梓「吉野家の牛丼うまっ！うまっ！」（ﾊﾌﾊﾌ） 唯「うわぁ」 1 - 菫が百合ノートを引き継ぐようです

梓「吉野家の牛丼うまっ！」ハフハフ、ハフッ！

唯「あずにゃーん、何杯食べる気なの？」

梓「私、吉野家の牛丼ならいくつだって食べられちゃいますよ！」ガツガツ

唯「それにしても食べ過ぎだよぉ」

梓「あ、店員さん！アタマの大盛もう一つお願いします！」モグモグモグモグ

唯「まだ食べるの！？」

唯「もう4杯目だよ！？」

梓「唯先輩もおかわりいかがですか？」ハフハフ

唯「・・・私はもういいよぉ」(どっちかと言うとすき家のチーズ牛丼派だし・・・)

梓「そうですか」モグモグ

店員「アタマの大盛お待たせしました」

梓「キター！！」ガツガツ

梓「いただきまーす！」ハフハフ、バクバク！

唯「あずにゃん食べ過ぎだよー」

梓「吉野家は特別なんです！ここではお腹いっぱい食べるべきなんですよ唯先輩！」ガツガツ

唯「あずにゃん太っちゃうよ？」

梓「明日からは節制しますから。だから、今日はいいんですよ！」モグモグ

唯「ううっ、あずにゃんがコロコロに丸くなっちゃうよ～」
唯「・・・それはそれで可愛いかも？」

梓「やだなぁ、唯先輩。牛丼を食べ過ぎて太るなんて都市伝説ですよ？」モグモグ

唯「それこそ絶対嘘だぁ！？」

梓「米を食べ過ぎるから太るんです！だから、私はこうしてアタマの大盛を注文しているんですよ」ガツガツ

唯「・・・さっきからあずにゃんそればっかり頼んでるけど、そもそもアタマの大盛ってなぁに？」

梓「知らないんですか唯先輩！？」

唯「・・・普通知らないよぉ」

梓「牛丼界では常識ですよ！」ガツガツ

唯「私は『牛丼界』って世界の存在から知らないからね」

梓「アタマの大盛というのは、牛丼の肉が多い代わりにご飯が少な目なメニューの事です」モグモグ

唯「そうなんだぁ。なんだかお得だね？」

梓「はい。吉野家の新メニューですよ！」ハフハフ

唯「さっき常識だって言ってたのに新メニューなんじゃん！？」

梓「細かい事は気にしないで下さい。太りますよ？」バクバク

唯「太るわけないよ！？」ガビーン
唯「ていうか、さっきからのあずにゃんの太る太らないの基準がおかしいよー！？」

梓「冗談ですよ。」
梓「それに、牛丼もこれで終わりにしておきますし」モグモグ

唯「うん。その方がいいと思うよー」

梓「それじゃあ唯先輩、この後・・・」パクパク

唯「なぁにあずにゃん？」

梓「吉野家食べ終わったら、次はすき家にカレー食べに行きませんか？」モグモグ

唯「まだ食べるのあずにゃん！？」

梓「いえ、唯先輩はすき家の方がお好きだったはずだと思いまして」モグモグ
梓「それで、今日は食が進んでいないんですよね？」ガツガツ

唯「普通の人は牛丼1杯食べれば満腹だよ？」

梓「じゃあ食べないですか、チーズ牛丼？」ハフハフ

唯「・・・行くっ！」

梓「そう来なくちゃ！さすが唯先輩ですっ！」バクバク

唯「チーズ牛丼の魅力には勝てないよ～」にこにこ

梓「それじゃあ、行きましょう唯先輩！牛丼とカレーを食べに！！」ガタッ

唯「どこまでもいっしょに行くよーあずにゃん！！」ふんすっ

梓「唯せんぱーい！！」ぎゅっ

唯「あずにゃーん！！」ぎゅー

こうして固い絆で結ばれた二人は、案の定太ったのであった

一方その頃、田井中家では・・・

律「オレオうまっ・・・うまっ・・・！」ｻｸｻｸ

澪「律は本当にオレオが大好きだな」

律「ああ、一度食べると止まらなくなるんだ・・・」 ｻｸｻｸｻｸｻｸ

澪「ハハッ、それじゃあまるでオレオ中毒だなっ！」

律「本当にオレオは美味しいんだよ・・・。一度でもこいつを食べ始めてしまったら、もう病み付きなんだ・・・」ｻｸｻｸｻｸｻｸ

澪「ほどほどにしておかないと、太っても知らないぞ？」

律「ああ、もう少し食べたらそれで終わりにするよ・・・」 ｻｸｻｸｻｸｻｸ

律「オレオ、オレオ、オレオ、オレオ・・・」

ｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸｻｸ

おしまい！

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