紬「今の私達は逃げることで精一杯だわ、急いでこのリフトに乗りましょう」

律「うわ、このリフト遅っそ!」

唯「追いつかれちゃうよ~」

梓「コインを全部取って28枚にしましたがコインの意味はもうないです」

澪「とにかくこのブロックをヒップドロップで叩くぞ」

律「あ、キノコ出てきた、いっただき」

梓「私もスーパー状態になったです」

澪「うわ、スタイル変わった」

律「澪プロペラかよ、うらやましいな・・・」

澪「うわ、飛んだ!」

梓「プロペラジャンプですね」

唯「あーキノコ取れなかったよ~」

紬「私も・・・」

律「うお!クッパがもうここまで来てる!」

クッパ「逃がしはしないのだーっ!そりゃーっ!」

梓「あ、火を吐いてきました!・・・あああ!足踏み外したあああ!」プルッ

梓18ミス、梓、ライフがなくなってゲームオーバー

原因:炎見て足場見ず

唯「あああ!よそ見した!落ちるううう!」プルッ

唯23ミス、唯、ライフがなくなってゲームオーバー

原因:梓の二の舞

紬「リフトを乗り・・・溶岩が波打って・・・きゃあああ!」プルッ

紬7ミス、ライフ残り1

原因:波打つ溶岩になすすべなし

クッパ「逃がさないのだーっ!!」

律「しまった!追いつかれたあ!」

律、ダメージを受けてパワーダウン

クッパ「どんどんいくのだーっ」

澪「うわ、炎に当たった・・・」

澪、ダメージを受けてパワーダウン

律「お、リフトがちょうどいい所に」

澪「あああ!足踏み外したあ!」プルッ

澪12ミス、ライフ残り1

原因:次のリフトに乗れず

律「お前になやってんだよ・・・あ、ムギ出したな」

紬「ありがとう、りっちゃん。でももうあとがないわ」

律「分かってるよ、お、抜け道ができたぜ。クッパの炎で壊れたんだな、ありがとう、クッパ。
  じゃあ私達はそこから行くか、あ、もたもたしてるとクッパの炎で足場が壊されるから急いでリフトに乗れよ」

紬「はい」

紬「うまくリフトに乗り移れたようね、私は上のリフトに乗るわ、天井に気をつけながら・・・」

律「やっば、足踏み外した・・・よかった、下にもリフトがあって助かったぜ」

紬「りっちゃんを待ってる暇はないわね・・・このリフトに乗れば先に行けるけど
  姿勢を低くしなきゃ進めなさそうね・・・あ、澪ちゃんを出したわ」

律「あああ!次のリフトに乗り損ねたああ!」プルッ

律18ミス、律、ライフがなくなってゲームオーバー

クッパ「ガッハッハ、あと2人なのだーっ!」

澪「ああ・・・律・・・」

紬「澪ちゃん、急いでこのリフトに乗って、でもこのリフトに乗る時は姿勢を低くして」

澪「わかった」

紬「そろそろいいようね、次のリフトに・・・炎が来たわ!」

澪「じゃあジャンプでかわすぞ」

紬「うまくかわすことができたわ、ここからは一緒に行きましょう」

澪「それ以外したくない・・・」

紬「ああっ、足踏み外したわ」

澪「あああ!・・・と思ったが下にリフトあって助かった・・・
  ここはカベキックで行くしかないな、でなきゃ上まで行けないし・・・」

紬「わかったわ、たあ!やあ!とお!うまくいったわ」

澪「よし、私も・・・あああ!炎が・・・!」プルッ

澪13ミス、澪、ライフがなくなってゲームオーバー

原因:クッパの炎

紬「澪ちゃん!・・・あとは私だけ・・・でも何としても元の世界に戻らなきゃ・・・!」

紬「リフトを乗り継いでここまできたけどここも姿勢を低くしないと先に行けないようね、では・・・」

紬「そろそろいいみたいね」


ピーチ「あ、マリオ、来てくれたのね・・・あら?マリオじゃないわ、誰かしら?
    私を助けに来た人ならいいけど・・・」

紬「あ、誰か囚われているわ、助けに行かなきゃ」

紬「・・・っ!クッパがここまで・・・」

クッパ「ガーッハッハッハ、もう逃げられんぞ、では、そろそろとどめといくのだーっ!そりゃーっ!」

紬「炎が・・・これは何かしら?スイッチかしら?押してみましょう」カチッ

ゴゴゴゴゴ

クッパ「ムムッ!?この音は何なのだ?一体何が・・・おおっ、床が・・・ぐおおおお!!!」

ドォォォォォン

紬「クッパを倒したのね、やったわ、でもどうやって姫様を・・・あ、檻の底が抜けてひらりと舞い降りてきたわ」

ピーチ「ありがとう、あなたのおかげで助かったわ」

紬「あなたはこの城に囚われていたのですね。私も人助けができて取っても嬉しいです。
  私、一度でいいから勇者になってみたかったの」



クッパ城の外

ピーチ「あなた達は異世界から来た人なのね」

唯「うん、この城にいる大魔王を倒して元の世界に戻ろうとしてたんだ。
  でもせっかくだからこの世界を楽しんでいくよ。せっかくお姫様を助けたことだし」

ピーチ「あなた達もマリオみたいに勇敢なのね」

ピーチ(でも私を助けてくれた金髪の子はどこかしら?)

唯「んでね、私達の住んでる桜ヶ丘ってところは毎日がとっても楽しくて・・・」

「唯!」

唯「あ、みんな、あー私も気球に乗りたいよ」

澪「ってか何でそっちは律とムギと梓でこっちは私一人なんだよ」

律「さあてな、あ、そうだ、澪、その気球にピーチ姫を乗せてやりなよ」

澪「わかったよ・・・それじゃ・・・」

唯「あ、澪ちゃんありがとう」

澪「では、姫様、どうぞこちらへ」

唯「じゃあ一緒に乗ろう」

ピーチ「はい」

梓「・・・本当はピーチ姫と一緒に気球に乗る権利があるのはムギ先輩なんですけどね、唯先輩じゃなくて・・・
  だってクッパ倒したのムギ先輩ですし・・・おまけにムギ先輩ノーコンティニュー達成です」

澪「律、今2人を乗せたぞ、じゃあ私も・・・ってあれ?気球が・・・あああ!」ドタッ

澪「いったった・・・って、唯ー!私を置いてくなーー!」

唯「あれ?澪ちゃんは?」

ピーチ「澪ちゃん?あの長い黒の髪の子?置いていってしまったみたいよ」

唯「でもりっちゃんが澪ちゃんを乗せに行ったから・・・」

ピーチ「カチューシャの子がりっちゃんなのね、あ、あの子が私を助けてくれたのよ」

唯「ムギちゃん?ムギちゃんやったんだね」

律「仕方ないなー、ほら、澪、こっちの気球に乗りなよ」

紬「唯ちゃん楽しそう、このまま見ていたいわ」

梓「納得いかないです。何で全テイクでコンティニューした唯先輩が・・・」

澪「うわ、4人だと狭いな・・・わわわ・・・怖い怖い・・・」

律「大丈夫だって、絶対落下なんてしないから」

梓「そういう律先輩が身を乗り出して落ちそうです」

ピーチ「私もいつか桜ヶ丘に行ってみたいわ」

唯「憂や和ちゃんにもこの世界を見せたいなあ・・・あ、憂は私の妹、和ちゃんは私の親友だよ。私は唯」

ピーチ「唯、いい名前ね、みんな、本当にありがとう」

唯「景色がきれーい」

ピーチ「ええ」



そして元の世界で

律「よーし、今日の練習はここまでだ」

澪「って、ほとんど遊んでばっかりだったじゃないかよ!」

紬「でも最後の通しはみんなの息が合っていてよかったわ」

梓「確かに音程もリズムもよかったんですけどね・・・」

紬「お茶したあとはみんなやる気が出ていたわ」

唯「うん、紅茶とお菓子効果だよ」

律「そこが唯らしいな」

澪「それなしでもやる気出してくれよ・・・」

梓「私も同じ考えです」

律「終わりよければすべてよし、続きはまた明日だな、よーし、今日は解散!」

澪・梓「おい!」


終わり



最終更新:2013年11月01日 21:48