◆ZavxytTKqo さんの感想
自作。久しぶりの台本形式だったからスカスカ感があって、「これでおもしろいのか?」ってなって書くのが辛かった。和中心だったので、語尾とか考えるの難しかった。
ネタはスーパーの果物コーナー見てて思いついた。正直緊張した。
言われてみれば、どうやって言語が生まれたんだろうな。ここまで深く考えたことはなかった。
「無意識」を夏目漱石が最初に使ったとかも知らなかった。こういう豆知識をSSを通せば、漫画で読む歴史~みたいな感じで吸収しやすいのかも。
追い求めて行くうちにいつの間にかオリジナルになっていたってのはなんか好きだな。澪が律に思いを告げるのはなんか幼馴染ならではって感じで好き。確かに文字や言葉を意識していけば、考えさせられていくことがあるかもなぁ。
開始早々にいきなり驚いた。ラブラブ唯和。
てっきり、和も照れてるのかと思いきや積極的ですな。すぐに唯の変化に気づくのも幼馴染ゆえか恋人ゆえか……。なんか読んでるこっちがくすぐったくなってくる。唯は緊張しそうでもあるし、そうでもないような気もする。緊張してる和は意外だったかも。強心臓なイメージがあったから。それを察する唯の心情もそれっぽくてよかった。
人は何をもって愛を表現するか。そんな感じで考えさせられた。言葉かもしれないし、行動かもしれない。難しいな。
思わずネイティブな発音で口に出したくなるようなタイトル。
この三人組は好きだなー。純ちゃんが良い感じに動いてくれること多いから。このSSでもそう。
湿度の話はスポーツでもきいたことあるかも。黒人の選手が倒れたとか。ここでも純ちゃんが絡む便利さ。HTTとは違った、遠慮のない梓も読めるからおもしろい。星座を語る三人を想像してみると、どんなのかが気になった。
確かに、三人とも泣くときは思いっきり泣いてくれそう。ここに菫直がいたらどうなってたのか気になるな。
5番手:◆ywLV/X/JUI 唯「唯2101?」
はじめに、難しい! それは私が馬鹿で頭が悪いのが大きく影響しているのがあるだろう。一瞬、わかった気にはなれるのでは?と思ったけど、想像以上に難しかった。経済に携わる人というのは、こういうのに頻繁に関わってるのかな。難しい。
タイトルには元ネタがあったのか。経済政策とかで国を変えようとがんばっても、なかなか難しそうだな。全員が賛成ってわけでもないし。小さなグループが荒れたりした時にふと思ってしまう。
抵抗とか電圧とか懐かしい。そしてそれを話に結びつけるとは。
温度上昇とかで電流が流れるようになる、とかは本当なのかな? さすがに「百合電圧」とかはないだろうけど。もしそうなら、スッと入った。
百合エネルギーは唯梓で放出されるのか。律澪とかはどうなるのだろうか。別の反応が見られるのか!
海外には行ったことがないので、まずその行動力がすごいと思える。
五人が事前学習形式なのがなんともほほえましい。日本の物とは全然違うな。地下鉄にしろバスにしろ。
原作ネタが使われていてちょっぴりうれしい。五人とも登場したのも。会話も自然だったしね。
こういうのを通して読めば、今まで関心のなかったものに目を向けることのできるきっかけになるのかもしれないな。まさに知識。おもしろい。
ダメージジーンズって自分で作れるのか。初めて知った。
早く律に渡したくてウキウキしている澪がなんかかわいい。
律に渡す時も緊張してるのが妙にリアル。よろこんでもらえてうれしいのか、自分のやった所を興奮しながら説明するのもかわいい。
オチはバッチリ。背伸びしてやっとの律にはなかなか厳しい。それでもあっさりした返事がよかった。
「紙ヒコーキ」の理由はなんだろう、気になる。
使用届の件で揉めるのはベタかもしれないけどおもしろいし好きだ。普段の会話もこんな感じでおもしろいんだろうな。
六法全書取り出したドヤ澪おもしろい。こういうのに着目するのがすごい。「どうして4月1日も含まれるのか」という疑問はこのSSを読めばわかるわけだ。すごい。練習するしないとも絡めることができるとは思わなかった。
純ちゃん、乙だ! よく投下してくれた!
上でも書いたけど、SSを通してサッと気軽におもしろい知識を得られるな。
初参加だったけどおもしろかった。次は10月くらいかな。また企画があれば挑戦してみたいな。
企画開始前の書き手交流スレの>>289『知識系SSとは?』やこのスレの(あなたが知識系だと思ったら、それは知識系SSです!)は幅広くSSを受け入れる姿勢に見えてとてもよかった。おかげでテーマを柔軟に考えることができたし、書きやすくなった。ありがとう。
みんなおつかれさま。
ID: DTlJr3520さんの感想
感想ー
導入から「いつもの軽音部」っぽく、終わり方もまた然りで丁寧な印象。内容も日常で必要不可欠な食事についての知識で何かと役立つ内容となっており、読み終えてからも更に多くの人に読んで貰いたいと思えた。
強いて欠点を挙げるならばスレタイから内容が察せない点だろうか。どんな豆知識が来るのかとワクワクしたらフルーツの栄養に関する知識だけ“だった”、という意味では肩透かしとも言える。
突拍子もない澪の話と、それにどうにかついていこうとする律の構図。一見するとこの二人ならあってもおかしくない構図でありながら、律の話の促し方も質問の内容も、ほぼ的確に読者の思考をトレースしている。
しかしそれは序盤から中盤にかけてであり、〆の段階に入ると自然と今の二人の状況説明、澪がその思考に至った背景の解説へとシフトし、我々の脳内から離れてひとつの物語となる。この移り変わり方が実に見事。
結論らしい結論が明確には無く、未解決とも取れる終わりは知識発表の企画という場では賛否両論かもしれないが、物書きの集うであろうこの場に投じる価値のあるテーマではあったと思う。
和「セックスよ」に盛大に吹き出した。何故か脳内再生できて更に辛い。
知識そのものよりは唯の知識の無さとそこから来る戸惑いなどの心の揺れを知識のある和が解きほぐす、という光景が主。知識をテーマにしながらも百合百合しさを表に出しているのは意外にも今回この作品だけだった。
しかし、文頭に“唯(”が11個続いたり、“和「”が12個続くような会話形式はどうにかならないのだろうか。会話内容自体に違和感はないのに作品としてとにかく見栄えが悪い。
あと唯の語尾の「だよう」に多少違和感を感じた。どちらも内容に関係ない上、俺の好みの問題や作者の作風の主張の可能性もありそうで本来大っぴらに言えるものではないのかもしれないが。
星座の知識の話。バランスのいい三人を写すように、知識と物語性のバランスもほどよくまとまっていたと思う。三人の進路については思いを馳せてみた人も多いのではないだろうか。
しかし星座の知識って高校生の頃はまだギリギリ覚えてる範囲なのでは? 小学あたりで叩き込まれて歳を取るにつれ使わなくなっていき忘れていく知識ではあるとはいえ、北斗七星自体が星座だと思っていた純は少々将来が心配である。
もっとも、先輩にはヨーロッパを国だと思っていた人もいるのだし野暮なことか。
季節と合わせた上で知名度の高い星々をチョイスしており、伝わりやすくていいと思った。
5番手:◆ywLV/X/JUI 唯「唯2101?」
あとがきに「無理せず読み飛ばしてください」って書いても意味ないのではなかろうか。
抵抗、電圧、電流。オームの法則。半導体。ダイオード。認知率の高いワードを使い、多くの人がついていける範囲で百合科学を披露するという気配りが光る。ダイオードだけに。
工夫と発想の勝利だと思う。
ロンドンまで行き、自らの足で得た知識を披露してくれた素晴らしいSS。作者に頭が上がらない。
映画の裏エピソードとして楽しむも良し、実際にロンドンに行く時に役立てても良し、の仕上がりとなっている。
路線図に圧倒された……
澪のダメージジーンズ作り。ダメージジーンズのロックっぽさと、けいおん!キャラはパンツルックが主なのを合わせ見ると
地味に鋭い着眼点に思う。
地の文を使い、時間の流れまでもを意識したリアルで丁寧な解説はまさに知識系といった感じで読者を上手く引き込む。
作者が作りながら書いたのではないかと疑うほどだ。
ただ、オチの判断が少し難しい。オチ自体は綺麗にまとまっているし澪ならやらかしそうでもあるが、この二人くらい
付き合いが長いと相手のサイズも日頃から頭に入ってそうでもある。一緒に服屋に行くなら尚の事。
とはいえ、それでもなお浮かれてあるいはテンパった上での澪の失敗、とも読み取れるのだが。
常に六法全書を持ち歩く女子高生、
秋山澪さんによるありがたい知識。細かく例外についても解説されており、
社会に出たら役立ちそうだ。
メタを通り越した作者の現在進行形オチは乾いた笑いを引き起こす。延長されて本当に良かった。
・総評
今回は意外性より堅実さで勝負した作品が多くなった印象。悪く言えばインパクトが足りないが、そのぶん実用性に
優れるものも多いので一概に欠点とは言えない。
どれも下準備にかなりの時間をかけたのではないかと思われる物ばかりで、参加者には尊敬の念を禁じ得ない。
本来ならこのように乱雑な数行の感想で済ませていいものではないのだろうが、そこはどうかご容赦願いたい。
参加者の皆様、お疲れ様でした。
無名 ◆4xyA15XiqQさんの感想
感想いきます
律「プラトンってやつに言わせれば、
理想的な国家は哲学者の支配する国家らしいぞ」
梓「だいぶざっくりとした言い方ですね」
律「というわけで私も知識を身につけようと思ったんだ」
梓「三日坊主にも満たないと思いますが」
律「へへーん、残念だったな梓。ぎりぎり三日は持ったぜ?」
梓「どちらにしろ早すぎます」
梓「というか、律先輩は支配者になりたいんですか」
律「上に立つ者は、大体得するからな」
梓「絶対先輩の下にだけは付きたくないです」
律「照れ隠しか?」
梓「裏のない本音です」
律「まあまあ、そんなこと言わずにさ」
律「なんといっても今回の企画は知識企画だったから、
有難く読ませてもらったんだ」
梓「はあ」
律「だから一緒にお礼がてら、感想を言っていこうじゃないか!」
梓「もう一度言いますが、絶対律先輩には付いて行きたくないんです」
律「照れ隠しか?」
梓「もう一度言われたいんですか?」
梓「……はあ。わかりましたよ」
梓「そうですね、この作品は実に淡泊です」
律「そうだなあ、淡々と知識が和から語られていくもんなあ」
梓「それをうんうんと頷きながら、さらさらと読める作品でした。
知識がすうっと、頭に入り込んでいくんですね」
律「おお、それは良いことだ」
梓「お話としては少し物足りないのが否めないでしょうけど」
律「なるほどなあ」
律「ところで梓はバナナーだけどよ」
梓「マヨラーみたいに言っているんでしょうけど、わかりにくいです。
それと別にバナナーではありません」
律「お前も使ってんじゃん……」
律「いや、そんな梓がこの情報を聞いてどう思うのかなって」
梓「えっ?」
律「沢山の糖質が含まれてるっていう……」
梓「はい、張り切って次もいきましょう! 最後まで付き合いますよ、先輩!」
律「変わり身はや!?」
梓「次は、なんですか。
二番手◆dWVtcnK36sさんの“
澪「私の言葉」”ですね」
梓「物が先か、言葉が先かという話を思い出す作品ですね」
律「なんだそれ。物が先に決まってるだろ」
梓「物に名前がつけられる前、全てのものに区別はなかったという話です。
そこで言葉は物を区別する仕切りみたいな役割を果たします」
梓「ま、それは置いておいて、です」
梓「知識はとても興味深いものを扱っていると思いますね」
律「一応なにか書いてるような身にとっては、そうなのかもなー」
梓「最後に軽音部の話にシフトしたことで、
一つのお話としても上手く完成させていたと思います」
律「言葉かー。私たちは完成されたものを使ってるんだよなー」
梓「まさか。今でも言葉は変化し続けていますよ。
誤用とされているものが多用され、一般化されるなんてザラです」
梓「そういう律先輩も知らず知らずのうちに、
新しい意味で既存の言葉を使っているのかもしれませんよ」
律「うーん、私はここで扱われてる知識に、興味は出なかったかな」
梓「そうなんですか?」
律「そこに疑問を持たれちゃうと、反応に困るぞ……」
梓「では知識以外はどうでした?」
律「いわゆる、その、行為前の時間だというのに、
こいつら、濃厚ないちゃつきしやがる……って感じだったな……」
梓「恥じらう先輩……ぷっ!」
律「中野、表出ろ」
梓「まあ二人のいちゃつきは楽しめたみたいです」
律「スルーかよ」
律「作者はもうちょっと紹介出来ればよかった、とか思ってるみたいだな」
梓「パンチも思った以上に弱く仕上がってしまって、
ちょっと悔しく思ってもいるそうですよ」
梓「あと久しぶりに図鑑を引っ張りだしてきたんですけど、
案外楽しんで読んでしまったみたいです」
律「図鑑かー。まだ本棚のどっかにあるんだろうなー」
梓「律先輩は恐竜図鑑とか好きそうですよね」
律「なにをー! 私だってな、花の図鑑とか持ってるんだぞー!」
律「……恐竜図鑑もあるけど」
梓「大丈夫です、恐竜を好きになることに、男女の違いなんてありませんよ」
律「そうなんだろうけど、お前から言われると信用ならんわ!」
律「えー、次は五番手◆ywLV/X/JUIさんの“唯「唯2101?」”だな」
律「……ハッキリ言おう」
律「なに言ってるのかさっぱりだった」
梓「ある程度知識あることが前提ですよね、これ」
梓「ただ難解なだけ。興味を引くに至ってないと思います」
律「しかもそれが延々と続くしよー……」
梓「最後まで読みましたが、ただただ疲れました。
その難解な知識が八割以上を占めているので、お話としてもも楽しめませんでしたし」
律「例えだけど、小学生相手に微分のことを話してもなーって感じだ」
梓「驚きました。律先輩の口から微分という言葉が出てくるとは」
律「梓は私を舐めすぎだと思うんだ」
律「文系にとっては、すっげー懐かしい言葉が出てきたな!
オームの法則とかさ、いつ以来だ?」
梓「誰でも聞いたことある言葉を用いて、
空想の科学を妄想するムギ先輩はとても面白かったですね」
律「どれもすらすら頭の中に入ってきたよ」
梓「現実の知識ではないので、この知識は興味深いと言ってしまうと、
ちょっと奇妙な感じになってしまいますが、それでも興味深かったです」
律「梓にとっては自分のことだもんな?」
梓「……別に、私は半導体じゃありませんもん」
律「ふーん」
梓「唯先輩に抱きつかれたからって、
ある時点から喜び爆発なんてあり得ません!」
律「へー」
梓「……律先輩には絶対的な抵抗があります。絶縁体です」
律「ひでえ!!」
梓「一つ前の作品とは違い、まさに現実の知識でした」
梓「なんといっても現地で得た知識を持ってくるというのは現実味があり、
説得力もあると思いますね」
律「それを卒業旅行前の話し合いに落とし込むのは、
いかにもありそうなエピソードって感じで上手いよなー」
梓「はい。知識とお話、その両面を上手く絡めた作品だと思います。
絡め方では、一番上手いかもしれませんね」
律「しかしこの路線図、乗りこなせる気がしないな……」
梓「なに言ってるんですか。日本の都心部の方がもっと酷いです」
梓「……何度、人混みに身体を持ってかれそうになったか」
律「梓は小さいからな」
梓「うるさいです」
梓「まあ実際、どっちの方が酷いのかはわかりませんけど、
私はこの程度の路線ならいける気がします」
律「おお、私へのプレゼント制作過程か。ちょっと恥ずかしいな」
梓「本日二度目の……ぷっ」
律「あとで屋上来い、梓」
梓「律先輩の戯言はともかく、制作の段取りを追って楽しめる作品でした」
梓「なにより良いのが、追って楽しめる作品ということは、
それを疑似体験できるというところ」
梓「お話自体は普通ですが、知識を体験して得ることができる作品としては、
とても良い仕上がりだと思います」
律「しっかし、澪のサイズだとちょっと長いんだよな……」
梓「いいじゃないですか。工夫して履いてくださいよ」
律「あとベルトも普段よりきつめにしないとな……」
梓「澪先輩にぶん殴られますよ」
梓「唐突に、自然と澪先輩が六法全書を取りだしたときは笑いましたよ」
律「しかも唯以外、誰もツッコんでくれてないしな。
あれか、突然のことにみんな茫然としてるのか」
梓「まあそれはともかく、知識も役立ち、お話も笑えるもので面白かったです」
梓「それと、これは作品となんの関係もない話ですが、
どこからか作者の叫びが聞こえてきたような気がしました。
空耳でしょうか?」
律「梓ー、それは間違いなく空耳じゃねえぞー」
律「……ま、なにはともあれ、無事に投稿できて良かったな!」
梓「結局最後まで付き合っちゃった……」
律「お前から言い出したことだろ」
梓「きっかけは律先輩です」
律「梓にとって、今回の企画はどう映った?」
梓「そうですね。そもそも企画が立ち上がってから、日数もあまりなかったですし」
梓「知識というテーマ上、
インパクトのある作品を書くのが難しかったのだと思いました」
律「それは仕方ないことかもしれないなー」
梓「ただ今回の投票形式は、非常に良いと思います」
梓「前々から採点基準を複数設けた方が良いと思っていたのですが、
それを見事実現してくれました」
律「その方がなにを評価されているのか、確実に掴めるからな」
梓「律先輩からは、なにか言うことありませんか?」
律「私から言うことは、そうだな、その採点方式か。
二つの基準を設けてくれたおかげで、幅広い作品を受け入れるぞという、
企画者の意図が見えてきた気がしたよ」
梓「なるほど、確かにそうかもしれませんね」
律「今度は時間をたっぷり持たせて、
秋ぐらいにやる企画を今から考えておいても、良いかもしれないな」
梓「秋企画ですか……どっかで聞いた響きですね」
律「ま、それはさておきだ」
梓「さらっと流しましたね?」
律「気にするなって」
律「……えーと、企画者さん、まずはお礼を。
本当にありがとうございました!」
梓「参加者の皆さんも、お疲れさまでした」
梓「あとは企画者さんからの結果発表を待ちましょう。
企画者さんも、最後までよろしくお願いします!」
律「……こんなとこか?」
梓「ですね。では、そろそろ退散することにしましょう」
律「だな」
梓「それじゃ……」
律・梓「いつかまた、出会う日まで!」
‐ お し ま い ‐
感想は以上です
ありがとうございました
ID: 8mTflfpU0さんの感想
ブラックな感想
丁寧に作りこまれていて好印象だが、淡々としている。
もう少し起伏が欲しかった。
この澪は高二病患者。
いいから、さっさと歌詞を書け。
書き手のみならず、誰もが思春期辺りに一度は考えた事がありそうで、共感は得やすいかもしれない。
が、思春期にありがちな言葉遊びに終始しているだけで面白みが無い、というか薄っぺらい。
そこをさらに追求すれば哲学っぽくなるのに。
エロいのは苦手だけど、企画なので頑張って読んだ。
この和はメンドクサイ。
緊張している様は人間味を感じたけれど。
面白いが、何故か途中で飽きた。
ごめん。
5番手:◆ywLV/X/JUI 唯「唯2101?」
論外。
ようやく面白いのにたどり着いた。
半導体やオームの法則といった知識を、上手くSSに結びつけていると思う。
唯がN型百合半導体で、あずにゃんがP型百合半導体って感じですか。
唯ちゃんから飛び出た百合電子が、あずにゃんの穴に…ハァハァ
でもこの理屈で行くと、唯⇒梓なら光るけど、梓⇒唯なら光らないのよね、
ダイオードって一方向にしか電流を流さないから、という野暮なマジレス。
また映画が見たくなった。
制作過程を追体験しているようで興味深く読めた。
これは作者の実体験だろうか、妙にリアリティがあって良かった。
が、面白いかと言われると微妙。
ただ作るだけで淡々としていて、しかもほぼ予定調和。
オチも付いているが、しっくりとこないオチ方。
作者の機転と熱意に乾杯。
六法全書を携帯する澪には噴飯したが、まあそういう物だと割り切ると、何これありそう。
法知識とけいおん的要素が上手い事混ざっていて意外と面白い。
この中では一番好き。
終わりに描かれた純ちゃんは明らかに作者の代弁だろうが、このメタネタをどう捉えるかで、
作品の評価は変わるかも知れない。面白かったので、俺は良いと思います。
番外編 企画者さん
日付を長くすればもっとSSは増えただろうと思うが、まあ仕方ないのだろう。
しかしながら、ハードルを下げて参加しやすくしよう、という企画者さんの配慮と工夫も随所に感じられた。
だからこそ、今回は9作品も集まった、という見方も出来るかも知れない。
感想は以上です。
雑だという自覚はありますが、面倒なのでこれ以上は書きません。
参加した人、企画者さん、お疲れ様でした。
ID: Lv1zYVOE0さんの感想
今回は間に合わなかったのでせめて感想だけ
参加された方々、本当におつかれさまでした
各キャラを丁寧に描いているおかげで、情景を想像しやすくてよかったです
特にバナナーな梓ちゃんがかわいかった
この6人が話しているだけでも楽しいですよね・・・
このSSでも書かれてましたがバナナって地味に凄いんですよ
ハンガーノック対策に乾燥バナナを携帯するチャリダーは多いですし
オチに向けて綺麗にまとまった作品だと思います
冒頭のキスシーンからどうやって知識系に持ち込むのかな・・・
と考えながら読んでいると、セックスの知識の話になって笑いました
こんな手が・・・
やはり後輩組の絡みはかわいいですね
楽しい感じがこっちにまで伝わってくる素敵なSSでした
5番手:◆ywLV/X/JUI 唯「唯2101?」
株価の理論上の最大値は無限ですが、株価にはS高があるので無限ではない・・・と思いましたが、
S高だと買えない可能性もあるのでどうなるんでしょうか・・・
裁判の結果が気になります
そろそろ積んである劇場版を見るべきかと思いました
でも見てしまうと自分の中で何かが終わってしまう気がして・・・
このジーンズを履いたりっちゃんのイラストを見てみたくなるSS
短くてシンプルですが、こういうSSは好きです
これは・・・法律系なのに読みやすいしわかりやすいし、オチもうまくひねってある
笑える部分もありますし、今回の企画の中では一番良かったと思います
ID: RY17kRv20さんの感想
今回は、感想だけ参加します。
思いのほか毒舌になってしまいましたが、感じたまま書きました。
みんなの辞書、和ちゃんによる楽しく学べるフルーツの豆知識。
解説の合間に入るけいおん部らしいやりとりにニヤリとさせられます。
フルーツは身体にいいとよく聞くけど、それぞれこんなに違う効能があるんだ、と
あらためて勉強になりました。バナナはスポーツ選手が食べている姿をよく見かけ
ますが、腹持ちが良くてすぐにエネルギーになるそうです。
ところで、唯ちゃんも大好きな温州みかんはアメリカでは「テレビオレンジ」と
呼ばれているそうです。理由は、テレビを観ながらぱくぱく食べられるから。
「テレビオレンジ」を戸田奈津子さんが訳すと、たぶん「こたつみかん」です♪
歌詞が思いつかずに産みの苦しみを味わう澪ちゃんとりっちゃんの会話?
自分一人の趣味ならともかく、新曲の歌詞ともなるとメンバーにも迷惑が掛かるし、期限も
あるならなおさらプレッシャーだと思います。
唯ちゃんは直感的に歌詞を書いてしまうけど、澪ちゃんは歌詞を書くためにわざわざ言葉を
考えるための場所と時間を選んでいました。
澪ちゃんらしい一面が見られるSSですが、欲を言えば、苦しんだ澪ちゃんがいろんな
ものを感じ取って言葉を紡ぎ始める、その姿まで見せてほしかったです。
照れる唯ちゃんと冷静さを見せながらも内心ドキドキしてる和ちゃんが新鮮です。
恥ずかしがる唯ちゃんは可愛いのですが、唯ちゃんはなんと言っても、弾けるような
元気と無邪気さが魅力です。(「唯先輩を恥ずかしがらせたい」みたいなSSがあるくらいに)
そんな唯ちゃんらしさが感じられていれば、照れる唯ちゃんはもっと魅力的だったと思います。
「知識系」というテーマの上では、百合セックスの知識を伝えたいのか、セックスの持つ
重要性を伝えたいのか、作者さんの思いを読み取ることができませんでした。
3人がそれぞれの夢を語りながら見た星空は、一年前お姉ちゃんたちが手に入れた
「離れてても同じ空見上げて」の意味を、3人に教えてくれたでしょうか。
夢を叶えるのは難しいことだけど、誰かに夢を託すことはもっと難しい。そんな難しい夢を
お互いが叶えてくれると信じて疑わないこの3人は、3人ともスーパースターです。
だから、みんなで星に祈りましょう。......梓ちゃんの歌が上手くなりますように。
祈らなければ叶わない夢なんて、所詮その程度の夢です。
いつもの無名さんに比べると少し捻りがなくて、その分ストレートに思いが伝わる
SSでした。
5番手:◆ywLV/X/JUI 唯「唯2101?」
投資信託のお話?……唯梓律の3人は初心者、紬澪が中級者でしょうか。
専門用語が多くて難しかったです。私くらいの超初心者にいてほしかったかな?
好奇心旺盛で何にでも手を出してしまいそうな唯ちゃん、慎重だけど勝負どころでは
思い切った勝負に出そうな梓ちゃんは、この2人らしいなと思います。
最後の、紬ちゃんの台詞、「2人を踏み台」「応援している」などが気になったけど、
それぞれがどういう関係なのか、よく分からなかったのが残念です。
百合をエネルギーに置き換えた、楽しいSSです。唯梓でこの結果なら、律澪は、
唯憂は、平和ならどうなのかな~、と興味がそそられます。
その意味では、企画の採点基準である「知識に興味を持てたか」という評価では
満点だと思います。
ただ、私の好きな『紬「現代百合化学概論」』のコンパクト版の趣で、新鮮さは
感じられませんでした。
けいおん部で旅をするSSは大好きです。だけど、このSSはどこか物足りません。
机の上にパンフレットを並べて説明を聞いているだけのような......実際のロンドンの
空気に触れている感触がないのです。
かまぼこ電車の車内は涼しいのか、暑いのか、2階建てバスの2階はグラグラ揺れて
怖くなかったのか、町を行くロンドンっ子は手を振ってくれたのか......そんな、
唯ちゃんたちの旅を読んでみたかったです。
この作者さんは(当然?)ヴィンテージのジーンズを好んで履いているのでしょう。
りっちゃんの誕生日に澪ちゃんが世界にひとつしかないジーンズをプレゼント。
淡々と進む製作過程はきっと作者さんの経験に基づいていて、りっちゃんのために
真剣な澪ちゃんが、作者さんの思いまでも、たったひとつのジーンズに込めて作り上げます。
価格はもちろんプライスレス!なのに、998円と答えてしまう澪ちゃんの外連味のなさは、
抱きしめたくなる可愛さです。
好きなものに思いを込めればちょっとばかりの失敗も愛しさに変わる、それを分かってる
りっちゃんもやっぱり流石りっちゃんなのでした。
りっちゃんは、講堂の使用届を出さなさすぎです。さっき褒めたのに。
最近の女子高生が六法全書を持ち歩くのは当たり前? 勢いがあって楽しいです。
初日不算入の原則は、誰も法律の内容はよく知らないまま、なんとなく使っていると
思います。けいおん部のメンバーが、ふだんなじみ深い「期限」や「期間」に
ついての知識を楽しく教えてくれるSSでした。
企画者さん、作者のみなさん、お疲れさまでした。
最終更新:2013年10月11日 00:20