。
「スプライト396」
スプライト396の動く方向はModify Raw Dataの左から7番目の数字によって決まるようです。
1,9=左 2,a=上 3,b=下 8=右 他は不動
また、動くために必要なスプライト数はModify Raw Dataの左から11番目の数字によって決まるようです。
「スプライトの不具合」
スプライト27/28(石ブロック)は横に長くすると真ん中が透けてしまいます。
スプライト50(落下リフト)は実際のゲーム画面ではなぜか左に1マス分ずれるので注意しましょう。また、横幅を長くするとずれるマスも大きくなるようです。
スプライト106(線リフト)はStarts Moving on Touch にチェックを入れると落下リフトとして代用できますが、表示されない不具合が頻繁に起こるので止めておいた方がいいです。
スプライト166(スネークブロック)は適切なPath IDを設定しないと出現する際にフリーズします。
またパスを斜めに引くとギザギザに動きます。
スプライト474はないと踊るコインなどの仕掛けの所でフリーズします。
スプライト153/478/479(クッパ用のスイッチ)は使用方法を間違えるとフリーズします。(Reggieの説明参照)
スプライト317はないと水流や空中水の仕掛けでフリーズします。
スプライト149をイベント作動時に90°回転するようにして(?スイッチでスイッチの設定がMulti Use且つTimed Event、その仕掛けが完全に止まった後別のエリア(土管or扉などを使ってください)にワープします。(イベント作動時間内に)
その後制限時間が過ぎた後に元の場所に戻ると、なんと元の状態ではなく、スイッチを押して傾いた状態のままなんです。そして、復活した?スイッチを押すと、さらに90°回転します。
回転制御を使用する仕掛けにおいては致命的なバグですので注意してください。
しかし、それを逆手に取り新たな仕掛けを作ることも可能です。
参考動画
VIDEO
その他
「左右ループ」
SettingsのWrap across Edgesにチェックを入れると左右ループします。
「コース脱出」
ゴール(スプライト113)やボス戦以外に、宝箱(スプライト203)でもコースから脱出することができます。
「効果音」
?スイッチを押したり、特定の場所(ifイベント)を通ったりするとき効果音を鳴らす方法を教えます。
まず、スイッチやifイベントのTarget Event IDを指定します。
次にスプライト149と253を用意します。
スプライト149のTriggering Event IDとスイッチやifイベントのTarget Event IDを同じにします。
またStarts Already Spinningは“Event Triggered”に指定し、Effectを“コイン”に設定します。
最後に、スプライト149とスプライト253の“Rotation ID”の値を同じにします。
これで?スイッチを押したり、特定の場所(ifイベント)を通ったりするとき効果音を鳴らす仕掛けは完成です。
因みにEffectを“POW”にするとイベントが作動すると振動が発生する仕掛けが完成します。
多人数プレイ
「移動方法の注意」
移動先の設定でFalling(Fast)を設定するとフリーズします。注意してください。
最終更新:2012年01月08日 16:56