物理の授業後の紬の妄想
部室
唯「あっずにゃーん!」
梓「ちょっ、抱きつかないでください!」
紬(……)
紬(唯ちゃんが梓ちゃんに抱きつこうとする…でも梓ちゃんは嫌がってる…抵抗してる…抵抗?)
紬(唯ちゃんが抱きつこうとする「力」は…電圧?)
紬(唯ちゃんから溢れ出る百合エネルギーが梓ちゃんに流れ込む…電流?)
紬(つまり、あそこには…百合回路ができている…オームの法則が成り立つのね!)
唯「あっずにゃ~ん」
梓「いい加減にしてください!」
紬(ああ、でも梓ちゃんの百合抵抗は大きいわ…あの子に百合電流を流し込むには、唯ちゃんみたいな百合電圧が高い子じゃないとだめね)
唯「もうあずにゃんたら…恥ずかしがらなくていいのに」ギュゥ
梓「ちょっ、唯先輩、やめ…もう…」
紬(高い百合電圧をかけられて梓ちゃんの温度が上昇していくと…ある時突然抵抗が減って電流が流れやすくなるのね)
紬(普段は絶縁体なのに温度上昇で電流が流れるようになる…これって、確か…半導体!?)
唯「あずにゃんぎゅー」
梓「あっ…もう、好きにしてください…」
紬(愛し合う二人から発せられるこの百合色のエネルギーは何…?あと少しで、わかりそう)
紬(唯ちゃんは百合エネルギーに満ち溢れている…百合電流が…百合電子が豊富…だからマイナスの百合電気を帯びている)
紬(梓ちゃんは百合電子を求めている…百合不足…プラスの百合電気を帯びている百合半導体)
紬(唯ちゃんも極寒ならさすがに百合力が落ちると考えれば、半導体と言える…。マイナスとプラスの半導体が密着しているこの状況…ダイオードね!)
紬(そして、唯ちゃんの百合電子が梓ちゃんの百合不足な体に流れ込む時に発生するエネルギー…これが百合色のエネルギーとなって周囲に放射されるの!)
紬(見る者全てを百合色にし、幸福をもたらすこの百合エネルギー!これを無限に発生してくれる唯ちゃん、梓ちゃん…あなたたちは!!)
紬「百合色発光ダイオードよ!!!」
唯梓「「!?!?」」
完
最終更新:2013年10月10日 07:41