唯「人前でこんなにくっついたら恥ずかしいよぉ…///」
律「フヒヒ」
唯「りっちゃん。ところ構わず抱き着いてくるねぇ」
律「いいだろー?好きでやってるんだし」
梓「……」イライラ
紬「……」ソワソワ
紬「…あ、梓ちゃん。ケーキ」
梓「むぎゅ先輩。ありがとうございます」
紬「(険しい表情でお礼言ってくれた)」
唯「あっ…」
梓「へっ…まーたおっぱじめやがりましたよ。奴ら」
紬「梓ちゃん。ほっぺにクリーム」チョン
梓「あ、ありがとうございます」
イチャイチャイチャ
梓「むぎ先輩、行きましょう…」
紬「え…えっ、どこへ?」
梓「どこでもイイデス」
梓「けっ…」
ガシャン!
紬「(金網に何度も体当たりして…)」
梓「くっ…くそっ!」
紬「梓ちゃん…」
梓「はぁ…はぁ…」
紬「…本当は寂しいんだよね?」
梓「な、何がデスか…」
紬「唯ちゃんが抱き着いてくれなくなったでしょう」
梓「……」
紬「梓ちゃん、礼儀正しいかったのに…やさぐれちゃって」
梓「すいません…」
紬「……」
梓「むぎ先輩…?」
紬「傷」
梓「きず?」
紬「顔に。保健室行きましょう」
梓「こんなん…唾つけときゃ治りますよ」
紬「めっ」
梓「にょっ」
保健室
紬「ちょっと染みます…」
梓「ひぃぃ…」
紬「我慢してね…もうすぐ終わるから」
梓「うぅ…」
紬「梓ちゃん。心のケアはいかが?」
梓「心?」
紬「そう。こうして」
ムギュギュー
梓「は…」
紬「唯ちゃんの代わりに抱きしめてあげるの」
梓「……!」ズキュウゥウウウン
梓「お…お…」
梓「お母さんっ…!」
紬「いいの、甘えてね」
梓「むぎゅ先輩…」
梓「(なんて…いい香りで…暖かく柔らかく包み込まれて…)」
紬「ふふ」
紬「娘がいたらこんな感じなのかなぁ」
梓「…お母さ、むぎゅ先輩」
紬「うん、なぁに?」
梓「洗剤何使ってるんすか?」
紬「めっ」
梓「にゃっ」
紬「そんな子に育てた覚えはありません!」
梓「ご、ごめんなさい!」
紬「スカじゃないでしょう…~ですかでしょ」
梓「はい…」
紬「……」
紬「…けど可愛いから許しちゃう♪」ギュ
梓「ほっ」
梓「(むぎゅ先輩は優しい…こんな泥に塗れたどら猫でも愛してくれる…)」
梓「ぷぁ…」
紬「梓ちゃん。おねむ?」
梓「はい、少し…」
紬「少し…お昼寝しましょう」
梓「はぁい…」
梓「(むぎゅ先輩、お母さんになりたかったんだ…きっと)」
紬「子守唄…えーと」
梓「……」ギュ
梓「(ボリューミィなおっぱいだなぁ…枕みたい)」
紬「~♪」
梓「すやすや…」
紬「おやすみ…梓」
コンコン
紬「あ、はぁい…」
澪「やっぱりむぎか」
紬「澪ちゃん」
澪「梓も…いるのか」
紬「うん、ちょっと静かにね。寝ちゃったから」
澪「具合でも悪いのか?」
紬「ちょっとね…精神的に疲れちゃったみたいで」
澪「ふふ、気持ちよさそうに寝てるな」
紬「ね。澪ちゃん、これから部室に向かうの?」
澪「もう行ってきたよ」
澪「行ったけど…唯と律がさ。おっぱじめててさ」
紬「そう…」
澪「むぎと梓を探して三千里ってわけ」
紬「うふふ、それ古くない?」
澪「い、いいだろ…//」
紬「けど…困ったわ。唯りっちゃん」
澪「うん…」
紬「澪ちゃんはどうしたらいいと思う?」
澪「どうしたらって…律達をか」
紬「梓ちゃんが不良にならないか心配で…」
唯「あっ。だめだってば…」
律「なんで?今部室に誰もいないじゃん」
唯「そうだけど…学校でこんな…あんっ」
律「なんだよー唯はいつでもどこでも抱き着いたりするだろ?」
唯「ん、やっ、最近はしてないもん」
律「私にもしなくなったのはいただけないなあ」
唯「だって……恥ずかしいんだもん」
律「抱き着き魔のお前がそれを言うか」
唯「それは…りっちゃんに抱き着くと身体が…」
律「疼いちゃうのっ!」
唯「違うよっ///身体がドキドキして熱くなって汗かいちゃって…」
律「それを疼くって言うんじゃあ…」
唯「だからそういうのじゃなくって!えっとぉ…」
律「……ふははは」
唯「あっ、もしかしなくてもからかってるでしょ」
律「ゆーいはからかい甲斐があるな」
唯「りっちゃんのイジワル…前はりっちゃんだってベタベタするの恥ずかしい感じだったじゃん」
律「そんな昔のことは忘れたね。今はこれが本当の私なんだよ。ぺろっ」
唯「ひあぁっ…だめだってばぁ…」
律「ついでに今の恥じらいのある唯も好きだぞ」
唯「~~~~っ///」
律「あははっ!唯は可愛いなあ!」
唯「もおっ!りっちゃんのばか」
律「なんだとこの~」
唯「ひゃああ!?そこだめっ!ほんとだめむりっ///」
律「おんやぁ~?何だか湿ってるんですけど疼いてなかったんじゃないのー?」
唯「…っ!ばかばかばか!りっちゃんのばか!へんたい!むしんけい!おやじ!」
律「おほほ」
唯「りっちゃんのせいでしょ!」
律「へ?私が?なんで?」
唯「りっちゃんがこんなことするからでしょ!」
律「こんなことってどんなこと?」
唯「だから今みたいに抱き着いたり…ぺろってしたり」
律「それから?」
唯「胸触ったり…スカートの中に…ってもぉ~~~!!」
律「あはははっ」
唯「うぅ…りっちゃんが性悪になっちゃったぁ…」
律「性悪とは失礼な!唯が可愛いからいじめたくなっちゃうだけだ!」
唯「……ぐすっ」
律「あ!?わ、悪い調子に乗りすぎた!」
唯「……」
律「ごめん…唯といるとなんていうか歯止めがきかなくなっちゃってさ、もっとその、唯を構いたくなって…とにかくすまん」
唯「……すんっ…ばかりっちゃん…」
律「うん…」
唯「でも……優しいとこは変わんないね」
唯「そういうりっちゃんだから私も好きになっちゃったのかな?えへへ…///」
律「う…ぐ…///」
唯「あ、りっちゃん恥ずかしがってる」
律「くそーお前ずるいぞ」
唯「ずるいのはりっちゃんだよ」
律「……」
唯「りっちゃん…?あっ…」
律「ちゅ…」
唯「んっ、ふぁ……」
律「ん…はぁ…。まあその、悪かった」
唯「しょうがない許してあげる」
律「さんきゅ」
唯「それに…たまには意地悪なりっちゃんもいいかな…なんて///」
律「お、おま…」
唯「え?」
律「んなこと言われて我慢できるかっての」
唯「あっ!?」
律「ぐへへお姉ちゃんどんなパンツ履いてんの?」
唯「やっぱり意地悪なりっちゃんいやあっ!んっ!」
律「身体は嫌がってないけどー?」
唯「んひゃ、あ、はあっ…意地悪っていうかおやじだよ…やんっ!」
律「なんだとー!乙女に向かってなんてこと言うんだ!」
唯「りっちゃんが乙女…ぷっ」
律「ああん?」
唯「いひっ?!そ、そこだめ!反則…!」
律「乙女を馬鹿にした罰だ」
唯「ん、ひゃん!ひゃめ、だめだってばぁ…ごめ、ごめんなひゃあい…!」
律「ごめんやっぱいじめたくなっちゃう」
唯「謝るなら手を止めてよっ、んふぁぁ」
律「すまん!止まらん!」
唯「あ、ん、ばかああ…」
律「唯、好きだぞ」
唯「っ、ぅ…も~~~///」
律「そういやみんな出ていったきり戻ってこないな。今戻ってこられてもまずいけど」
唯「そ、そうだよこんなとこ見られたくないよ…」
律「今まで忘れてたくせに何を今更」
唯「だってこんなとこ見られたら…ンンッ!」
律「見られること考えて興奮した?」
唯「してないっ!」
律「でもここがほら…」
唯「やあっ言わないでよ!」
律「実は扉の向こうで覗いてるんじゃね?」
唯「あ、やだぁ、やだあぁ…」
律「ほらあそこ!覗かれてる!」
唯「やっ!う、ん~~っ!かはっ、い、いないもんっ」
律「いーやいたね!ほらムギ!梓!澪!」
唯「っ!あ、うっ……んぐ!」
律「なに我慢してるんだよ。見てもらえよ」
唯「や、だぁ……///ぜったいむり…いっ…ひぐっ」
律「無理かー。でも身体は正直でしたー、ほい!」
唯「アッ!?んううっッ~~~~!!」
律「ふふ…よしよし」
唯「はーー……はーー…///」
律「……」
唯「…やっぱりりっちゃんきらい」
律「えー。大丈夫戻ってきてないって」
唯「戻ってきてたら大変なことになってるよ!」
律「わりーわりー。ごめんなーゆいー好きだよん」
唯「そんなので騙されないもん」
律「だましてないぞー好きだからすきって言ってるんだぞスキスキ唯好き」
唯「ん…うう…///」
律「これで許してくれよ~ちゅっちゅ」
唯「んぷぁ、も、や、んふ、ちゅ…///」
澪「よし今だ!…いやだめだまた始まった」
梓「えーまたですかぁ?」
紬「いつになったら部室に入れるのかしら…」
オワコン
最終更新:2013年06月17日 03:21