憂「ほーらほーら」なでなで


犬「はっはっ!」ぱたぱた


梓「何かもうメロメロだよね」


憂「でも、最初は怖くて前を通れなかったんだよ」


純「またまたご冗談を」


梓「そんなにラブラブなのに?」


憂「私がこの子と仲良くなれたのはお姉ちゃんのお陰なんだ」


梓「唯先輩の?」


純「聞きたい聞きたい!」



 幼女時代



幼憂「この家の前通るの怖いよぉ」ぐすっ


幼憂「また吠えられるよぉ…」


幼唯「どうしたのーういー」


幼憂「お姉ちゃん…ワンちゃん吠えるから怖いよぉ」


幼唯「そっかぁ~」

犬「わんわん!」


幼唯「…」ジィー


犬「?」


幼唯「ワンちゃん吠えないで、憂が怖がってるから」ニコッ

犬「わんわん!わんわん!」


幼唯「いーこいーこ」ギュッ


犬「わん?」


幼唯「大丈夫だよぉ~私も憂も酷い事しないからね」なでなで


犬「くぅーん」


幼唯「エヘヘ」ニコッ


犬「くぅーん」スリスリ


幼憂「お姉ちゃんすごーい!」


幼唯「憂もなでなでしてあげて」


幼憂「でも、怖いよぉ…」


幼唯「うーん」


犬「わんわん!」ぱたぱた


幼唯「あっ!憂~ワンちゃんの尻尾を見てみて」


幼憂「尻尾?」


幼唯「そうだよ~ワンちゃんはね尻尾を振ってる時は嬉しい時なんだよ~」


幼憂「そ、そうなの?」


幼唯「ワンちゃん、憂の事好き?」


犬「わんわん!」ぱたぱた


幼唯「凄く振ってるよ~ワンちゃん憂の事大好きなんだって」


幼憂「私、なでなでしてみるね!」


幼憂「い、行くよ…いーこいーこ」なでなで


犬「わんわん!わんわん!」ペロペロ


幼憂「わっ!ワンちゃんくすぐったいよ///」


幼唯「これで憂とワンちゃんは友達だよ~」


幼憂「うん!」


幼唯「良かったね憂」



梓「何か唯先輩らしいね」


憂「うん、お姉ちゃんは頼りになるんだよ」


唯「あ~!憂~」


憂「お姉ちゃん」


梓「唯先輩こんにちは」


純「こんにちは」


唯「あ~ずにゃん」だきっ


梓「いきなり辞めて下さい///」


純「とか言いながらも喜んでるから、もっとやって下さい唯先輩」


唯「流石、純ちゃん!わかってるね~」

純「それほどでも」

梓「ちょっと純!」

憂「お姉ちゃん、梓ちゃん困ってるから離してあげて」ニコッ


唯「仕方ないな~月曜日にたっぷりあずにゃん分を補給するね!」


梓「やっと解放された…」


唯「憂~お腹空いた~」


憂「帰ってご飯にしようね」


梓「じゃあ、また明日ね」


純「バイバイ憂」


憂「バイバイ、梓ちゃん純ちゃん」


梓「やっぱ姉妹って良いね」


純「唯先輩ってやっぱお姉ちゃんなんだね」


梓「何よいきなり?」


純「今まで憂に頼りきってる人だと思ってた」


梓「まぁそうだよね」


純「でも、イザって時は唯先輩なんだと思う」


純「上手く言えないけどさ」


純「ちょっと憂が羨ましいかな」


梓「純にもお兄さん居るじゃん」


純「まぁね~」


梓「私は一人っ子だから羨ましいよ憂や純が」


純「よーし!ならば私が梓のお姉ちゃんになってあげよう!」


梓「純が?何か頼りないから嫌だな」


純「おー我が愛しの

妹!あ~ずにゃん」だきっ


梓「にゃっ!もう///はーなーせー」じたばた


純「照れるな照れるな~」


梓「照れてなーい///」


純「梓や憂がさ」


梓「な、何よ?」


純「イザって時は私が梓や憂の支えになるから」


純「泣いてたらどこに居ても必ず駆けつける!約束するから!だから…」


梓「だから?」


純「だから、ずっと友達だからな!」


梓「当たり前だよ純」


純「手を繋いで帰ろう梓」


梓「お姉ちゃんじゃなかったの?甘えんぼうだね」クスッ


純「ゆ、唯先輩だって憂に甘えてるから良いんだ///」


梓「はいはい」クスッ


純「馬鹿にしたな~」


梓「してないって、はいっ」スッ


純「梓?」


梓「手を繋いで帰るんでしょ?ほらっ」

純「うん」ギュッ


梓(ありがとう純)



 おしまい


最終更新:2013年06月01日 22:34