澪「いや、逆じゃないか？」
紬「うん。私もそう思う」
律「ああ。唯の場合は『誰でもすぐ手を出しちゃうビッチ』だな」
梓「えっ？」
律「そもそも、唯って今何人彼女いるわけ？」
梓「えっ？えっ！？」
澪「さぁ？本人もちゃんと把握してないんじゃないか？」
紬「私は今でも唯ちゃんとは付き合ってるつもりだけど、みんなはどうなの？」
梓「・・・えっ？」
律「私はもうパス」
澪「私もだ」
紬「そう。良かった・・・のかな？」
律「唯のヤツ浮気とかいうレベルじゃねえんさもん」
澪「まったくだ。よくデート中に見つけて女の子をかたっぱしから口説けるもんだよ」
紬「まぁ、気が多いのも唯ちゃんの魅力の一つだし？」
律澪「絶対にそれなない！」
紬「そうかなぁ？」
梓「・・・えっ？」
紬「梓ちゃんは唯ちゃんといっしょの時はどんなことするの？」
律「おっ、そういえば梓からは聞いたこと無いな」
梓「えっ？えっ？」
澪「まあ、さっきの発言からお察しだけどな」
律「だよな～」
紬「唯ちゃんが女の子と二人でいる時にやることなんて一つだものね」
梓「えっ？」
澪「私なんて、唯と付き合ってた頃は二人っきりになった瞬間に押し倒されてたぞ？」
律「やーん！唯ちゃんったら激しい～！」きゃっきゃ
澪「ホント、その通りだよ。胸を揉まれたり髪の毛の匂いを嗅いできたり・・・ともかくまず身体を求めてくるんだ///」かぁぁ
紬「唯ちゃんおっぱい大好きだものね～」
律「あとロングヘアもな」
梓「えっ？」
澪「私はそういうのより・・・もっと、こう！雰囲気とかがさあ！」
紬「澪ちゃん的には不満だったわけね？」
澪「うん。別にロマンチックじゃなくてもいいんだけどさ。
もっとイチャイチャしたり、なでなでしたり、キスしたりしてもいいと思うんだ」
律「あー、わかる。唯って興奮しだすと激しいだけなこと多いよな」
紬「最近はそうでもないわよ？」
澪「そうなのか？」
紬「ええ、経験を積んでるからすごいテクニックを身につけてるわ！テクニシャンよ！」
律「そりゃあれだけ女の子に手を出せばテクニシャンにもなるわな」
紬「もうすっごいんだからっ！」ふんすっ
澪「唯がすごいテクニシャンかぁ・・・///」モンモン
律「あらあら、秋山さんったらやらしいわ～」ニヤニヤ
紬「思春期ね～」によによ
澪「ちっ、違ーう！///」
律「どうせいやらしい妄想でもしてたんだろー？」
澪「してねーし」
律「してたし！」
澪「・・・それよりムギ、唯がテクニシャンってのはどういう事なんだ？」
律「やっぱり気になってんじゃねーか！」
紬「うーん、なんて言うか、焦らしプレイ？」
律「焦らしプレイ！？あの唯がか！？」
澪「律の方が食いついてるじゃないか・・・」
紬「えっとね、二人っきりになると、そっと近付いてきて、後ろから抱きついてきたまま何もしないの」
律澪「うんうん！」
紬「それで、いつもだったらすぐに始めるのに、唯ちゃんは私のお腹とか首筋を撫でるだけで何もしてこないのよ。
だから私の方から、その、今日はしないの？って聞くと、その瞬間にキスされて押し倒されて・・・」
澪「それっ！私が欲しかったのそれー！！」
律「なんだよそれ～。テクニックの内に入るのかー？」
紬「あの唯ちゃんからしたらすごい進歩よ？」
澪「そうだぞ律！唯が人を焦らして遊んでいるってシチュエーションがすでにエロスだ！」
律「そうかもしれないけどさぁ」
紬「でも、確かに焦らしプレイに関してはりっちゃんの右に出る者はなかなかいないかもしれないわね」
律「えっ？私の話になるのか？」
紬「あの話、今してもいい？」
律「そっ、それはその・・・」チラッ
澪「何の話だ？」
紬「もう時効だからっ！ね？澪ちゃんにも話してスッキリしましょ？」
律「いや、その・・・」
澪「おい、何の話だよ律？」
紬「りっちゃん流の焦らしプレイテクニックよ！」ふんすっ
律「うーん、あれはだな。私とムギが二人で遊んだ時あっただろ？」
澪「あー、夏ごろだったか？」
律「そうそう。あの時澪に何で呼んでくれなかったんだ？って言われたじゃん？
実はこっそり唯を呼んでたんだよ」
澪「・・・はい？」
紬「私にもナイショで、りっちゃんは唯ちゃんを呼んだの。そうするとどうなるかわかる？」
澪「えーっと？よくわかんない」
律「・・・ムギと私がデートしてるところを、唯が目撃する事になるんだよ」
澪「ひどっ！」
紬「そうよね！ひどいわよねーっ！」ふんす！ふんす！
律「いや、だって唯がどんな反応するか見てみたいじゃん！？」
澪紬「その発想がひどい！」
律「いや～、その夜の唯は激しかったね。マジで」
澪「嫉妬やら何やらで燃え上がったんだろうな・・・」
紬「私なんて知らずに当て馬にされたんだし？こうしてバラしてもバチは当たらないわよね？」
律「はい。その節は本当にすみませんでした」ペコペコ
紬「もうっ！りっちゃんってばっ！」
澪「私は幼なじみの知られざる黒さにビビってるところだ」
紬「そんな感じで私たちは唯ちゃんと付き合ってたんだけど、梓ちゃんは唯ちゃんとどんなことするの？」
梓「えっ？」
律「おお、そうだった。梓の話だったな」
梓「えっ？えっ？」
澪「なあ梓。唯とは今どういう関係なんだ？」
梓「・・・えっ？」
おしまい！
最終更新：2013年06月18日 01:43
