澪「唯がおかしいのはいつもの事じゃないか」

梓「や、それもそうですけどホントにおかしいんですって」

澪「そうなのか?普段と変わった様子は特に見ないけど」

梓「澪先輩は気づきませんか?いつもの唯先輩とは……決定的に違うところがひとつあるんですよ」

澪「へ?決定的に……違う?」

梓「……はい、それはもう決定的に、ありえないくらいに違います」

澪「あ、ありえないくらいに違うのか…」ゴク

梓「そうです、フフフ……いいですか?ヒントはー」

澪「そういえば梓に抱きつく事が少なくなった気がするな」

梓「あ……は、早かったですね…」

澪「そりゃあ、まあ、毎日見る光景だしな」

梓「最近は毎日じゃないです」

澪「ん?そうだったかな」

梓「昨日は無かったですよ」

澪「……ふふ」プッ

梓「どうかしましたか?」

澪「あはは、ごめんごめん、何だかんだ言っても梓は唯に抱きつかれたいんだなって、可愛いなあって思ってさ」

梓「か、可愛い!?///」ドキン

澪「うん、可愛い可愛い」ナデナデ

梓「わ、わあ……///」ポー

澪「お?梓の顔真っ赤だな、熱でもあるのか?どれ」コツン

梓「あふっ!?にゃ、にゃいでしゅよ!///」ササッ

澪「そっか、無いなら良いんだ。良かった」ニコッ

梓「ひゃ、ひゃい……///」ドキドキ(い、今、澪先輩の顔すっごい近かった…///)

澪「唯が抱きつかなくなったのはさ、多分、最近暑くなってきたからじゃないか?」

梓「え?そ、そうですかね///」ドキドキ(何これ何これ、動悸が止まんないやばいよー)

澪「うん、今だって梓すごい汗かいてるし」

梓「は、はひ…///」ドキドキ

澪「唯に抱きつかれてる時もそんな感じだしな、梓は汗かきなんだな」

梓「ですね!」

end



最終更新:2013年06月14日 02:56