「もー、純ってば……」


「まあまあ、梓ちゃん。
純ちゃんにも用事があったんだからしょうがないよ」


秋口の風に吹かれながら私が嘆息がちに呟くと、
私と肩を並べて歩いていた憂が優しく純の弁護を始めた。
私の言葉を否定される形になっちゃったけど、私にはそれが嫌じゃなかった。
自分でも自覚がある事なんだけど、どうも私は一言多い性格みたいなんだよね。
気を付けなきゃ、と思いながら、本心とは逆に余計な事を言っちゃう事が多い。
だから、憂が私に軽口を言われた相手の弁護をしてくれるのは、すっごく助かるんだ。
特に純相手だと私の軽口がどんどん増えちゃうから余計にね。
純は私の軽口なんて全然気にしてないみたいなんだけど。


「憂も純を甘やかしちゃ駄目だって。
お小遣いの前借りの話を、何も当日に切り出さなくたっていいじゃない。
そんなの純のお母さんだって急過ぎて驚いちゃうでしょ。
今日は菫達がクラスの出し物の準備だからよかったけど……。
まったく……、純ってばいっつもやる事がギリギリなんだから……」


また純への軽口。
今度は憂も純の弁護をせずに、ただ微笑みを見せてくれた。
微笑んでくれたのは、私がいつの間にか笑顔になっていた事に気付いてくれたからだと思う。
純にはいつも困らせられる。
純が軽音部に入部する前からそうだったけど、
入部してくれてからはその奔放さに振り回される事がもっと多くなった。
でも、何でなんだろう?
私はそんな純が嫌いじゃないし、むしろ大切な親友だとも思ってるんだよね。
うーん……、二年間、唯先輩や律先輩に振り回される事に慣れちゃったからなのかも。
それを成長と呼ぶのかどうかは微妙な所だけど、純の事を素直に大切に思えるのは嬉しかった。
純は大切な私の親友で、大事な軽音部の後輩なんだから。
軽音部の先輩達がそうしてくれたように、私も親友や後輩をもっと大切にしたい。
そのためにも……。


「とにかく、早く純との待ち合わせ場所に行かないとね」


「そうだね、梓ちゃん。
純ちゃんが教えてくれた近道だと、この公園を横切ってすぐの場所のはずなんだけど……」


憂が純の書いてくれた地図に視線を下ろしながらまた微笑む。
その微笑みは苦笑いっぽく見えたけど、仕方が無いかな。
だって、純の書いてくれた学校から待ち合わせ場所までの地図、物凄く適当なんだもん。
固有名称も書かずに単に『公園』とか『駐車場』とかだけ書かれても、地元民以外には絶対分からないよ……。
『学祭に向けて楽器屋で最後の準備をしたい』ってやる気を見せてくれるのは嬉しいけど、
その最後の準備のための費用を当日の放課後まで用意せずに、
急いで帰ってお母さんに前借りするなんて純らしいと言うか何と言うか……。

だけど、意外としっかりしてる……のかな?
『お母さんに前借りしてくるから、梓達は安心して待ち合わせ場所で待ってて!』
そう言った純の顔に不安の色は全然無かったし、
適当な地図でも地元民の私達には分かりやすい地図だったし、
何より学祭をただ楽しみに待ってるって素振りが心強かった。
ずっとジャズ研のサバイバルな状況で鍛えられて来たからなのかもしれない。
軽音部での最初で最後の学祭ライブを目前にしても、純は普段通り飄々としてくれてるんだよね。
口には出さないけど、私を信頼してくれてる視線も向けてくれてるし……。
すっごく心強くて大切な私の親友の純……。

いい学祭にしたいな、って心の底から思う。
二年間軽音部を続けて進級して、新生軽音部で臨む学祭ライブ。
新生軽音部の最初の学祭ライブで、私の最後の学祭ライブ。
練習はしっかりして来た……って信じたい。
初心者混じりのメンバーとは思えないくらい、いい演奏も出来るようになった。
不安点と言えばボーカル初挑戦の私の歌声くらい。
歌がそんなに得意じゃないってのもあるけど、ギターを弾きながら歌う事って凄く難しいしね。
唯先輩や澪先輩、それにムギ先輩も凄かったんだなあ、って改めて実感させられる。
出来れば律先輩のメインボーカルも聴きたかったんだけど、それは欲張り過ぎかな。
ドラムを叩きながらのメインボーカルの難しさなんて、ギターを弾きながらでも苦戦してる私には想像も出来ないよ……。
とにかくそんな感じで、学祭ライブに対する不安点はとりあえず私の歌だけのはずだった。
一番の不安点が部長の私って現実がちょっと情けなくもあるけど、
それは信頼出来る部員が多かったから、っていい方向で考える事にすればいいだけだ。
だけど……、だけど、私は……。


「ふう……」


気が付けば大きな溜息。
学祭が嫌なわけじゃない。そんな事があるわけない。
最高のライブにしたいってやる気もあるし、後輩達にライブの楽しさを教えてあげたい気持ちもある。
でも、何度も経験した学祭ライブのはずなのに、私は緊張して震えてしまう事が多くなった。
学祭が近付くにつれてつの緊張と不安はどんどん大きくなった。
自分が部長だから……、だってずっと思ってた。
単なる責任感からの緊張のはずだって。

だけど、本当にそうなのかなって、この時期になって思い始めてる。
学祭の事を考えてないわけじゃないし、皆にも最高のライブを経験してもらいたいのは本心だ。
絶対に五人で素敵な学祭ライブをやってみせたい。
それでも、私の心は何か別の事に緊張してるみたいな不思議な感覚もあるんだよね。
その別の事が何なのか自分でも分からないけど、
まるで学祭よりずっと前から求めてた何かを目の前にしたみたいな……。

……ううん、駄目駄目。
今は学祭に集中しなくちゃ。
今の私にとって学祭ライブ以上に大切な事なんてあるはずないもん。
こんな姿を見せてたら、部員は勿論、憂にだって心配されちゃう。
だから、こんな不安なんて気のせいって事にして、しっかりしなくちゃ!


「学祭、頑張ろうね、憂!」


いきなり過ぎたかなとも思ったけど、私は自分に言い聞かせる意味もあってそう宣言した。
うん、頑張ろう。
皆のためにも、自分のためにも、それに憂のためにも、私は高校最後の学祭ライブを頑張るんだ。
それが私に出来る事だし、憂も不安な私の表情なんて見てたくないはずだって思うしね。
突然の宣言だったけど、純の思い付きの言葉に慣れてる憂なら笑って頷いてくれる。
私に笑顔を見せてくれる……。
そう思っての宣言だったのに、憂は……。
憂は……。


「う、うん、頑張らなくちゃ……ね……」


その歯切れの悪い言葉に驚いて、私は憂の顔の方向に視線を向ける。
純の適当な地図ばかり見ていて気付けなかった。
憂の顔が緊張に満ちた表情を見せている事に。
唯先輩の事以外で憂がそんな表情を見せるなんて、滅多に無い事だった。
よく見てみると、純の地図を持っている手も小刻みに震えているみたいだった。


「う、憂……?
どうしたの……?
何か嫌な事でもあったの……?」


訊ねていいのか分からなかったけど、私は気付けば訊ねてしまっていた。
それは部長としての責任感からでもあったけど、
親友として憂の異変を見逃したくないって気持ちも大きかった。


「嫌な事なんて何も無いよ、梓ちゃん……。
私ね……、学園祭が楽しみなんだ。
お姉ちゃんと同じ舞台に立てるなんてすっごく楽しみだし、
皆との演奏をお客さんに聴いてもらえるなんてとっても嬉しいんだよ」


まだ小刻みに震えながら、それでも憂は無理をして笑顔を見せてくれる。
学祭が楽しみだって言葉は嘘じゃないと思う。
部室での練習の際も憂は凄く楽しそうに皆と練習をしてた。
私もそれが嬉しくて、今まで以上のやる気を込めて練習が出来た。


「でもね、梓ちゃん……」


憂が無理のある笑顔で続ける。
多分、自分の中に膨れ上がる不安感に戸惑いながら、続けてくれる。


「私、ライブが近付いて来て、何だかとっても緊張して来たんだ……。
おかしいよね……?
楽しみなはずなのに、嬉しいはずなのに、
前にクリスマスにお姉ちゃんに聴いてもらった演奏の方が緊張してたはずなのに……。
しかもね、どうしてか分からないんだけど、ライブじゃない何かに緊張してる気もしてるんだ……」


憂も……?
そう思った一瞬、私は息を止めてしまっていた。
私は学祭が近付くにつれて、不思議な緊張が膨れ上がり始めている。
多分、学祭そのものとは違う何かに緊張してしまっている。
それが何なのかは分からないけど、言い様の無い緊張に駆られてしまっている。
変な例えだと思うけど、ずっと求めていた宝物を見つけた冒険家みたいな緊張に。

歩きながら憂は言葉を続ける。
緊張をどんどん膨らませてても、私達は歩みを止めるわけにもいかない。
だから、歩きながら私達は自分達の緊張を語る。


「あのね、梓ちゃん……。
変な事を言うみたいだけど、聞いてくれるかな……?」


「うん……、聞かせて、憂」


「私ね、最初、この緊張はライブが近付いてるからだと思ってたの。
初めての学園祭ライブだから、新しい軽音部でのライブだから、緊張してるんだって。
だからね、この緊張も皆と一緒ならすぐに気にならなくなる、って思ってたんだ。
だって、皆が居るんだもん。
皆と一緒なら、どんな緊張するライブだって怖くないもんね。

でもね、緊張は無くなるどころかどんどん大きくなってたの。
皆が一緒に居るのに、純ちゃんや梓ちゃんが一緒に居てくれてるのに。
学園祭の事を考えるとこんなに震えちゃうくらい、緊張し始めてたの。
不思議だよね、皆が一緒に居てくれてるのに……。

それでね、思ったんだよ。
もしかしたら、私は学園祭を緊張してるわけじゃないのかも、って。
心当たりがあるわけじゃないんだけど、そう思うと不思議と納得も出来るの。
学園祭のライブじゃなくて、もっともっと前から……、
それこそ高校に入学して梓ちゃんと友達になる前から求めてた何かを目の前にしてるみたいな……。
そんな不思議な感覚があるんだ……。

ごめんね、梓ちゃん。
急にこんな変な事を訊ねちゃって……。
でも、こんなよく分からない気持ちを抱えたままじゃ、皆に迷惑を掛けちゃうって思ったんだ……。
皆と一緒に素敵なライブを開催する事なんて出来ないって思ったんだ……。
ねえ、もしかしたらだけど、梓ちゃん……。
梓ちゃんも私と同じ不思議な緊張を感じたり……しない?」


憂は観察力のある子だ。
唯先輩だけじゃなく、私や純や菫達にも気を配ってくれてる子だ。
だから、憂も気付いてたんだろう、私も不思議な緊張を感じている事に。
多分、憂と同じ原因の感覚を。
それで憂は私に自分の奇妙な感覚を打ち明けてくれるつもりになったに違いない。

どう答えたらいいのかは分からなかった。
『気のせいだよ』なんて単なる気休めで何の解決もしないし、
『そうだよ』って言ってみても、二人で理由も分からない不安を共有してしまうだけだ。
だったら、私はどうしたらいいんだろう?
理由は分からないにしてもせめて二人で緊張を分かち合った方がいいんだろうか。

そうしていくつもの考えを抱いて、憂の表情を窺いながら歩いていると……。


「あっ、梓ちゃんっ……!」


「あだっ!」


憂の言葉に反応するより先に、私は左の脛に鈍痛を感じて妙な呻き声を上げてしまう。
そのままバランスを崩した私は、少し先の倉庫まで片足で倒れ込むように足を進めた。
倉庫の壁に手を付いて、私は左脛の鈍痛の原因を探してみる。
原因はすぐに見つかった。
ブランコの外柵だ。
憂の表情を窺いながら歩いていたせいで、ブランコの外柵に脛をぶつけてしまったらしい。
もう……、こんな大切な時に何をやってるのよ、私は……。
まあ、ちょっと痛かっただけで、傷にはなってなさそうだからそれはよかったんだけどね。
そう苦笑していると、憂が心配そうに駆け寄って来た。


「だ……、大丈夫?
ごめんね、梓ちゃん、私が変な話をしちゃったから……」


「いいよ、気にしないで、憂。
これは私の不注意なんだし、ちょっと痛かっただけだから心配しなくても大丈夫。
丁度、倉庫があったおかげで転ばずに済んだしね。
ギターを持ったまま転ぶなんて大惨事だし、それよりはずっといいでしょ?」


「それはそうなんだけど……」


「気にしない気にしない。
私も気にしてないから、憂もそんな顔しないでよ。
ほら、早く純との待ち合わせ場所に行っちゃおう?
そうしたら私達の……」


『私達の不思議な緊張感も少しは薄れるかもしれないから』。
その言葉を最後まで言う事は出来なかった。
私を転倒から救ってくれた倉庫の壁に妙な物を見つけたからだ。


「どうしたの、梓ちゃん?」


「いや、ちょっと壁に変な……」


「落書き?」


「うん」


頷いた後、私は憂と二人して壁に彫られた落書きに視線を向けた。
ううん、落書きには違いないんだけど、ちょっと変な落書きだった。
消された跡があるのに、中途半端に文字だけが残ってるみたいな感じかな?
公園の管理人なのか、善意の第三者なのか分からないけど、
この落書きを消した人って、よっぽど適当な人だったのかなあ。
中途半端に残したりなんかせずに、ちゃんと消せばいいのに……。
それくらい忙しい人だったって事でもあるんだろうか。

不意に。
私の胸の中に、何だか分からない不思議な気持ちが胸の中に湧き上がって来た。
どうしてなんだろう……?
さっきまでの緊張や不安が一気に何処かに行っちゃった感じがする。
この落書きの変さを気にしちゃったせいなのか、
落書きを消した人の適当さに呆れちゃったからなのか……。
ちょっと気になって振り返ってみると、
憂も私と同じで自分の感覚の理由が分からないみたいに首を傾げていた。
でも、その顔は素敵な笑顔だった。
いつの間にか私と憂は満面の笑顔を浮かべていた。


「何なんだろうね、この落書き……?」


「さあ……?」


微笑み合ってから、もう一度二人で落書きに視線を向ける。
適当な人が中途半端に消したらしい落書き。
そこに書かれていた文字は……。








     ナ         
              ラ
          ラ    

 サ         







「サナララだって、憂」


「サナララだね、梓ちゃん」


「まあ、元あった文章は違うんだろうけどね……」


「それはそうだと思うけど、でも……」


「でも?」


「何でかな?
すっごく綺麗な言葉って感じがするよ」


「落書きを消した人の適当さから生まれた言葉だけどね」


「あははっ、そうだね」


「でもね、憂、私も思うよ。
綺麗な言葉だなあ、って。
よく分からないんだけど、見てて落ち着く気もするし」


「梓ちゃんも?
実は私もなんだ。
さっきまであんなに緊張してたはずなのに、
すっごく不安だったはずなのに、どうしてなんだろう……?」


「うーん……。
理由がよく分からない不安だったから、よく分からない理由で解消されちゃったとか?」


「そうだね……。
そうかもしれないね、梓ちゃん」


「ねえ、憂」


「何、梓ちゃん?」


「さっき言ってたよね、私は学祭を緊張してるわけじゃないのかも、って。
学園祭のライブじゃなくて、もっともっと前から……、
高校に入学する前から求めてた何かを目の前にしてるみたいな……、って。

私もね、実は同じ事を考えてたんだ。
ずっとずっと前から、今度の学祭を待ち望んでた気がするの。
憂が言うみたいに高校に入る前から……、憂達と友達になるずっとずっと前から……。
もしかしたら、憂と私は憶えてないいつかに誰かと約束してたのかもね」


「約束……?」


「うん、約束。
それがいつなのか誰となのか憶えてないけど、約束した事だけは心の何処かで憶えてたんだよ。
今度の学祭ライブを今までのライブ以上に素敵にするって約束を。
それで不思議と緊張しちゃってたんじゃないかな、って何となく今思った。
勿論、単なる思い付きだけどね」


「そうなのかな……?
でも、そうだったら素敵だし、勿体無いよね」


「勿体無い……?」


「だって、それが誰かとした大切な約束なら、緊張してたら勿体無いって私は思うんだ。
折角、ずっと待ち望んでた約束の時なのに、緊張して自分の力を出せないなんて勿体無いよ。
だから……、私、頑張りたいな、今度の学園祭のライブ」


「『頑張りたいな、』じゃないでしょ、憂。
一緒に頑張ろうよ、皆と、私と。
それが約束を果たすって事だと思うしね」


「うん、そうだね。
一緒に頑張ろう、梓ちゃん。
それと私、一ついい事を思い付いたんだけど、聞いてくれる?」


「いいよ、何?」


「梓ちゃんがその約束をした誰か……、私って事にしない?
だって、私も梓ちゃんも誰かとの約束で緊張してたなんて、凄い偶然だよ?
だから、勿論そんな事は無いと思うけど、
いつか約束した二人は私達だったって事にしちゃおう?
その方が楽しんで学園祭のライブに臨めるって、私、そう思うんだ」


「憂も変な事考えるよね……。
でも、いいよね、それ。
うん、折角だし、そういう事にしちゃおう。
それなら緊張する必要なんて全然無くなるし、それにもしまた緊張して来たら……」


「『サナララ』……だよね?」


「うん、『サナララ』を合言葉にしちゃおう。
はっきり憶えてない約束と適当な偶然から生まれた『サナララ』って言葉。
不思議で何だか笑えちゃって、緊張なんか何処かに行っちゃいそうだしね」


「うん、不思議だね。不思議で素敵だよね。
不思議で素敵なライブにしたいよね、今度の学園祭。

……何だか私、またすぐに皆と練習したくなって来ちゃったな」


「私も、だよ、憂。
そのためにも純との待ち合わせ場所に急がなきゃね」


「……うんっ!」


私達は倉庫の壁の落書きにとりあえずの別れを告げて、二人で足を踏み出して行く。
公園にちょっと長居しちゃったから、純はきっと待ちくたびれているんじゃないかな。
私と憂はどちらともなくお互いの手を握って、気が付いた時には走り出していた。
緊張を忘れる事は出来ないだろうけど、今はその緊張がとても心地良い。

もうすぐ私達の高校最後の学園祭が始まる。
憶えてないいつか、誰かと待ち望んでたかもしれないライブ。
その約束の日、出来る限り最高の演奏をしてみせたい。

公園の中に秋の風が吹く。
肌寒さを感じ始める秋口の風。
だけど、私は風の肌寒さなんて感じない。
手のひらに憂の体温を。
心に思い出や約束を。
たくさんの大切な物を抱いて、前に進んで行ける気がするから。
だから、願わくは今度のライブが終わっても、皆や憂と大切な友達で居られるように――






――精一杯、皆と音楽を頑張っていこう!












         おしまい