平沢家
唯「あ~ずにゃん」だきっ
梓「辞めて下さい!」
和「お帰り憂」
憂「ただいま、和さん」
梓「お邪魔します」
純「お邪魔します」
唯ママ「いらっしゃい、ようこそ」
唯パパ「いらっしゃい」
梓「び、美人…」
純「全然、変わってない…」
唯ママ「さぁさぁ上がって」
リビング
律「よっ!梓」
澪「待ってたぞ梓」
紬「こんばんは」
梓「先輩達も来てたんですね」
紬「皆、勢揃いよ~」
唯パパ「さぁさぁ座って下さい」
梓「はい」
純「凄いご馳走…」
唯「お父さん、お母さん、和ちゃん、私で作ったんだよ」
憂「お姉ちゃん、ありがとう」
唯「うーい」ぎゅっ
唯ママ「食べる前に少しだけ私達の話を聞いて下さい」
唯パパ「直ぐに終わりますから」
律「はい」
唯ママ「皆さん、唯と憂と仲良くしてくれて本当にありがとうございます」ペコッ
唯パパ「私達、夫婦は忙しく留守がちです」
唯ママ「唯と憂には寂しい思いをさせていると思います」
和「おばさん…」
唯パパ「でも、私達が帰って来ると二人は何時も皆さんの話をそれはもう嬉しそうに話してくれます」
唯ママ「皆さんには感謝してもし切れません」
澪「そんな…」
ママ&パパ「本当にありがとうございます」ペコッ
律「そんな、皆は唯も憂ちゃんも大好きなだけですから」
澪「そうです、二人とも私達の親友です」
紬「唯ちゃんは部内の雰囲気を柔らかくしてくれて、憂ちゃんは何時も優しい笑顔で出迎えてくれます」
梓「唯先輩にも憂にもお世話になってばかりです」
純「憂とは中学時代からの親友でこれからもずっと親友です」
和「これからも宜しくね、唯憂」
唯「何か照れますな…」
憂「うん、照れるね///」
唯ママ「さぁさぁ、どんどん食べて下さい」
唯パパ「沢山、ありますから」
律「美味しそうだよな!いただきます」
澪「本当に美味しいな!」
紬「この揚げ物美味しいわ~」
梓「私もこんな美味しい料理作りたい」
唯「私のお嫁さんになったら毎日作れるよ?あずにゃん」
梓「何を馬鹿な事言ってるんですかぁ///」
純「いや、本当に美味しいって」
和「それ、私が作ったのよ」
純「そうなんですか?凄く美味しいですよ」
和「今度、教えてあげようか?」
純「はい、是非お願いします」
唯パパ「憂、憂、このスープを飲みなさい」
憂「うん、わかった」
唯パパ「どう?どう?」
憂「とっても美味しいよ」ニコッ
唯パパ「本当か?お母さん、唯聞いたか?美味しいだって!憂が美味しいって」
唯ママ「お父さん良かったですね」
唯「その、スープはお父さんが作ったんだよ憂」
憂「お父さんが?料理出来なかった筈なのに…」
唯ママ「お父さんね空いた時間に一生懸命練習したのよ」
唯「お父さん、とっても真剣でカッコ良かったんだよぉ」
唯パパ「た、たまにはさカッコ良い所も見せないとな///」
憂「お父さん…とっても美味しい」
憂「それに、とってもカッコ良いよお父さん」ニコッ
唯パパ「聞いたか?カッコ良いだって!唯は唯はお父さんカッコ良いか?」
唯「カッコ良いよぉ」
唯パパ「お母さんは?お母さんは?カッコ良いと思う」
唯ママ「はい、とってもカッコ良いですよお父さん」ニコッ
唯パパ「そうかそうか!お父さん嬉しいよ」
律「憂ちゃん良かったな」
憂「はい、とっても嬉しいです」
誕生会終了
唯「気を付けて帰ってね」
憂「今日はありがとうございました楽しかったです」
律「私達も楽しかったよ」
澪「ご馳走さまでした」
紬「忘れられない日になったわ~」
梓「律先輩、あれを」
律「おっと、忘れたら駄目だよな」
和「一番肝心な物よ」
純「皆の気持ちですからね」
唯「何々?」
律「はい、憂ちゃん」
憂「花ですか?」
和「私達の気持ちよ憂」
澪「全員の気持ちだからさ」
紬「皆の皆に対する気持ちよ」
純「 広葉の簪って言うんだよ 」
憂「広葉の簪?とっても綺麗…ありがとうございます」
唯ママ(広葉の簪?あっ!)
唯パパ(成る程な)
唯ママ「皆さん、素敵なプレゼントありがとうございました」
唯パパ「大切にします本当にありがとうございました」
律「じゃあ、また学校で」
澪「お休み唯、憂ちゃん」
紬「とっても美味しかったです」
梓「お休みなさい」
和「じゃあね、お休みなさい」
純「お休みなさい唯先輩、憂」
リビング
憂「綺麗だな、エヘヘ」
唯「本当に綺麗だねぇ」
憂「この花の意味って何だろう?」
唯「うーん…」
唯ママ「教えて欲しい?」
憂「うん、知りたい」
唯パパ「広葉の簪の意味はな…」
広葉の簪
2月22日
誕生花
花言葉
終わらない友情
唯憂「…」
唯ママ「唯、憂」
唯パパ「良い友達を持ったな」
唯憂「うん!」
おしまい
最終更新:2014年02月23日 00:00