澪「皆、猫カフェって知ってる?」


唯「聞いた事はあるけど、行った事ないよぉ」


澪「凄く可愛いんだ」


律「触ったりしても良いのかな?」


澪「うん、追いかけたりしなければ良いみたいだ」


紬「行ってみたいわ~」


梓「私も行ってみたいです」


澪「じゃあ、放課後に行ってみよう」


放課後


唯「このビルの2階なんだね」


律「澪は良く来るのか?」


澪「うん、時々来るんだ」


紬「着いたわ~」


姫子「いらっしゃいませ」


澪「じゃあ、最初に手を洗うんだ」


梓「ちゃんと手洗い場があるんですね」


唯「これでよしと」


澪「入ろうか」


紬「凄く綺麗…」


梓「匂いもしませんね」


律「沢山、猫が居るな~」


梓「耳をピクピクさせてますね?」


澪「甘えて良いのか?警戒すべきか?迷ってるんだ」


唯「怖くないよぉ」


澪にゃん「初めて見る顔にゃん」


純にゃん「大丈夫なのかなにゃん?」


梓にゃん「優しそうではあるにゃん」


澪「首輪に名前書いてあるし、そこのガイドに紹介してあるぞ」


律「おぉっ!澪と同じ名前だ」


紬「この小さな猫は梓よ」


梓「このモフモフした猫は純ですね」


唯「可愛いよぉ」


澪にゃん「私から行くにゃん」


梓にゃん「気をつけて下さい澪にゃん先輩」


純にゃん「ご主人様も居るから大丈夫にゃん」


律「おっ?猫澪がこっちに来た」


澪にゃん「…」くんくん


澪「律は大丈夫だぞ」


澪にゃん「もう少し近付いてみるにゃん」恐る恐る


律「何か照れるな///」


澪にゃん「にゃー大丈夫そうだにゃん」すりすり


澪「律の事、気に入ってくれたみたいだぞ」


律「そうかそうか」なでなで


澪にゃん「にゃー」ごろごろ


梓「あれ?唯先輩や憂も居ますよ」


紬「りっちゃんも居るわ」


律「ムギまで…」


唯「憂と純ちゃんも呼んでみようよ」




憂「こんにちは」


純「こんにちは」


唯「憂、私達と同じ名前の猫が居るよ」


唯にゃん「憂、私達と同じ名前なんだってにゃん」


憂にゃん「何だか不思議にゃん」


唯「おいで~」


唯にゃん「にゃ~ん」すりすり


唯「すりすりしてくれたよぉ」


憂「おいで憂」ニコニコ


憂にゃん「優しそうにゃん」すりすり


紬にゃん「何か良い匂いがする人にゃん」


紬「ふふっおいで~」


紬にゃん「にゃんにゃん」すりすり


律にゃん「何だか澪にゃんに似てるにゃん」


澪「おいで」


律にゃん「にゃー」すりすり


澪「よしよし」ぽんぽん


唯「澪ちゃん、お尻叩いたら痛いよ…」


澪「猫はお尻ぽんぽんしたら喜ぶんだ」


澪「勿論、優しくな」


唯「そうなんだ~」ぽんぽん


唯にゃん「にゃー嬉しいにゃん」


律にゃん「澪にゃん遊ぼうにゃん」


澪にゃん「うん、遊ぼうにゃん」


梓「律先輩と澪先輩は猫になっても仲良しですね」


律「ち、違うし///」


純「それにしても、モフモフだ…」


純にゃん「よいしょよいしょ」登り登り


純「わっ!乗って来た」


純にゃん「モフモフ~にゃん」モフモフ


純「ひぇー」


憂「純ちゃんが遊ばれてる」くすっ


律「皆、幸せそうだな」


姫子「みんなーご飯だよ」


澪純梓唯律紬憂にゃん「にゃーご飯だにゃん」


梓「店員さんにも凄くなついてますね」


澪「うん、大切にされてるんだな」


唯「あっ!そろそろ一時間だよ」


律「延長したいけど、余り遅くなる訳には行かないしな」


紬「また、今度ゆっくり来ましょう」


憂「じゃあね皆」


純「名残惜しいけど、またね」


姫子「ありがとうございました、またお越し下さい」


翌日


和「猫カフェ?」


唯「昨日、皆で行って来たんだ」


和「そう、良かったわね」


唯「今度は和ちゃんも行こうよ」


和「そうね、行くわ」


唯「きっと、あの猫達は生まれた時から幸せだったんだよね」


和「唯、あんた猫カフェの猫がどんな猫達なのか知らないの?」


唯「えっ?」


和「あそこに居る猫達は元々、捨てられていた野良猫なのよ」


唯「そう…なの?」


和「そうよ、そういう猫達を一匹でも救う為に猫カフェがあるの」


唯「そんな…」


和「本当は猫を去勢もせずに安易に飼って捨てたり外に出す飼い主が居なくなれば良いのだけど、中々ね…」


唯「そうだったんだ」ぐすっ


和「全部が全部そういう猫達ばかりじゃないんだろうけど…」


和「私には猫達が野良猫の生活が良いのか?人間に飼われるのが幸せなのか?わからないけど」


和「一つ言えるのは無責任な飼い主が居なくなる事を望むわ」


唯「私、皆と一緒にあの店員さんにお話聞いてみるよ」


和「私も行くわ」




放課後


姫子「いらっしゃいませ今日も来てくれたんですね」


澪「今日はお話を聞きたくて」


姫子「お話ですか?」


唯「ここの猫達について」


紬「皆、捨て猫何ですか?」


姫子「皆が皆ではありませんよ」


憂「そうなんですか?」


姫子「唯律紬憂に関しては飼い猫を引き取りました」


純「じゃあ、澪純梓は…」


姫子「元々は野良猫で3匹とも酷い虐待を受けて来ました」


姫子「梓は意味もなく石を投げられ殴られて更に蹴られ…」


梓「うっ…」


姫子「純は産まれた時から孤独で寂しさと闘っていました」


純「そんな…」


姫子「澪は飼い主から酷い虐待を受けた挙げ句に捨てられました」


澪「…」ぐすっ


姫子「猫カフェは賛否両論あります」


姫子「見せ物にして猫達の寿命を縮めてるのかもしれません」


和「そんな事は…」


姫子「でも、この子達は人間をそれでも慕ってくれています」


姫子「私の役目はそれでも人間を好きで居てくれるこの子達の為に少しでも多く無責任な飼い主を減らす事なんです」

姫子「猫だけじゃなく全てのペット達の為に」


唯「何か凄いです…」ぐすっ


澪にゃん「泣いてるのかにゃん?」

梓にゃん「泣かないでにゃん」


純にゃん「元気出すにゃん」

唯「大丈夫だよぉ」ニコッ





律「あの人凄いな…」


澪「うん、私達にも何か出来ないのかな…」



紬「このSSで1人でも多くの人がペットを大切に飼ってくれる事を祈りたい」


梓「動物が嫌いな人を責めてるんじゃありません」


憂「ただ、動物が好きだと思ってペットを飼う事を選んだ人にはきちんとした飼育をして欲しいんです」


純「ペットショップに行けば愛玩動物飼養管理士や家庭動物販売士が居ます」


和「わからない時は資格者に聞いて下さい絶対に投げ出さないで下さい」


唯「どうしても飼えない事情が出来た場合は引き取って終生飼育してくれる施設もあります」


律「だから、捨てないて下さい」


紬「野良猫の様々な害も報告されています」


梓「猫達が人間に憎まれないように最後まで責任を持って下さい」


唯律紬澪梓憂純和「私達からのお願いです」


おしまい



おまけ


姫子「猫じゃらしだよー」パタパタ


澪にゃん「にゃっ!にゃっ!」


梓にゃん「うにゃっ!にゃっ」


純にゃん「うにゃっ!にゃんにゃん」


エリ(犬神)「こっちもだよー」パタパタ


いちご(猫神)「…」うずうず


姫子「まだまだ行くよー」パタパタ


いちご(猫神)「にゃっ!」ぱしっ


姫子「い、いちご?」


いちご「あっ///」


エリ(神とは言え猫だもんね…)


おわり






最終更新:2013年11月17日 23:18