梓「「確保ーっ!」
梓「えっ?」
知弦「ちょっとキー君、鍵括弧かぶせるときは一言発してからにしなさい」
深夏「梓が大声で「確保ーっ!」て叫んだみたいになってるだろ」
杉崎「すいません」
くりむ「それで、今日は何の用?」
梓「実はですね、軽音部で漫画を出すことになりまして」
杉崎「何で?」
梓「さあ?」
知弦「それでちょっと挨拶に来たってわけね」
梓「そうです」
くりむ「てきじょーししゃちゅじゃなくて?」
知弦「敵情視察のこと?」
梓「違います。ただの挨拶です」
梓「そもそも私たちは漫画で生徒会は
唯「かーわいーーーー」ギューッ
くりむ「うっ」
梓「ちょっ、唯先輩」
深夏「どっから出てきたんだ」
唯「だってかわいいんだもーん」ギューッ
くりむ「ぐえっ」
紬「ふふっ」
梓「ってムギ先輩も何やってるんですか!」
紬「唯ちゃんと会長さん…青春してるなあ…」
深夏「何の話だ」
深夏「ところで、今日は3人だけか?」
梓「律先輩は帰っちゃいました」
知弦「へ?」
杉崎「なんで?」
梓「忘れてたんじゃないですか?」
深夏「あいつらしいな」
真冬「秋山先輩は?」
梓「澪先輩は…」
唯「…」ギューッ
紬「…」
深夏「えっと…」
知弦「言いづらいことだったらごめんなさい」
杉崎「無理して言わなくてもいいぞ」
唯「トイレに引きこもってます」
杉崎「」ブーーーーッ
知弦「連れてきたわよ」
澪「たすけてーーーーーーーーーー」
杉崎「知弦さん何したんですか…」
知弦「あら?ただ少し■■■しただけよ?」
杉崎「何ですかその伏せ字は」
梓「まあいいや挨拶しちゃいましょう」
澪「秋山澪です!よろしくお願いします!」
生徒会一同「よろしくお願いします」
くりむ「よろひくおねひゃい…」
唯「」ギューッ
澪「唯は何やってんだ?」
唯「可愛いから抱きついてるだけだよー」ギューッ
くりむ「たすけてーーーーーーーーーー」
深夏「知弦さんはいいのか?」
知弦「何が?」
深夏「いつもムニムニやってるじゃねーか」
知弦「私もやりたいけど…」
唯「」ギューッ
くりむ「たすけてちづるーーーーーーーーっ」
知弦「あの空間には入っていけないわね…」
唯「どうぞー」
知弦「」ムニムニムニムニムニムニ
くりむ「ひょあーーーーーーーーっ」
梓「あのーそろそろ帰らないと時間が…」
唯「えーもっとギューッてしたいー」ギューッ
杉崎「なんなら貰ってくか?」
唯「え!?いいの!?」ギューッ
紬「すごい…目がキラキラしてる…」
唯「じゃ貰ってくねー」ギューッ
くりむ「◇▲▽▼□●□ーーーーーーーーーっ」
梓「お邪魔しましたー」
澪「じゃあな」
バタン
杉崎「…」
深夏「…」
真冬「まさか知弦先輩まで付いていくとは思いませんでした」
深夏「あの人会長好きだからなー」
杉崎「そうだな」
深夏「…」
真冬「…」
杉崎「…」
深夏「…なんか寂しいな」
ガラガラ
深夏「ん?」
知弦「ただいま」
くりむ「うー」
杉崎「知弦さんに…会長?」
深夏「どうしたんだ?」
知弦「生徒会役員が生徒会室に戻ってきて悪い?」
杉崎「いや悪くないですけど…」
真冬「唯さんのギューッをよく引きはがせましたね」
知弦「梓ちゃんに向けて鞭打ったら
杉崎「もういいです」
ガラガラ
律「すいませーん、遅れましたー」
杉崎「もう帰っちゃったぞ」
律「へ?」
完