梓「ねぇ、憂」


憂「どうしたの?梓ちゃん」


梓「純ってさ彼氏とか居るのかな?」


憂「居ないと思うよ」


梓「そ、そっか」


梓「好きな人とかも居ないのかな?」


憂「私は聞いた事ないよ」


梓「そ、そうなんだ」


憂「急にどうしたの?」


梓「何でもないよ」


憂「本当に?」


梓「本当だって」


憂「わかった」


梓「あのさ…」


憂「うん」


梓「髪型とか可笑しくないかな?」


憂「大丈夫だよ、とっても可愛いよ梓ちゃん」


梓「制服も乱れてないかな?」


憂「うん、大丈夫」


梓「そ、そっか」


純「なーに二人して話込んでるの?」


梓「な、何でもないよ///」


純「冷たいなー教えてくれたって良いじゃんかー」


梓「何でもないから、あっち行ってよ!もう///」


純「ちぇっ!梓が苛めるよ憂」


憂「よしよし」


純「羨ましいだろ?梓」


梓「…」


純「梓?」


梓「べ、別に羨ましくなんかないよ…」


純「またまた無理しちゃって」


梓「無理なんか…してないもん」


純「何か、今日は変だよ?梓」


梓「何でもない」


純「本当に?」


梓「うん、大丈夫」


憂「純ちゃん、ちょっと」


純「何?」


憂「いいから来て」


純「ちょっと…引っ張らないでって」


廊下


純「何よ?」


憂「梓ちゃん、何かおかしいから私が話聞いてみるよ」


純「やっぱりおかしいよね…頼むよ憂」


憂「うん、わかった」


3年教室


憂「失礼します」


律「お~憂ちゃん」


唯「憂~どうしたの?」


憂「実は、律さんに頼みがあるんです」


律「何だ何だ?他ならぬ憂ちゃんの頼みだから何でも聞くぜ」


憂「梓ちゃんの様子が変なんです」


紬「梓ちゃんの?」



憂「はい、それで今日は梓ちゃんと二人で話がしたいんです」


唯「あずにゃん、どうしたのかな…」


憂「大体の見当は付いてるんだよ」


唯「そうなの?」


律「梓は何で悩んでるの?」


憂「それは、まだ言えません…」


紬「心配だわ…」


律「それで、頼みとは?」


憂「ちょっと、二人でじっくり話したいので部活を休みにしてもらえたらなと思って…」


律「わかった!梓の事頼むよ憂ちゃん」


憂「はい、ありがとうございます」


2年教室


純「何か、ノリ悪いよ?」


梓「ごめん…」


憂「」チョイチョイ


純「ちょっと、トイレ行って来るね」



梓「うん、行ってらっしゃい」


廊下


憂「今日は部活休みにして貰えたよ」


純「うん、わかった」


憂「ところで、さっきね女の子同士が抱き合ってたんだ」


純「へっ?それはまた大胆だなー」


憂「付き合ってるのかな?」


純「かもしれないね」


憂「純ちゃんはそういうのに偏見ないの?」


純「ないよ」きっぱり


憂「…」


純「私はだけどさ」


憂「うん」


純「私の事を本当に愛してくれる人なら例え、同性でも一生を共に過ごしたいんだ」


憂「純ちゃん凄いね」ニコッ


純「そうかな?」


憂「うん」ニコッ


憂「純ちゃん、頼んでも良いかな?」


純「何?」


放課後


梓「今日は部活休みか」


憂「梓ちゃん、お茶飲みに行かない?」


梓「うん、良いよ」


カフェ


憂「梓ちゃん、純ちゃんの事なんだけど」


梓「…」


憂「違ってたらごめんね」


憂「純ちゃんの事好きなの?」


梓「…」


憂「梓ちゃん、答えて欲しいな」


梓「好きなんかじゃないよ」


憂「本当に?」


梓「うん」


梓「だって、女同士だよ?あり得ないって」


憂「何で、目を逸らすの?」


梓「…」


憂「梓ちゃん?」


梓「気のせいだよ」


憂「本当の事を話して欲しいな」


梓「純は友達だよ」


憂「純ちゃん、彼氏出来たんだって」


梓「えっ?」


憂「さっきね、写真見せて貰ったけど」


憂「カッコ良かったな
~」


梓「嘘だ…」


憂「本当だよ」


梓「まさか、そんな…」


憂「今から電話して聞いて見ようか?」


梓「…」


憂「もしもし、純ちゃん今は彼氏さんと一緒?」


憂「変わってくれないかな?」


憂「もしもし、純ちゃんの彼氏さんですか?」


梓「嘘だ…嘘だ…」


憂「梓ちゃんが話したいそうなんで良いですか?」


憂「はい、じゃあ代わりますね」


憂「はい、梓ちゃん」


梓「もしもし…」


梓「はい、あの…純と何時から付き合ってるんですか?」


梓「そうですか…大学生なんですか」


梓「は、はい…純を宜しくお願いします」


梓「は、はい…じゃあ失礼します」


憂「何ならここに呼ぼうか?」


梓「…」


憂「友達なんだから祝福しようね」


梓「…」


憂「何てね、嘘だよ」


梓「えっ…」



憂「電話の男性は純ちゃんのお兄さんだよ」


梓「何で、そんな事したのよ…」


憂「悲しかった?」


梓「悲しくなんかないよ」


憂「じゃあ、何で泣いてるの?」


梓「えっ…可笑しいな…何でだろうね…」ぽろぽろ



憂「梓ちゃん、これは純ちゃんが言ってたんだけど」


憂「自分の事を本当に愛してくれる人なら例え、同性でも一生を共に過ごしたいんだって」


梓「どうせ、嘘なんでしょ…」


憂「嘘じゃないよ本当だよ」


憂「何時から純ちゃんの事好きなの?」



梓「だから、好きなんかじゃないって…」


憂「梓ちゃん!」


梓「うっ…」


憂「本当の事話そうね」


梓「1年の時に気になっていたの」


梓「進級して、純の事を沢山知って…普通じゃない気持ちに気付いて」


梓「もう、どうしようもないくらい好きになってて…」


憂「…」


梓「もう、どうしたら良いのかわかんなくなって」ぐすっ


憂「告白しないの?」


梓「振られちゃうよ、きっと…」


憂「でも、言わずに居たら後悔するよ」


梓「かもしれないね」


憂「純ちゃんなら、きっと受け止めてくれるよ」


梓「振られたら…どうするのさ」


梓「勝手な事ばかり言わないでよ」


憂「ごめん…」


梓「私こそごめん…嫌な奴だよね私」


梓「憂がこんなに真剣に考えてくれてるのにさ…」


梓「少し、考えさせて」


梓「勇気出してみるから」


憂「うん、わかったよ梓ちゃん」


中野家


梓「告白か…言うべきかな」


梓「でも、振られたら…」


梓「純、私の事どう思ってんのかな」


梓「純…」


梓「ふざけてばかりで」


梓「マイペースで」

梓「でも、私が落ち込んだら然り気無く手を引いてくれて」


梓「何時だって張り合ってた」


梓「…」


梓「…」


梓「…」


梓「あぁもう!」


梓「明日、明日告白してやる!」


梓「やってやるです!」


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