律「わぁああああ!」バッ

澪「ちぃっ!」

ー海岸

紬「ちっ!せっかく双眼鏡まで用意したのに」



梓「流されすぎです律先輩」

澪「…おいおい梓。私と律のアバンチュール・ラブを邪魔するなんて、どういうつもりだ?」

律「なあ、そのカメラ何だ?」

澪「」

律「何でこんなとこまでカメラ持ってきてんだよ?」

澪「ナンデモナイヨ」

唯「わかったぁ!お魚撮ってたんだね澪ちゃん」

澪「ソダネ」

律「ふーん」ジトー

梓「へぇ」ジトー

澪「い、いいだろ別に!生足魅惑のマーメイド…じゃなくて魚を撮るくらい!」

律「それ後で没収な」

澪「なぜだ?!」ガーン





ーその夜ー

澪「カメラ…」ズーン

梓「うわ…こんなエグい角度まで…」

唯「澪ちゃんのスケベ!」

紬「でもでも澪ちゃんの溢れるりっちゃん愛を思うと仕方ないと思うの」

律「 」

【データをすべて消去しますか?】

・YES
NO

ピピッ

澪「いやぁぁああぁああああああ!」

紬「オーマイガッ!」

梓「当然です」

唯「流石にしょうがないと思うよ」

澪「明日への希望が…」

紬(写真を撮りながら興奮しちゃった澪ちゃんのターン!計画が…)

梓「律先輩もこれは流石に怒って、」

律「え?何が?」ニコニコ

澪「りつ!分かってくれたのか!?」パァァァ

律「ところで澪さー」ニコニコ

律「肝試しやりたくない?」ニコニコ

澪「え…」

律「や り た い よ な 」ニコォ

澪「はい」ガタガタ

律「そっかぁ!じゃあ準備しようぜー♪」

澪「あわわわわわわわ」ガタガタガタガタ

梓「まさに自業自得の極みですね」

澪「どどどどうしよ…はっ!」

澪(律とペアになれば…この暗い森の中で2人っきり…。みんなの死角になるところも…)

ほわわわわぁぁあん


律「ほら、あんまりくっつくなって」

澪「りつぅ」

律「だーいじょぶだからさ」

澪「もう辛抱たまらん!」ガバッ

律「きゃー☆こんなところでなんて澪のケ・ダ・モ・ノぉ☆」

澪「がおー、森のクマさんだぞ~☆」

ガサガサユサユサ




澪「完璧だ!」ボタボタ

梓「させませんけどね」

ガシッ

澪「痛い痛い!頭が割れる!あたたたた」ギリギリ

梓「また下らない事考えてましたよね?もういい加減に軽音部に平和と秩序を返して下さいよ」ギリギリ

澪「違う!私はただ律のピンクの貝殻の小さなイヤリングを痛い!」ギリギリ

唯「はわわわわわわ…」

唯「大変だよ!」

タッタッタ

律「みんな遅いなー」

紬「お手洗いかしら?」

唯「大変だよぉ~!あずにゃんが、あずにゃんがぁ…」

律「!どうした唯!梓が怪我でもしたのか?!」

唯「あずにゃんが澪ちゃんにキレて、怒っててそんでそんでね」

律「なんだよ…。いつもの事じゃねぇか…」

紬「ヒヤヒヤしちゃった~」

唯「そんであずにゃんの目が木の葉にて最強にゃんになっちゃったよ~」

律「なるほど。全然わからん」

紬「ごめんなさい唯ちゃん。私もちょっと…」

唯「そんな!」ガーン

紬「でも、梓ちゃんがすごく怒ってるのはわかったよ」

唯「そっかぁ」

梓「すみません。お待たせしました」

唯「ほっ!」ビクッ

梓「どうしました?唯先輩?」

唯「日向にゃんからあずにゃんに戻ってる~」ギュウ

梓「え?え?」

律「どうした?澪?」

紬「元気ないね」

澪「ハハハ。ソンナコトナイヨ」

律「さては梓にこってり絞られたな」ヒソヒソ

紬「よっぽど怒られたんだね」ヒソヒソ

澪「おいムギ。律と距離が近い。何を話してるんだ?顔を離せ。まさか律の吐息をクンカクン」

梓「澪先輩?」

澪「ミンナナカヨクシヨウネ」

紬(私、澪ちゃんに嫉妬されてる?)パァァァァァ

律「ムギもどうした?」

紬「今、私は修羅場なのね!?」

律「どうしよう。ムギまで分かんなくなってきた」




唯「って事があったんだ~」

さわ子「そう…。その時居なくて良かったわ…」

紬「澪ちゃん平気かしら?」

澪「    」チーン

さわ子「ちょっと驚きすぎよねー」

律「いやー、さわちゃんが暗闇から出てきたら私だって気絶す(ry」

律「 」チーン

紬「大丈夫?りっちゃん?」

梓「先生。お素麺できました」

さわ子「ありがとう梓ちゃん」

梓「で?律先輩は何を?」

唯「さわちゃんにめっ!てされたの」

梓「なるほど…」

さわ子「いただきまーす」

紬「あ、そうだ。これ飾るの忘れてたわ」

チリ~ン

梓「風鈴ですか」

唯「かわいいね~」

さわ子「これぞ夏って感じよね」


チリ~ン

 チリ~ン



おしまい


おまけ編

唯「ねー。さわちゃん」

さわ子「んー?」チュルチュル

唯「膝の上に座ってもいいかな?」

さわ子「!」ブッ!!

梓「?!」

紬(夏の思い出キマシタワー!)

唯「も~。ダメだよ、さわちゃん。食べ物そまつにしちゃ」

さわ子「ゆゆゆゆゆ唯ちゃん。今なんて?」

唯「だから~、さわちゃんの膝の上に座ってもいい?」

さわ子「」

さわ子「唯ちゃん熱でもあるの?」

唯「違うよぉ。こないだりっちゃん達がね…」

ほわわぁ~ん

律「はー。疲れた疲れた」

澪「ほら律。ここ」ポンポン

律「ん……………」ストン

律「ってぇー!何させんだよ!」

澪「ああ、ごめんごめん」

チラッ

唯「?」

梓「…」イラッ

紬「Welcomeです」

澪「い つ も のクセでいちゃついちゃったよ」ドヤァ

唯「へー…」

唯(あれ楽しいのかな?)




梓「ああ…」

紬「大丈夫よ唯ちゃん!きっと凄く楽しいと思うわ!(主に私が)」

唯「だめかな~?」

さわ子「だめって…その…」

唯「さわちゃん嫌?」チラッ

さわ子「くっ!」キュン

紬「もちろんいいよ!」

唯「わ~い」

さわ子「待てこら」

唯「じゃあ、だめなの?」シュン

さわ子「……」

さわ子「はぁ、やるんなら早く座りなさい」

唯「おお!さわちゃん太っ腹!」

紬(今年の熱い夏がキタァァァァ!)

唯「ではいきます!」

さわ子「さあ来い!」

梓「掛け声おかしくないですか?」

唯「はっ!」ストン

さわ子「よいしょっ!」

唯「…」

さわ子「…」

唯「ふむふむ」

さわ子「…」ドキドキ

唯「なるほど」

さわ子「どうかしら?」

唯「あんまり面白くない!」キッパリ

さわ子「なっ…」

唯「けどなんかいい感じだよ」

さわ子「いい感じって…」

唯「えへへ~。なんか安心する~」

さわ子(やだ///この子かわいい//////)

紬「梓ちゃん。私いまサンクチュアリにいるの~」

梓「戻ってきて下さい」

唯「このまま寝てもいいかな?」

さわ子「いい…ダメよ。膝が痺れちゃうもの」

唯「澪ちゃんはりっちゃんなら何時間でも乗せられるって言ってたよ」

さわ子「唯ちゃん。澪ちゃんは特殊な人間なのよ」

唯「ふ~ん。ところで澪ちゃん達は?」

紬「澪ちゃんなら、気絶したりっちゃんを…。看病してるわ。防音の個室で」

梓「 」




in 個室

澪「むふふ」

律「くそっ!開け!開け!」ガチャガチャ

澪「心配するな。律」ポン

律「ぴぃ!」

澪「この部屋防音なんだって」ニッコリ

律「あ…あ…」カタカタ

澪「泣いてる律は、いや、いつも可愛いけど泣いてる律は一層可愛いな」

律「やだ…」プルプル

澪「嫌?」

律「だって…澪いじわるするんだもん…」ウルウル

澪「いじわるじゃないよ。律だってこの前お尻叩かれてるくせに悦んでたじゃないか」

律「喜んでないし…」

澪「それに好きな子にはいじわるしたくなるって、お前も言ってただろ」

ドサッ

律「澪ぉ…」

澪「いじわる、したくなっちゃった」クスクス

律「好きなら…。優しく…してよ」ボソ

澪「 」

律「うぅ~…」ウルッ

澪「あぁぁああ!もう辛抱たまらん!」

ガバッ

律「ばか!いきなりは!待って!」

律「だからそこ恥ずかしいって!じ…じろじろ見るなぁ!」



こうして合宿の夜はふけてゆく…。
全く練習をしていない事など忘れて。




END