――――――――――――――――
◆ショット
渡り鳥A「散々俺達をコケにしやがって……食らえ!」ジャーン ズガン!
律「ぐはっ!」75
◆アタック
律「やったな、食らえ!」ビシッ!!
渡り鳥A「いてッ!!」175
唯「棒で叩いてる……あの棒、折れないのかな?」
澪「ひぃぃ!!」
律「澪! ビビってないで攻撃してくれ!」
◆ショット
渡り鳥B「特にお前だ、このデコ野郎!」ジャーン ズガン!
律「うあっ!」71 Force level up!
◆ショット
渡り鳥C「まずはお前からだな!」ジャーン ズガン!
律「だッ! ちょ、私ばかり狙うな!」80
◎ヒール
紬「大変、回復しなきゃ……!」キュルリン
律「お? サンキュー!」234
◆ショット
渡り鳥D「キーボードソーサレスか……厄介だな、食らえ!」ジャーン ズガン!
紬「きゃあっ!?」 Force level up!
◆プリズムレーザー
唯「みんな、乱暴はやめてよ! えーいッ!」ビーーーーーー!!
渡り鳥A-D「「ぬわーッ!?」」252 235 244 247
律「おっ、なかなかやるな!」
唯 律 澪 紬
HP373/373 HP545/545 HP770/770 HP782/782
FP17 弦5/6 FP49 MP50/50 FP11 弦4/4 FP26 MP67/70
……
渡り鳥A「くっ、こうなったら奥の手……」
△アクセラレイター
律「何しようとしてんのか知らないけどそうはさせんぞ攻撃ッ!」シュイイン
◆サイコクラック
律「脳天直撃、そーれッ!」ビシッ ピカァァァ!!
渡り鳥A「ぐはああ!!」324 ドサッ
△エクステンション
紬「相手が多いわ……よーし、一気にまとめて」シュイイン
◎フレイム
紬「――えい!」ボォォォ
渡り鳥B-D「「がぁーッ!?」」340 309 322 ドサッ ドサッ ドサッ
律「はは、楽勝だったな!」
澪「ひいい……あれ、終わったの?」
紬「もう大丈夫よ、安心して?」
唯「やったぁ……初仕事、達成だよッ!」フンス
レベルアップ!
唯 level 7 HP428
律 level 10 HP594
澪 level 12 HP827
紬 level 11 HP846
――――――――――――――――
渡り鳥達「「くそっ、覚えてやがれッ!」」ダッ
ワイワイガヤガヤ……
――ヒューヒュー!面白いもの見せてもらったぜ――
――はは、強えーな嬢ちゃん!――
律「どーもどーも~!」
唯「いやー、それほどでも~」テレテレ
澪「ああ……やっちゃった……どうしよう、あとで仕返しとかされたら」
紬「えーと……とりあえず、向こうの席で話そう?」
……
律「あらためて自己紹介するよ。私は律。見ての通り、渡り鳥だ。バンドやりたくて人探ししてたら、一気に二人も見つかるなんてな~。よろしく!」
澪「私は澪。律と一緒にずっと旅してたんだ。渡り鳥って怖い人ばかりだから、バンドなんてやりたくなかったんだけど……このメンバーなら、いいかなって気がしてきた」
律「女渡り鳥なんて珍しいからな~。さっきの男どもみたいなのなら、私もさすがに嫌だよ」
澪「まったく……だからいきなりこんな酒場に入るのは嫌だったんだ!」ガタン
律「ちょ、ま! 悪かったって!!」
紬「まあまあまあまあまあまあ。……えっと、私は紬。ムギ、って呼んでね? 実は私は渡り鳥じゃないんだけど――」
律澪「「え、そうなの?」」
紬「うん。探し物をしてただけなの。でも、みんなの仲間になったってことは、私も今日から渡り鳥、かな?」
律「おうよ!」
澪「ちょ、勝手に決めていいのか?」
紬「ふふ、いいの。どっちにしろ長旅になりそうだったし……それに、私、渡り鳥になるのが夢だったの!」
澪「それは珍しい夢だな……」
唯(夢……かあ。渡り鳥になりたくてなる人もいるんだ)
律「――それで、唯、だっけ?」
唯「え?」
律「なーにとぼけてんだ?」
唯「あ、ゴメン! 私は唯です! ……えっと、私もついさっき渡り鳥になったばっかりなんだ」
紬「あら、同じね~♪」
唯「うん! んーと、私はちょっと事情がありまして……えへへ」
澪「――まあ、なんとなくわかるよ」
唯「え?」
律「私らも同じようなもんだしな。ARMの適性がある奴は、こういう生き方をするしかないんだ」
唯「――そうなんだ……えへへ、よかったあ」ポロポロ
紬「唯ちゃん!?」
澪「つらかったんだな……」ナデナデ
……
唯「――もう大丈夫ですッ!」フンス
紬「知らなかったわ、ARM使いがそんな扱いを受けているなんて……」
律「むしろ、ムギは周りにはなんとも思われなかったのか?」
紬「私の街では、ARMは嫌われてなんていなかったわ。むしろ街の発展のために使われているのに」
澪「もしかしてその街って、あのコトブキ家の屋敷がある……」
紬「ええ。私、その家の娘なの」
律澪「「なんだってッ!?」」
唯「え? え?」
澪「コトブキ家っていったら、ARMの力を利用して富豪になったって有名じゃないか……」
律「ムギがそこの娘だったなんてな……なるほど、それでお嬢様っぽかったのか」
紬「私はARMが役に立つものとして教わってきたし、悪いものだなんて思ったこともなかった……だから渡り鳥は憧れだったの」
紬「でも最近、一部の渡り鳥が悪さをしてるって話は聞いてたわ……」
澪「一部なんてもんじゃないな。半分以上だ」
唯(梓ちゃんも、悪い人ばかりって言ってたな)
律「ところで、ムギが探しているものってなんだ?」
紬「えっとね……『アークセプター』っていう杖なんだけど」
唯(杖? あーく……あっ!!」
唯「あーくせぷたー、だよね? 知ってるよ!!」
紬「――ほんとッ!?」
唯「うん、えっとね、私がここに来る前に――」
……
律「――ふむふむ。その晶って渡り鳥が杖を持ってて、それを狙ってキャサリンとかいう強い奴が列車を襲ってきた、と……」
紬「間違いないわ……その子が私の家からアークセプターを盗んでいったのね」
唯「盗んだ、の……?」
紬「ええ。アークセプターはうちで厳重に保管されていたのに、その夜、女渡り鳥らしき人が侵入して盗んでいったの」
唯(そっか……梓ちゃんの、言うとおりなのかな……晶ちゃん)
紬「でも、さらにそれを狙ってくる人もいるなんて……これは早く取り戻さないとまずいわ」
律「そんなに大層な代物なのか、アークセプターって?」
紬「ええ。アークセプターはファルガイアの守護獣(ガーディアン)と交信することのできる杖。もし悪用されたら……ガーディアンの絶大な力が利用されてしまう」
澪「ガーディアンって……おとぎ話では聞いたことあるけど、本当にいるのか?」
紬「本当よ。今はもう、その力が失われつつあるからほとんど知られていないけど……ガーディアンの力が失われてしまったら、ファルガイアは完全に滅びてしまうわ」
律「ガーディアン信仰って、確かどっかの民族だけがやってるイメージだったけど……ARM富豪の口から言われると意外だな」
紬「私の一族は、もともとそのバスカーの民の血を引いているの。その中でARM親和性のあった私達の先祖が、里を出て発展したって聞いたわ」
紬「それで、バスカーの血を引いている女性は、『夢見』って言って、ガーディアンの意思を夢で見ることがあるの。それを、最近毎日のように見ていて――」
紬「――もうすぐ、このファルガイアを滅ぼさんとする災厄が訪れる。今こそ、ガーディアンの力を解き放て。……って」
紬「えっと……信じて、くれるかな?」
律「んー、信じるっていうか……ピンとこないっていうか」
澪「その夢見ってのは、ムギ以外にも見てるのか?」
紬「ええ。もう一人、同じ夢を見ている人がいるわ」
澪「なら、信憑性があるんじゃないかな? といっても、ガーディアンの力を解き放てって言われてもどうすればいいんだ?」
紬「多分、アークセプターを使って直接ガーディアンとお話してみればいいと思うんだけど……その矢先、アークセプターが奪われちゃったから」
紬「だから、みんなにお願いがあるの。一緒に、アークセプターを取り戻してくれないかな? これは、私からの依頼よ」
律「――よし、乗ったッ! なんか今までの仕事より随分壮大で面白そうだしな!」
澪「他に特にめぼしい仕事もないし……ガーディアンとか災厄とかはよくわからないけど、私も乗るよ」
唯(アークセプターを取り戻すってことは、晶ちゃんと……)
紬「……唯ちゃん?」
唯「――あ、うん! 私もやります! いきなりおっきな仕事だね、大丈夫かなあ」
紬「ありがとう♪」
唯(ううん、信じてるよ。晶ちゃんはきっと悪い人じゃないもん!)
さわ子「話はまとまったかしら?」
唯「あ、マスター!」
さわ子「始めまして、新顔さんたち。私がここのマスターのさわ子よ」
律「よろしく、マスター!」
さわ子「さて、唯ちゃん。初仕事お疲れ様。これが報酬よ」
※ヒールベリー×5、ポーションベリー×3、リヴァイヴフルーツ×2を手に入れたッ!
唯「おお! 太っ腹ですな~」
澪「いいんですか、こんなに?」
さわ子「いいのよ。私が唯ちゃんにあなたたちを助けるように依頼したの。これはこれから旅立つ新しいバンドへの餞別、ってとこかしら」
紬「ありがとうございます♪」
さわ子「仕事も紹介してあげようと思ったけど、なんか面白そうなネタをつかんだみたいじゃない。がんばるのよ」
唯「はい!」フンス
澪「さて、じゃあそろそろ出発するか?」
律「その前に、せっかくバンド組んだんだから何か演奏しようぜ!」
澪「お、おい律! ムギの依頼は急ぎなんだろ!?」
律「えー、でもバンド……」
紬「ふふ、いいわよ~♪ 私も、バンド演奏一回やってみたかったの」
澪「え、いいのか……?」
唯「え、えっと……私、ギター弾けません……」
律「あ、そうか唯は初心者か……」
澪「……私、ギターのことなら少しわかるから、教えようか?」
唯「ほ、ほんと!? 澪ちゃん、教えてください!」
紬「うふふ、澪ちゃんも乗り気ね」
――キャッキャッ……
……
数時間後
律「――ありゃ、もう夕方になっちまったな」
澪「結局一日遊びとおしてしまった……」
唯「楽しかったー! ギターって難しいね~」
紬「でも唯ちゃん、なかなか上達が早いのね」
澪「ああ。なかなかいい筋だと思うよ……だから今度から、間違えてビーム出さないようにな……」
唯「す、すみません……」
律「出発は明日にするか~。――さわちゃん!」
さわ子「さ、さわちゃん!?」
律「この辺でいい宿ない?」
さわ子「え、ええ、あるけど……」
律「よーし、今日はもう泊まろうぜ!」
唯「はーい!」
紬「さんせい~♪」
さわ子「うーん……大丈夫かしら、この子達」
……
律「さあ、出発だー!」
唯「おー!!」
澪「って、どこに向かえばいいんだ?」
紬「その晶さんがどこに向かったのか、わからない?」
唯「うーん、駅で別れてからどこに行ったのかはわからないや……」
紬「そう……なら、ガーディアンが祭られている神殿に向かいましょう。彼女がアークセプターのもつ力を知っているなら、おそらくそこに向かってガーディアンと接触すると思うの」
澪「そんな場所が……いや、聞いたことがあるな。遺跡というよりは神殿みたいなものが各地にあるって」
紬「ええ。ここからなら……火のガーディアンが祭られている神殿が一番近いかな。彼女もそこにいるかもしれない」
律「よし、じゃあ目的地はそこだな!」
……
律「ふんふ~ん♪」ヒョイヒョイ
唯「ねえ、りっちゃんのそのスティック、ARMなんだよね?」
律「ん? そうだぞ~。アームスティックっていって、叩いた物の音を変えられるから、適当にそれっぽい物を集めれば即席でドラムセットが作れるんだ」
唯「へ~。戦うときはそれで叩いてたよね!」
律「ああ、こいつは頑丈だからな~。ドラマーはみんなスティックを剣みたいにして戦うんだよ。私はあんまり力がないから、居合い抜きみたいにスピード重視の『早撃ち』の使い手なんだ」
唯「はやうち?」
律「そ。早撃ちの使い手、ビートスナッパー! ってな!」ヒュンヒュン
唯「澪ちゃんは私と同じ?」
澪「だいたいは、ね。ベースの使い手はベーススナイパーっていって、ギターよりは弦が太いから攻撃力が高いんだ。でもその分、弦は4本しかないけど」
唯「そっか~。ムギちゃんは魔法使い?」
紬「ええ。キーボードは攻撃用じゃなくて、魔法……『アルカナ』を使うことができるの。攻撃も回復も補助も、任せて!」
澪「頼もしいな……助かるよ」
律「楽器が揃うとやっぱいいな。負ける気がしないぜ!」
……
一方その頃
ガーディアン神殿付近の荒野
晶「このあたりか……?」
菖「まったく、やっと帰ってきたと思ったら早速出発とか……まーだその『絶対たる力』にこだわってんの~?」
晶「あ、当たり前だろ! 荒野で生きていくためには――」
菖「はいはい、わかったって! フフ」
幸「いつも急に一人でいなくなるから心配なんだよ?」
晶「あ~、だから悪かったって……それに、ついに掴めたんだからいいだろ。『絶対たる力』への鍵が」
菖「晶の家出癖が直るんならなんでもいいよ~。で、なんだっけ、ガーディアンがどうとか?」
晶「ああ。掴んだネタによれば、この杖は伝承にあるファルガイアの守護獣、ガーディアンと交信することができるらしい。これを各地にある神殿で使えば――」
菖「そのガーディアンの絶対たる力をゲット! ってこと?」
晶「そういうことだ」
幸「あの神殿って確かにいろんなとこにあるけど、もう宝物は発掘され尽くしてるから誰も見向きもしないよね」
晶「ああ。だから好都合だ。誰にも邪魔されずに『力』と交渉できる。……行こう、見えてきた」
……
菖「うん、廃れてるね。ぼーろぼろ。天井すらないし」
晶「まあ、予想通り荒らしつくされてる感じだな……」
幸「何もなさそうだけど……ほんとにガーディアンが?」
晶「わからないが……奥に行ってみよう」
最終更新:2012年10月24日 22:04