田井中家


律「な、何でも良いじゃねえか///」


梓「気になります」


律「気にすんなって///」


梓「怪しいですね…エッチな本でも隠してるんですか?」


律「そんなんじゃない!」バンッ


梓「す、すいません」ビクッ


律「ごめん大きな声出して…」


梓「いえ、すいませんでした…」


律「大切な物なんだよ///」


梓「どうしても見せてくれないんですか?」


律「…」


梓「わかりました」


梓「じゃあ、練習しましょう」


梓「元々、律先輩が急に練習しようって皆を呼び出したんですから」


律「梓」


梓「何ですか?」


律「お前、箱の中身見ても絶対笑わないか?」


梓「笑いませんよ、見せてくれるんですか?」


律「絶対笑わないのなら」


梓「絶対絶対笑いませんよ」


律「じ、じゃあ見ろよ」


梓「こ、これはシャーペン?こっちはノート」


梓「私があげた消しゴム… 」


律「皆から貰った物だよ」


梓「…」


律「これは小学生の時に澪から貰ったシャーペン」


律「これは、唯がくれたヘアピン」


律「そして、これはムギがくれたノート」


律「そして、これは梓がくれた消しゴム」


律「使えば良いんだけど、大切な物だから汚したくなくてさ」


梓「律先輩…」


律「だから、これは大切な宝箱なんだ」


梓「律先輩、似合いませんよ?」


律「なかのー」





唯「お待たせーって…」


澪「梓が律に甘えてる…」


紬「いつも、反発ばかりしてたのに」


梓「律せんぱーい」ぎゅっ


律「辞めろ離れろって///」


梓「そんな事言っていいいんですか?皆さんに言いますよ?」


律「なっ///」


澪「何だ梓?」



唯「あずにゃん、りっちゃんと何かあったの?」


紬「教えて梓ちゃん」


梓「駄目ですよ!これは私と律先輩だけの秘密なんです」


梓「ねっ?律先輩」ぎゅっ


律「だぁーこいつにだけは言うんじゃなかった///」


梓「♪」ぎゅっ


おしまい



最終更新:2013年10月14日 04:30