岡頌子

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岡頌子 - (2011/06/28 (火) 22:48:42) のソース

北朝鮮についてしらべていましたが、ナゾが多く難しいためテーマを変える事にしました。
前からきになっていた赤十字社についてスピーチしたいと思います。

更新するときに何故か今まで書いてきたものが消えてしまいました......
2011/06/28

みなさん赤十字社はご存じですよね、しかし、マークの意味はご存じですか?
赤十字マークは、戦争や紛争などで傷ついた人々と、その人たちを救護する軍の衛生部隊や赤十字の救護員・施設等を保護するためのマークです。紛争地域等で「赤十字マーク」を掲げている病院や救護員などには、絶対に攻撃を加えてはならないと国際法や国内法で厳格に定められています。つまり、赤十字マークは、いざという時にわれわれ国民一人ひとりを守るマークなのです。
また赤十字マークは、病院や医療を象徴するマークだと思っている方も少なくないようですが、このようにとても大切な意味をもつマークであり、その使用については赤十字社と法律等に基づいて認められている組織に限られています。もちろん、一般の病院や医薬品などに使用することは禁止されています。
ちなみに、赤十字マークの配色は、赤十字の創設者アンリー・デュナンの祖国であるスイスに敬意を表して、スイス国旗の配色を逆にしたものが基になっています。
ではなぜ赤十字社が出来たかはご存じですか?
スイス人の実業家アンリー・デュナンは1859年6月、フランス・サルディニア連合軍とオーストリア軍の間で行われたイタリア統一戦争の激戦地ソルフェリーノの近くを通りかかりました。そこで見たものは、4万人の死傷者が打ち捨てられているという悲惨なありさまでした。デュナンは、すぐに町の人々や旅人達と協力して、放置されていた負傷者を教会に収容するなど懸命の救護を行いました。
「傷ついた兵士はもはや兵士ではない、人間である。人間同士としてその尊い生命は救われなければならない。」との信念のもとに救護活動にあたりました。
ジュネーブに戻ったデュナンは、自ら戦争犠牲者の悲惨な状況を語り伝えるとともに、1862年11月『ソルフェリーノの思い出』という本を出版しました。この中で、
(1)戦場の負傷者と病人は敵味方の差別なく救護すること
(2)そのための救護団体を平時から各国に組織すること
(3)この目的のために国際的な条約を締結しておくこと
の必要性を訴えました。
この訴えは、ヨーロッパ各国に大きな反響を呼び、1863年2月赤十字国際委員会の前身である5人委員会が発足、5人委員会の呼びかけに応じてヨーロッパ16カ国が参加して最初の国際会議が開かれ、赤十字規約ができました。この規約により各国に戦時救護団体が組織され平時から相互に連絡を保つ基礎ができ、デュナンの提案の一つが実現しました。そして翌1864年には、ヨーロッパ16カ国の外交会議で最初のジュネーブ条約(いわゆる赤十字条約)が調印され、ここに国際赤十字組織が正式に誕生したのです。
赤十字社とは?
絶え間なく起こる災害や紛争―それらは人々の尊い命や財産を一瞬にして奪い去ります。赤十字は、186の国や地域に広がる世界的ネットワークを活かし、人々の苦痛を軽減し、予防するための様々な活動を行っています。被災者への医療や衣食住の支援といった緊急救援だけでなく、その後の復興支援や防災を通じた地域の基盤づくりなど、包括的な災害マネジメントに取り組んでいます。また、疾病や感染症が世界的脅威となっている今日、健康問題に苦しむ人々の状態を改善するために、保健衛生分野の活動を重点課題のひとつに挙げ、活動を展開しています。世界を取り巻く環境が刻一刻と変化しても、人道的課題の解決は終わりを見ません。こうした人道問題に対する国民の理解と関心を高めることもまた、赤十字の重要な役割のひとつなのです。
しかし、赤十字社がある事はいい事なのでしょうか?
そもそも戦争がなければ赤十字社は生まれていません。誰もが平和な生活ができていれば必要ないのです。

2011/06/28