「ああん、純ちゃあん……」


「ごめん、今までごめんね、憂……」


気が付けば純ちゃんの瞳から涙が流れていました。
私に申し訳なく思ってくれているからなのか、
私とファーストキスが出来た事を嬉しく思ってくれているのか、
そのどちらなのかは分かりませんが、私の事を想って涙を流してくれているのは確かでした。
愛おしくなった私は純ちゃんを胸の中に抱きしめて、その柔らかい髪の毛を撫で始めました。


「私の気持ち、受け止めてくれてありがとう、純ちゃん……」


「お礼を言われるような事じゃないよ、憂……。
私が変に迷っちゃってたから、こんなに憂を追い込んじゃって……」


「いいんだよ、純ちゃん……。
それは私にも原因があるわけだし、今はもうすっごく幸せなんだもん。
だから純ちゃんはもう泣かなくてもいいんだよ?」


「う、憂だって泣いてるじゃん……!」


言われて初めて自分が泣いている事に気付きました。
勿論悲しい涙ではありません。
あの日、純ちゃんのお嫁さんになれてから、
本当の意味でもやっとお嫁さんになれた事が嬉しかったからだと思います。
私ね、本当に幸せなんだよ、純ちゃん。
その想いを込めて今度は私から純ちゃんにキスしました。
情熱的だったファーストキスとは違って、ちょっと触れるだけのセカンドキス。
それだけのキスなのに、何故だか私はファーストキスより恥ずかしくなってしまっていました。


「あの……ね、憂?」


純ちゃんがもじもじと私の胸の中で動きます。
頬を赤く染めて、何だかとても居心地が悪そうな……。
あっ、そっか。
その事に気付くと、私は何だか嬉しくなってしまいました。
私が抱きついていた時と同じ事に、きっと純ちゃんはなっているのです。
だけど私はそれに気付かないふりをする事にしました。
意地が悪いとは思うのですが、純ちゃん自身からその言葉を聞きたかったからです。


「どうしたの、純ちゃん?」


「えっと……ね?
私、憂ともっとキスしたいんだけど」


「うん、いいよ、もっとキスしよ、純ちゃん」


「それでね、キスだけじゃなくて……」


「何?」


「ううー……」


「キスする?」


「もー、憂ってばー!」


軽く叫んで私の腕から脱出すると、純ちゃんがスカートをたくし上げました。
スカートの下にあったのは可愛らしい縞々の下着。
女の子のおつゆでぐっしょりと濡れてる下着でした。


「だから憂が欲しいんだってば!
さっきも言ったでしょー!
私、憂ともっとキスしたい! 繋がりたい! セックスしたいのっ!」


「純ちゃん……っ!」


今度は私が純ちゃんに飛び掛かる番でした。
シャツを脱ぎ捨てると同時に純ちゃんの膝を掴みます。
目の前にはおつゆでぐっしょり濡れた純ちゃんの下着。
どうしようかちょっと迷いましたが、まずは下着の上から純ちゃんの女の子に口を付けました。
女の子の部分の形が下着の上からでも分かって、私のおつゆも一層溢れ出ていました。


「あんっ……、憂っ、憂いいいっ!」


「今度は私が気持ち良くしてあげるね?
純ちゃん、純ちゃん、純ちゃあああああんっ……!」


「ひゃんっ、ああっ、気持ち良い、気持ち良いよお、憂いいいっ!」


私は舌で下着の上を万遍なく舐め回します。
純ちゃんの下着と純ちゃんのおつゆの味に頭がクラクラしてしまいそうです。
甘い……、甘い純ちゃんの味。
勿論本当に甘いわけではありません。
女の子のおつゆはそんな味をしていません。
けれど私は純ちゃんのおつゆの味を甘く感じていました。
私の大好きな純ちゃんだから。
私を好きになってくれた純ちゃんだから。
何もかも甘く感じられるのだと思います。


「意地悪しないでよお、憂ぃ……」


「?」


「直接……、ひんっ、直接舐めてよお……!」



意地悪していたつもりではありませんでしたが、純ちゃんがそう言うのなら意地悪だったのかもしれません。
私は頷いてから純ちゃんの下着を足から抜いていきます。
ついでにシャツを脱がせてあげてからブラジャーを外すと、
生まれたままの可愛らしい姿の純ちゃんが私の目の前に現れました。
いいえ、正確には髪を結んでいるから、ちょっとだけ違うかもしれません。
私のその視線に気付いたのか、純ちゃんが軽く自分の髪を掴みました。


「髪……、下ろす?」


「いいの、純ちゃん?」


確か前に髪を下ろした姿は家族以外には見られたくないと言っていたはずです。
私も家族の前以外では髪を下ろしませんから、純ちゃんのその気持ちはよく分かります。
だけど純ちゃんは微笑んで言ってくれました。


「だって憂は私のお嫁さんでしょ?」


「純ちゃん……!」


感極まった私はまた泣いてしまいそうになってしまいました。
純ちゃんのお嫁さんになれた私。
純ちゃんはその証拠を示そうとしてくれているんだ……。
どうしよう……、すっごく嬉しいよ、純ちゃん……!
だけど今はそれだけで十分でした。


「今日はそのままでいいよ、純ちゃん」


「いいの?」


純ちゃんはちょっと残念そうでしたが、純ちゃんを残念がらせるつもりなんて勿論ありません。
見つめ合って軽く唇を重ねてから、私は純ちゃんに微笑み掛けます。


「今日はいつもの純ちゃんとセッ……セックスしたいな。
私もいつもの私のままで純ちゃんにしてほしいの。
髪を下ろした家族としてのセックスはまたいつでも出来る……よね?」


「うん、そうだね。いつでも出来るよね。
それじゃあ今日はいつもの私達でしちゃおっか?」


「うんっ!」


「っと、その前に……」


「何? ……って、きゃっ」


私が軽く悲鳴を上げたのは、純ちゃんが私の女の子の場所の下に顔を潜らせたからでした。
私の目の前には純ちゃんの女の子があって、純ちゃんの目の前には私の女の子がある……。
そんなエッチな体位になってしまっていたからです。
この体位はひょっとして……。


「ねえ憂、この体位、何て言うか知ってる?」


「えっ……と……」


知ってはいました。
純ちゃんとこうしたいなっていつも想像していた体位でしたから。
二人で愛しさを存分に伝え合える体位でしたから。
だけどそれを平然と言えるほど、私はまだ恥ずかしさに慣れていません。


「えへへ、シックスナインって言うんだよ」


「えっ、ひゃあんっ!」


その名前を言うが早いか、私の女の子を純ちゃんの指が触り始めました。
いつもの明るく元気な雰囲気とは違って繊細で優しい純ちゃんの指使い。
だけどそれも私の好きな純ちゃんの姿でした。


「あっ、ああっ……!
純ちゃん……、純ちゃん……っ!」


「んふふー、ここがぐしょぐしょだよ、憂ー。
やっぱり憂はエッチな事も呑み込みが早いんだねー?」


「そ、そんな事無いよお……、やぁん……」


私が喘いでいる間にも純ちゃんは指の動きを止めません。
周りや二つの穴を存分に舐められたかと思うと、急にお豆に吸いつかれました。
まるで電流が流れたみたいな感覚。
このまま純ちゃんの指と舌の動きに甘えていたい気持ちもありました。
けれど私はもう決めているんです。
純ちゃんの優しさに甘えているのはやめようって。
それはセックスの時にだって同じです。


「あっ……、憂っ……!」


純ちゃんの舌の動きを女の子に感じながら、私も純ちゃんの女の子を指で弾きます。
いいえ、奏でます。
純ちゃんは気付いているでしょうか?
この指の動きは、軽音部に入部したての頃に純ちゃんに習った指使いです。
勿論セックスではなくギター演奏の指使いではありますが。
でもそれが私と純ちゃんの絆でもありました。
私は純ちゃんの事が大好きです。
抱きついてる時じゃなくても、キスしている時じゃなくても、
純ちゃんと居られる全部の時間を、嬉しく思っています。幸せに思っています。
だから全部の時間と全部の幸せを純ちゃんに伝えます。
私は幸せだよ、って。
私に出来る全部を全身で表現して。


「憂がそう来るなら……!」


「ひゃあんっ!」


私の考えを読み取ってくれたんだと思います。
今度は純ちゃんが私のお豆をリズミカルに奏でてくれました。
これは純ちゃんが私の手を取って教えてくれたテクニックです。


「あっ、あんっ、ああああああっ!」


「憂っ、憂っ!
好きだよ、憂っ!」


「私も……、私も大好きだよ、純ちゃん……っ!」


「あんっ、ああんっ、憂は私のお嫁さんだからねっ!
これからもお嫁さんっぽく気持ち良くしてあげるから覚悟しててよねっ!
何万回だってイかせてあげるんだからっ!」


「嬉しい……、嬉しいよお、純ちゃんっ!
んあああああああっ!
イッちゃううううううっ!」


舐めて、弾いて、吸い付いて。
私達のビートをリズミカルに指と舌に乗せて、幸せの渦に呑み込まれていきます。
まるで二人が蕩けて、一つになっていくみたいで……。
私と純ちゃんがお互いの女の子のお豆を舐めた瞬間、その時は訪れました。


「純ちゃん純ちゃん純ちゃああああああああんっ!」


「憂っ、憂っ、憂いいいいいいいいいっ!」


一際激しい嬌声と、一際激しい女の子のおつゆ。
私達は全身を痙攣させて、布団の上にぐったりと倒れました。
幸せでふわふわした気分を感じながら、
また私達は唇を重ねて、今度こそ何の遠慮もなく激しく舌を絡め合ったのでした。




全部の行為が終わった後、私達は裸のままで布団に包まっていました。
純ちゃんが私の肩を優しく抱いてくれています。


「待たせちゃってごめんね、憂」


「ううん、私こそ言葉が足りなくてごめんね、純ちゃん」


「しっかし、あれこれ悩むなんて私のキャラじゃなかったよねー……。
いつもの私なら憂に直接聞いてお悩み解決のはずだったのに……。
あー……、今更だけど情けない……!」


「情けなくなんかないよ、純ちゃん」


「……そう?」


「うんっ、だってそれは本当に真剣に純ちゃんが私の事を考えてくれたって事なんだもん。
情けないなんて、そんな事あるはずないよ」


「そっか……、そうだといいな……」


「純ちゃんは後悔してる?」


「ちょっとはしてるけど、でも悩んでるのなんて私らしくないもんね。
終わりよければそれでよしって事で、前向きに行っちゃう事にする」


「あははっ。
うんっ、私、そんな純ちゃんが好きだよ」


「ありがと」


「あ、でも、もしまだ後悔してるんだったら、一つだけおねだりしていいかな?
それで全部おしまいって事にしよ?」


「なるほど、その方がいいかもね。
よーし、何でもしてあげるから自由におねだりしちゃえー」


「じゃあね……、これから純ちゃんと……、家族のセックスしたいな」


「っ!」


「駄目……?」


「もー、憂ってばー!
どんだけ私をドキドキさせるんだ、このお嫁さんは!」


言い様、髪を下ろして私の唇を奪ってくれる純ちゃん。
私も髪を下ろして、家族としてのセックスの前に舌を激しく絡めます。
私の事を思って、私のために悩んで、私をお嫁さんにしてくれた純ちゃん。
本当にありがとう。
大好きだよ……!
これからずっと甘くて楽しい毎日を過ごしていこうね……!

幸せな気持ちの中、私は強く強くそう思ったのでした。


U。・ェ・。Uノ~オワリデス



最終更新:2013年12月21日 09:58