梓「あ、やっと見つけた! 唯せんぱーい?」
唯「わお、あーずにゃーんっ」たたっ
梓「さわ子先生捜してましたよ! 『世界史のワーク出してないの平沢さんだけだ』って!」
唯「――おーまいごぉーっど?!!」
律「あはっ、ざっまあみやがれヒラサワー!」
ガチャ
さわ子「あなたたち二人とも同罪よ?」ニッコリ
唯律「「ヒイッ?!」」
和(どうやら今日中には帰れなさそうね、二人とも)
澪梓「「はぁ・・・・」」
和「と、いうわけで」
澪「改めまして、結果発表」
梓「ここからは私たち三人で・・・と、その前に」
澪「?」
梓「メンバーも一新しましたし、気分転換にいただいたお便りを紹介してみませんか?」
和「そうね。それならトップ5は後編に、ということで」
澪「えーっと、企画投票フォームに届いていたメッセージはこの五通でした」
#1
全体的に知識のネタにパンチ不足。
経験や体験に基づいた見解などももっと盛り込んでほしかった印象。
けいおんにちなんで音楽ネタもあったらよかったのに、
とは締切翌日に直と菫のDTM講座ネタを思いついた自分の弁。
#2
企画者さんの幅広ーく受け入れるオープンな感じが素敵でした。
企画者を引き受けてくれてありがとう!
#3
皆さんお疲れ様でした。
#4
参加者様方、企画者様、お疲れ様でした
#5
とても面白かったです!
投票も作品の良さと知識の良さを分けて投票出来るシステムも良かったです!
和「#1さん。案外手厳しいわね」
梓「一つ、おそろしく膨大な知識を詰め込んだ作品もありましたけどね・・・」
澪「DTM講座は見てみたかったな、参考になりそうだし。
あとはお料理SSも読んでみたかったかも」
和「あら、澪はそこそこ料理もそつなくこなす方じゃないの?」
澪「レシピ通りには作れるけど、アドリブ利かせてその場で一食考えるのは苦手なんだ。
律の方が向いてるんじゃないかな、そういう意味では」
和「あんたたち・・・・・」
澪「?」
梓「全体的に好印象ですねー、その点は私も良かったです」
澪「解釈の幅を広げたのは功を奏したかな」
和「企画のテーマ上、知識がないって敬遠されると思ってたのよ。
私としては、知識自体より『何かを解説する姿の面白さ』を楽しみにしてたから、
知識の質や正確さなんて最初からどうでもよかったけどね」
梓「それ、元も子もない意見なのでは・・・」
和「さてと。一息ついたところだから、そろそろ再開しないとね」
梓「ところで先輩。そもそもこの企画ってどうして始まったんですか?」
和「律が『長い休みだし、なんかやらなきゃ!』って言い出したからね。
さっきもあの子と話してたんだけど」
澪「当の本人は課題に追われて連行されてったけれどね」
梓「あはは・・・」
澪「でも、このまま何もやらないでいると体がなまっちゃう、とは言ってたかな。
『企画やらないとSSが増えないんだから、村おこし的な感じで』って」
梓「えー? 立案した頃も結構SS増えてたじゃないですか」
和「というより、立案した6月ぐらいからまたけいおんSSが復興してきていて、
一番少なかった時期は脱してきた、と言えるんじゃないかしら」
澪「この辺りは私たちの主観でしか語れないけどね」
梓「そうですね。
一時期の、名作らしい名作は少ないですけど、むしろ落ち着いて良い空気だと思います」
和「その“名作”っていうのも厄介なのよね・・・。
こじらせすぎると“名作病”を患いかねないから」
梓「名作病? なんですか、それ」
澪「う・・・」
和「・・・澪には心当たりがあるのね」
澪「うん・・・。言うのは心苦しいけど、
たとえばさ、私のふでペンとか結構いい線行ったと思うんだ。
擬音の配分とか、“書くこと”というテーマ設定だとか」
梓「・・・そ、そうですね」
和(触れちゃだめよ・・・)
澪「だから、それ以上のものを出さないと自分で自分が許せないっていうか・・・。
それで、結果として何も作れなくなってしまうっていう」
梓「本末転倒じゃないですか・・・。
試験で解答の見直しに時間を割いて、名前を忘れちゃったみたいな」
和「藤子F先生だったかしら。
しょうもない作品が山積している状態の方がジャンル全体として健康だ、
“名作”で「一発当て」なきゃならない空気になる方が、ジャンルの寿命が近い、
とか、そんなことを言ったのって」
澪「ああ・・・なんだか似たような話を思い出した。
ベルトルト・ブレヒトの『ガリレイの生涯』って戯曲にさ、こんな言葉があるんだ。
英雄のいない国が不幸なのではない、国が英雄を求めることが不幸なのだ、って」
梓「名作の力によってジャンルの救済を希求する状態は不健康だ、ってことですか?」
和「けいおんSSがそうだ、とは私は思わないけどね。
今だって、たとえばツイスターゲームのSSだとか、面白い試みはたくさんあるのよ?」
澪「ああ、今回の作品にも画像を使ったものがあったっけ」
和「第一“名作”の定義なんて千差万別じゃない、
それを金科玉条に据えるなんて、それこそその人の価値観の押しつけ、傲慢なのよ」
澪「和も言うなぁ・・・。
でも、誰かにとって“名作”かどうかとは関係なく、
もっと軽い気持ちでいろんな作品がたくさん作られるといいな、って私は思うんだ」
梓「あんまり考えすぎない方がいいですよ、きっと」
澪「分かってはいるんだけどな、頭ではね・・・はぁ」
和「ま、とりあえず企画発表に戻りましょうか。
作品を丹念に読むことで見えてくるものもあるはずよ」
澪「そうだな。じゃあ、次は第5位の発表です」
和「知識部門では第3位、私がフルーツの効能について語るSSね」
澪「これぞ王道、王道にして正道、って感じだな」
梓「そうですね。私もこの作品が一番手で良かったと思います」
和「だいいち、知識系って普通にそれだけ書いたらほのぼのSSになるのが自然なのよね」
澪「小説を読んでいても、専門知識が語られるのは日常パートが多いからね。
たとえば推理小説でも、犯行の最中よりは捜査の場面だとか」
梓「斬った張ったのアクションの途中で、フルーツの栄養素なんて言ってられないですもんね・・・」
和「ある種の能力バトルものだと変わってくるかもしれないわよ?
必殺技を出した後で、なぜそれが効いたかを解説するだとか」
梓「あ、ジョジョとかでありそう」
澪「私、少年漫画読まないからなあ・・・。
このSSの話に戻るけど、実際に果物が出てくるまでは本当に自然な流れだったな」
和「そうね。
これは“私が果物の知識を解説する場面”の前振りなんだけど、
この場面を作り出すためには、
「真鍋和が軽音部部室に居座る」状況を作らないといけない」
澪「そうそう。それを原作でも反復された和と律の関係をきっかけにして、
そこから旧友として唯との関係を使って引き留めつつ、さっき言った場面につなげている」
梓「よく考えたらそこまでの流れをたった3レスでこなしてるんですよね。
それも、違和感のない流れで」
和「原作の情報をうまく利用して、読み手の脳内補完が捗るように描かれているからよ。
澪のいう私と律の関係だったり、私と唯の関係だったり」
澪「そうそう。それに、今言った二つともスレタイに使われた和に紐づけられているんだ。
こういう話の持ち込み方は、確かに技術とは言えるんだけど、
やっぱり『けいおん!』って作品への愛なんじゃないかな」
和「流れといえば、そこからの構成には賛否が分かれるんじゃないかしら」
梓「え、普通に流して読めましたよ?」
和「それを「盛り上がりに欠ける!」って捉えた人もいるはずよ。
この辺りは好みに依るけどね」
澪「ああ・・・、
これはネタの設定上、どうしても果物紹介パートが繰り返しになっちゃうからね。
展開に不安がないから読みやすいし、私は良いと思うけど」
和「言ってみればアイマスSSの『アイドル全員に~してみた』系SSと同じ構造なのよ。
だからこの利点・欠点も~してみた系SSと同じように言えるわね。
一番の欠点は、やっぱり同じ流れの繰り返しになってダレがちになること」
梓「うーん・・・。でも、私はこのSS楽しめましたよ?
バナナいつ出てくるんだろうって、リストの時点で期待できましたし」
澪「そうそう。
してみた系でも、自分の好きなアイドルの描かれ方が気になるから、
その娘が出てくるまでは読み進めようって動機になる。
この構成法の利点は、リストに自分の好きなものが一つでもあれば読みたくなるところだな」
梓「なるほど・・・そう考えると、題材にくだものを選んだのは正解ですよね。
だってアイマスはともかく、くだものを食べたことない人なんていないですもん」
和「題材が日常生活に近いとそういうアドバンテージがあるのよね。
さっきのジーンズのSSでも、唯が「自分でもやってみたい」って言い出してて」
澪「この場合はジーンズよりもハードル低いしな。
スーパーに行ったときにこのSSを思い出す、なんてことにもなりそう」
和「実生活に直結するテーマならでは、ね。
もっとも、まったく実生活とかけ離れた題材にはまた違った好奇心が生まれるのだけど」
澪「普段耳にしないトリビアも、物語を楽しくするスパイスだからな。
じゃあ、そろそろ第4位に」
梓「知識部門では第6位。私と純と憂が星を見に行くお話でした」
和「ところでこのタイトル、どこかで聞いたことがあるような・・・?」
梓「純のキャラソンからじゃないんですか?
ミッドナイトなんちゃらっていう明らかふざけてるあの曲」
澪「梓、佐々木さんには厳しいね・・・」
和「誰なのよ佐々木さん。そうね、それも考えたんだけど、それ以外に」
梓「オアシスか何かにそんな曲名ありませんでしたっけ?
シャンパン・スーパーノヴァ・・・じゃなくって。これじゃスーパーだけですね」
澪「ああ、SSでも言ってるね。でも私もぱっとは思い出せないな・・・」
澪「このSSはとにかく三人が三人らしくって、自由きままで、それがよかった!」
梓「あいつは自由すぎるんですよ。
絶対ツイッターやらせちゃいけませんね、純にだけは」
和「別に、その子のことだけじゃないと思うんだけど・・・」
澪「とにかく、純ちゃんと梓の歯に衣着せぬやりとりは楽しかったな。
「今すぐ星にしてやろうか」なんて吹き出しちゃったよ。
憂ちゃんは憂ちゃんで、きまじめでやさしいことがアクセントになってるっていう」
和「優等生ボケがあの子の芸風なのよ」
澪「いや、そこまでは言ってないけど」
梓「ていうか和先輩がそれ言うんですか・・・」
和「・・・うん、でも私は後半がちょっとくどかったかもしれない」
澪「えっ? いい場面なのに」
和「この辺りは好みの問題だけれどね。
ほら、さっきセックスの話でも言ったけれど、関係を言及しすぎっていう」
澪「そ、そんな話があったのか・・・」
和「どんだけ耐性少ないのよ・・・。
ともかく、卒業の話題を出した時に『ああそういう展開か』って、
それで案の定三人が泣き出したもんだから、それはそれは」
梓「それは先輩がうがった見方しすぎなんです!」
和「・・・自覚はあるわね」
澪「っていうか、この泣かせシーンってそれほど無理矢理じゃないんじゃないか?
というより、これをこの三人がやることに意味があるはずなんだ」
和「どういうこと?」
澪「だってこれ。私たち最後の文化祭後のことのオマージュじゃないか」
梓「そっか、私も部長なんだし」
和「この時間軸であなたがそれを言うのはどうなのよ?」
梓「語りの時期やキャラごとの主張まで設定してるから話が進まないんですよ・・・」
澪「まあまあ。
それでね、だからこそこの三人が卒業と向き合う時、
こうしてごく自然に私たちのことが浮かぶのが大事なんじゃないかなって」
梓「ふふ。なんだかそれ、先輩方がいうと自画自賛みたいですね」
澪「言えてる・・・。でね、星空って遠いでしょ?
だからそもそも、遠い星空を見ることって、遠い将来を夢見る暗喩なんじゃないかって」
和「それはちょっと考えすぎじゃない?
なんとなくセンチメンタルになっただけだと思ったけれど」
澪「そうかな? 大“三”角形っていうのも梓たち三人が浮かんだし、
織姫と彦星の“別離”も、私たちと後輩組の距離と重なってくるし」
和「ちょ、ちょっと待って。
そこまで行くと何が何を象徴してるかがめちゃくちゃじゃない。
結局、第三角形は何なのよ?」
梓「っていうか、そういう読み方する話じゃないと思うんですけど・・・。
でも、星空の遠さから将来の明るさにつながるところはぐっときました」
澪「本編では直接つながってないけどね。
そう感じさせられたところが、私がこのSSの好きなところかな」
和「そうね・・・。でも、やっぱりちょっとしゃべりすぎだと思うわ。
特に最後のまとめ方、梓ちゃんの独白があまりにも“まとめ”すぎて」
澪「・・・これって、地の文SSの方が書き慣れてる人が台本SSを書くとやってしまう気がする。
地の文を使うと、全体の雰囲気に言いたいことを溶かし込めるから。
で、それと同じ情報量を台詞にぶつけると、直接テーマをしゃべってしまいがちになるというか」
梓「そうですかね?
私は結構バランス取れてると思いましたよ。
たしかに純の“わかば座”ってくさい台詞だと自覚して置かれてるんですけど、
その自覚がある分、ちゃんと次の私の台詞でちゃかしてバランス取ってますし」
和「茶化してバランスとるのも、見せつけすぎると茶番になっちゃうのよ。
というより、登場人物の気持ちを全部台詞で書き込んでしまうとね、」
澪「ごめん。私も、和がうがち過ぎだと思う。
技術的には分からないけれど、
やっぱり梓たち三人にとってこの物語は必要だったんじゃないかな」
和「・・・・そうね。ちょっとやりすぎたわ。
再開した高校編では、アニメの私たちほど卒業が意識されていなかったわよね?
そういう意味で、この物語が生まれる必然があったのかなって」
梓「ところで、知識面ではどうですか?
私、星座のうんちくは流して読んじゃったんですけど」
和「そうね、これは日常的な知識、って訳ではないものね。
これも知識そのものより、三人の成長がメインの話だから」
澪「順位にも現れてるね。
そういう意味では、同じほのぼのSSでも、一つ前の果物とは真逆なのかな」
梓「あれは物事を知る楽しみが骨格になってましたからね。
でも、私はこっちが好きです。きゅんて来ました」
和「見せ方もなかなかうまいんだけどね。
望遠鏡のやりとり一つで三人の関係をちゃんと示している。
一番自然な形で知識が物語にとけ込んでいるSSとも言えるわね」
澪「溶け込みすぎて知識が知識と見えなかったんじゃないかな?
それは悪いことじゃないでしょう、それぐらい楽しく読めたんだから」
梓「さすが常連書き手の面目躍如、ってことでしょうかね。
それじゃあ続いて、ついにベスト3の発表です!」
※ここからは企画者様に代わり、有志によるベスト3決戦投票の結果発表です
直「菫が結果発表を補完するようです」
菫「えっ?」
直「後は任せたよ、菫」
菫「ちょっと直ちゃんが何言ってるのか、理解できないんだけど……」
直「カンペならここにあるから」
菫「あっ、ありがとう……じゃなくて!」
直「今回は企画者が姿を見せなかったから、
私が独断で決選投票を取り行うことになったことは言ったよね」
菫「聞いたこともないよ……?」
直「こんな突発的だったのに七人の人が投票してくれたことも、
菫には何度も言っていたよね」
菫「ただの一度も聞いたことないって!」
直「台詞忘れちゃったの? カンペ使っていいよ」
菫「直ちゃんが人の話を聞いてくれない……」
直「……」
菫「……はあ。わかったよ、私が折れるね」
菫「えっと……先のとおり、今回の投票には七名の方が参加してくれました。
突然のことではあるにも拘わらず、有難いことです」
直「ありがとうございました」
菫「では早速発表へ参りましょう」
直「第三位。合計25点を獲得した……」
菫「この作品は……」
直「ちょっと待って、菫。……データ開示!」
#=====================
- 3点 … 5票 71.4%
- 5点 … 2票 28.6%
- 1点 … 0票 0.0%
- 2点 … 0票 0.0%
- 4点 … 0票 0.0%
#=====================
菫「これは投票の内訳?」
直「うん。見ての通り、三点に一番多くの人が投票してるみたい」
菫「確か知識部門では一位だったんだっけ」
直「さすがに実体験を元にしただけあって、圧倒的だったね」
直「この部門でも第三位とまあまあ高水準だけど、
高いというより安定した評価といえるんじゃないかな」
菫「じゃあ、第二位。あれ、これを発表したら自動的に一位もわかっちゃうね」
直「うん。でも気にせずにいこう」
直「では惜しくも一位を逃した、第二位の作品です」
菫「知識企画、内容部門の第二位は……」
直「……」
菫「……」
直「……カンペいる?」
菫「うん……」
直「はい」
菫「あ、ありがとう……よし。第二位は!」
直「合計27点を獲得した」
直「内訳はこのようになっています」
#=====================
- 4 … 3票 42.9%
- 5 … 2票 28.6%
- 2 … 1票 14.3%
- 3 … 1票 14.3%
- 1 … 0票 0.0%
#=====================
菫「四点の評価が一番多いんだ」
直「全体を通して高評価といって間違いない。
これも知識部門で高順位をとっていたね」
菫「第二位だっけ? 一位と二位がこうして内容部門でも高順位にいるのって、
なんだかとっても凄いことの気がするよ」
直「うん。でも、この二作を超える内容を持つ作品があるんだ」
菫「それが次の第一位の作品だね!」
直「というわけで、お待たせしました。内容部門、第一位」
菫「合計29点を獲得」
直「その内訳はこちらです」
#=====================
- 5 … 4票 57.1%
- 2 … 1票 14.3%
- 3 … 1票 14.3%
- 4 … 1票 14.3%
- 1 … 0票 0.0%
#=====================
菫「五点評価が一番多いなんて……圧巻だね」
直「まさに内容部門も頂点に立つ作品の、堂々たる結果だよ」
直・菫「◆UwUOv4/shUさん、おめでとうございます!」
直「以上で、知識企画決選投票の結果発表を終了します」
菫「……ふう。お疲れ様、直ちゃん」
直「菫こそ、突然のことなのに対応してくれて、お疲れ」
菫「……やっぱり前もって何か言ったのは嘘だったんだね」
直「あっ」
菫「……」
直「……」
直「……菫のこと、信じてたから」
菫「このタイミングで言われても嬉しくないよ!」
直「あっ、そういえばまだこれを言ってなかった。
菫、最後の一仕事として、このカンペを」
菫「相変わらず人の話を聞いてくれないよね……」
菫「……えっと」
菫「こうして結果発表をしてしまいましたが、
これはあくまで仮のものです」
菫「もし企画者さんがお戻りになられたのなら、
是非順位だけでも簡単に書いていってください」
直「よろしくお願いします」
菫「えーと、以上です。私、斎藤菫が結果発表を補完しました!」
直「ありがとうございました」
‐おしまい‐