憂「梓ちゃんと純ちゃんが結婚して1年が経ちました」
憂「そんなある日」
憂「あ、梓ちゃん!久しぶり!」
梓「ジューン」
憂「違うよ、私は憂だよ。純ちゃんは梓ちゃんの奥さんでしょ」
梓「ジューン」
憂「だから私は憂だってば」
梓「ジューン……」
憂「もしかして、梓ちゃん『ジューン』しか言えなくなっちゃったの?」
梓「ジューン」
憂「どうやらそうみたいだね」
梓「ジューン」
憂「うーん、これじゃあコミュニケーションとれないなあ」
梓「ジューンヌ」
憂「!?」
梓「!?」
憂「とにかく、純ちゃんに相談してみよう」
ピッピッピ プルルルル
憂「あ、もしもし?純ちゃん?」
純『もしもし?憂?久しぶりじゃんどうしたの?』
憂「実はね、梓ちゃんが大変なの」
純『え?あずたん……梓が?』
憂「え?今なんてあずたん」
純『なんでもない!それより梓がどうしたのよ?』
憂「それなんだけど、梓ちゃんが『ジューン』しか言わなくなっちゃったの!」
ジューン!
梓「ジューン」
純『へえー。まあ梓は熱中しやすいところがあるじゃん?』
憂「うん。ん?何か変な効果音が聞こえたような」
純『なんか最近英会話始めたいとか言ってたから、きっと英語の練習じゃない?』
梓「ジューン」
憂「june!?」
純『そうそう、いま5月だしね』
憂「今更暦の英語!?ていうか純ちゃん」
梓「ジューン」
憂「5月はメーイだよ……」
純『……』
プツッ ジューン ジューン ジューン
梓「ジューン」
憂「はあ、どうやったら治るんだろう」
梓「ジューン」
憂「これではまるで梓ちゃんの口という名の窓にジューンというブラインドがかかったようだよ……」
梓「ジューン」
憂「これぞまさに、ジューンブラインド、なんつって」
梓「強引すぎるわ!っていうかブラインドじゃなくてブライドだろ!」
憂「ってしゃべれるんかい!いい加減にしろ!」
憂・梓「どうもありがとうございました」
シーン…
憂・梓・純「というわけでわかばトリオでした!さわ子先生ご結婚おめでとうございます!」
和「え、えっと、大変面白い漫才でしたね。お三方ありがとうございました
続きまして、教え子を代表して
田井中律さんと
秋山澪さんのスピーチです」
さわ子「^^;」
唯「憂……やらかしてるよ……さわちゃんの顔やばいことになってるよ」
紬「りっちゃんと澪ちゃんのスピーチで盛り返すことに期待ね!」
澪「よし、そろそろ出番だ。行こう」
律「どうしよう澪……どうしよう」
澪「律!?まさかお前もくだらないギャグでもやろうと……!?」
律「さっきの漫才で言われるまで……今までジューンブライドじゃなくてジューンブラインドだと思い込んでて……
スピーチの原稿でジューンブラインドって連呼しちゃってる」
澪「ってそっちかい!」
律・澪「どうも、ありがとうございました」
さわ子「(^o^)」
おわり
最終更新:2013年07月13日 15:38