純「知らないなー何?」
梓「知らないならいい」
純「気になるじゃん!教えて」
梓「笑わない?」
純「笑わない!」
梓「絶対?」
純「絶対笑わない!」
梓「アガパンサスの花言葉はね…」
純「うんうん」
梓「恋の訪れ」
純「へぇー何か良いね」
梓「純はさ、恋してる?」
純「どうだろうね?梓は?」
梓「してるよ」
純「誰?誰?唯先輩?それとも澪先輩?」
梓「…」
純「教えてよー」
梓「笑わない?」
純「だから、笑わないって」
梓「純だよ」
純「私?私なの?」
梓「うん、そうだよ」
純「いや、その…びっくりした」
梓「嫌だよね私なんか」
純「そんな事ないよ」
梓「唯先輩みたいに素直じゃないし」
純「お互い様じゃん」
梓「直ぐにムキになるし」
純「そこが梓の可愛い所だよ」
梓「憂みたいに何でも出来る訳じゃないし」
純「憂は憂だよ」
梓「澪先輩みたいにカッコ良くないし」
純「梓、あのさ」
梓「でも、それでも純の事好きだし」
純「だから~」
梓「ごめんね…忘れて」
純「私はまだ何も言ってないじゃん!」
梓「帰るね」
純「ち、ちょっと!」
バタン
純「行っちゃった…」
純「全く、自分勝手な奴だな」
純「…」
ピンポーン
梓「純…」
純「返事も聞かずに逃げないでよ」
梓「うん、ごめん」
純「これ、あげるね」
梓「アガパンサス…」
純「梓に問題、今は何月ですか?」
梓「6月」
純「6月の花嫁は幸せになれるんだよ」
梓「ジューンブライドだね」
純「純ブライド」
梓「言うと思ったよ」クスッ
純「何さーでも、純ブライドだよ」
梓「えっ?」
純「梓を私の花嫁に任命する!」
純「私にとっても純ブライド!梓にとっても純ブライド」
純「そして、これからは毎日アガパンサス!」
梓「恋の訪れ…」
純「そう!意味わかる?」
梓「わかんない…」
純「私は毎日、新しい梓に恋をする!だから毎日がアガパンサス」
梓「純、私で本当に良いの?」
純「当然!」
梓「ありがとう///」
純「更に純ブライド!私達が幸せになれない訳がないんだよ」
梓「うん、幸せになろうね」
純「お互いがさ、毎日がアガパンサスになるように」
梓「うん///」
純「何かさ、凄く恥ずかしい事言ってるよね私///」
梓「そんな事ない凄く嬉しいしカッコイイよ純」
数年後
純「いやー結婚式を挙げるなんて照れるね///」
梓「うん///」
憂「おめでとう梓ちゃん、おめでとう純ちゃん」
直「おめでとうございます」
菫「おめでとうございます、想いが叶って良かったですね」
澪「おめでとう梓、純ちゃん」
律「梓に先を越されたのは悔しいが、おめでとう部長として先輩として嬉しい!」
紬「二人とも、とっても綺麗よ~」
唯「あずにゃん、おめでどぅ」ぽろぽろ
唯「純ちゃん、あずにゃんを宜じぐねぇ」ぽろぽろ
梓「何で唯ぜんばぃが泣くんですかぁ」ぽろぽろ
唯「だってだって…あずにゃんは憂と同じぐらい大切な家族みたいなもんだもん」ぐすっ
梓「唯先輩…」
純「きっときっと幸せにします!」
唯「うん、おめでどぅ」
憂「お姉ちゃん」ギュッ
純「一緒にブーケ投げよ梓」
梓「うん」
純&梓「受け取って下さい!」
純&梓「それっ!」
純ブライドそれは毎日がアガパンサスな幸せの言葉
おしまい
最終更新:2013年07月13日 14:32