朝チュン



憂(さきに目が覚めちゃった)

憂(梓ちゃんは穏やかな顔で眠ってる。昨晩は梓ちゃんにいっぱい気持ちよくなってもらったから疲れてるんだね)

憂(ふう……触れ合う肩がとてもあったかい)モゾモゾ

憂(起こすのはわるいから寝かせておいてあげようっと)ナデナデ

梓「……にゃぁ……」

憂(寝言でまでネコの真似するなんて……)

梓「………………」

憂(軌道修正、少し遊んでみよう)フフッ

憂(あっ……梓ちゃんの唇の周りによだれ跡がたくさん)

憂(これだけで昨日の激しさがよくわかる。次の日が丸一日空いてるからって張り切りすぎたかな?アハハ)

憂(梓ちゃんの唇を人差し指でなぞってみた。唇はカピカピに乾いていて、その感触が心地よかった)

憂「……ちゅぷっ……ちゅぱっ」

憂(女の子の唇には潤いがないと。そう思って自身の人差し指を唾液で包み込んで、梓ちゃんの唇にぴったりあてがい再びなぞっていった)

憂(乾いた唇が次第に水気を帯びていく。窓から差し込むわずかな光に照らされ、光沢を現した)

梓「むにゃ…………ぷちゅ」

憂「あ…………」

憂(唇をなでていた指が梓ちゃんに咥えられてしまった)

梓「ん……みゃ……ちゅぅ……」

憂「えへへ……吸ってもなにも出ないのに。おいしい?」

梓「…………」ペロペロ

憂(くすぐったいよぉ)

憂(梓ちゃんはおしゃぶりが大好きだもんね。お母さん離れできてないのかなぁ)

憂(これは面白い遊びを知っちゃった)

憂(あっ、もしかして)

憂「ちょっと指を返してね…………」ちゅぷん

梓「…………」

憂「ほら梓ちゃん、おっぱいですよー」

憂(我ながらすごい恥ずかしいことを言っちゃった///)

梓「…………」ペロッ

憂(ひゃっ)

梓「…………」ペロペロ

憂(やっぱり。寝ている梓ちゃんの口にものを差し出すと口に含む癖があるんだ)

梓「……はむっ」

憂「んっ……」

梓「ちゅ……ちゅうっ……」

憂「         」キューン

憂(あっ勃っちゃった……///)ピクッ

梓「ちゅう……ちゅう……」

憂「……はあ……はあ……///」

梓「…………」

憂「……?吸わないの?」

梓「…………」

憂(満足しちゃったのかな)ナデナデ

憂(おっぱいを口にふくんだままでいるけど)

憂(んん……なんだかわたしのほうが欲求不満になっちゃった……)

憂「ふぅ…………///」モジモジ

憂(身をよじらせると突起の横腹が梓ちゃんのすぼめた唇を撫でて、すごいもどかしい……)

憂(足りない……刺激が足りないよう……)

憂(あっ、そうだあ…………ふんっ)ズイッ ズイッ

梓「……、……、……」

憂「あふぅ…………ん……」

憂(梓ちゃんのお口に向けておっぱいをピ、ピストンしてみた///)

憂(さっきよりは気持ちいいけど、昨晩のことを思い出すと全然物足りないよう……)

憂(はあ……梓ちゃんが見たらすごく情けない姿に思われそう……)

憂(もう我慢できない……中指貸して!梓ちゃん!)ギュッ

憂(ずっとじらされてきたから少し濡れてる……。これなら梓ちゃんの指は小さいから、すっぽり挿入ってくれると思う……///)ドキドキ

憂「……かわいい指」ちゅっ

憂「ちゅぱっ、ちゅぅぅ……ちゅぽん」

憂(優しくつまみあげた指には綺麗な桜色の貝殻が飾られていた。舌でペロリと撫でて艶を出すと、ピンクオパールの珠と見紛う代物になった)

憂(一生手元に置いて眺めていたい。けれどその願望以上に身体の疼きがこの指を求めるの……)

憂(梓ちゃん……いただきます)

憂「!~~~~~~~~~~~~~~~」


  クニッ クニッ クニッ


  チュプンッ チュプンッ チュプンッ チュプンッ 


憂「んぁぁ…………!」ピクピクッ ピクピクッ

憂「はふう・・・・・・ちょっとすっきりした///」

憂(ウソ。一度だけで満足できるほど私は欲の少ない女ではない、て知ってる……。でもここで自制しないと私は、きっと、朝からめちゃくちゃになっちゃうから……昨晩みたいに///)

憂(そんなはしたない女だって自分を理解してしまったら、恥ずかしくて誰にも顔向けできない……)

憂(指、返すね)ソッ……

憂「…………」

憂(一瞬でもこのいやらしい液体まみれの指を梓ちゃんに咥えさせよう、なんて考えた自分が恥ずかしい///」

憂(梓ちゃん起きないなあ。オナ……んィの最中に起きられたら死んじゃう自信があったけど)

憂(二度寝しちゃおっかなあ?そうしよう)

憂(うふ、そうだ。梓ちゃんおっぱい大好きだから抱き寄せて寝てしまおう)ゴソゴソ

憂(でも今度はおっぱい吸わせてあげないよぉ?また私の身体が疼いて眠れなくなったらもう一度梓ちゃんの指のお世話にならないといけない)

梓「んにゃ…………」

憂(胸元に梓ちゃんの顔をおさめてみた。お母さん離れできない梓ちゃんにはきっと心地良いと思う。ふふっ」

憂(それなのにシラフの梓ちゃんは大人ぶってちょっぴり正直じゃないんだもんなあ。そこがまた愛おしくて惚れてしまった理由なんだけど」

憂(ベッドの上じゃデレデレでニャーニャー甘えて鳴き叫ぶ小ネコさんになるんだけどね♪かわいかったなあ……そのときの記憶は梓ちゃんに残ってるのかな?アハハハハ」

憂(梓ちゃんが先に起きたらきっと、赤ちゃんみたいな状況で眠ってた自分が恥ずかしくてオーバーなリアクションとるだろうなあ♪楽しみ)





憂(――どうやら私が先に起きたらしい。梓ちゃんは変わらずわたしの胸におさまって眠っていた)

憂(寝息が胸元をくすぐるので、お返しに梓ちゃんのお尻を撫で回した。やわらかぁい……)

憂(一しきり撫でまわして時計を見遣ると12時ちょうどを指している。時間を認識した途端お腹の虫がささやかに鳴いた)

憂(ぐっすりと眠っているところ起こすのはわるいから梓ちゃんはそのまま寝かせておいて、先に昼食の準備をしてしまおう。梓ちゃんを起こすのはそれからで遅くない)

憂(脱ぎ捨てられたパジャマを着ようと手にとった。けれど昨晩のこともあって全身が清潔ではないからパジャマを置き戻して裸のまま部屋を出た)

憂(まず浴槽に水を溜めてお風呂の準備をする。お風呂が沸くまでの時間でご飯の準備をしようっと。たしか冷蔵庫にレンジで温めるだけで食べれるものがあったはず)ゴソゴソ

憂(冷蔵庫から漏れる冷気が裸の身体を撫でまわしていく。じつは裸でご飯の準備をするというのは初めてのことだったのだけれど、これは気持ちいい……)

憂(数秒ほど冷気に当たって満足して、ちゃっちゃと目的のご飯を探す)

憂(あった。うん、ちゃんと2人分ある。これをチャチャッとレンジに入れてはいチーン)

梓「きゃーーーーーーーーーーーーー!!」

憂「どうしたの!?」トテトテ

憂(突然の悲鳴に駆けつけると、布団を蓑のように纏って紅潮しきった顔をこちらへ向けた梓ちゃんが涙目で睨んでいました)

梓「あれっ憂……そっか、昨日は憂と///」

憂「う、うん、しちゃったね///」

梓「よかったあ……。起きたら裸だし隣で寝てたはずの憂がいないから、夜中に不審者に入られて何かされたのかと思った……」

憂「あはは、寂しかったんだ。梓ちゃんかわいい」

梓「ちょっ、本気で不安になったんだからね」

憂「そっか。じゃあ慰めてあげる。また私にいっぱい甘えていいよ?いっぱいキスを求めて?それとも私の唾液をたくさん飲ませてもらいたい?///」

梓「~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!///」

憂「にゃあん。もっと憂のエッチなお汁をちょうだいにゃあ///」

梓「うわああああああああああああ思い出させないで!!!やめてえええええええええええええええええええええ!!!!1!///」

憂「冗談♪お風呂沸かしてる最中だから気分が落ち着いたら先に朝ごはん食べにきてね」

梓「誰のせいで気分が荒れてると思ってるの!誰の!」

憂「ぷっ、くくく……ふふふふっw」

梓「バカ!憂のバカ!///」

梓「もう………………憂ー」

憂「ん?」

梓「おはよう」

憂「え?あ、(朝のゴタゴタのせいでまだ挨拶かけてなかったんだ)」

憂「おはよう」にこっ

梓「えへへっ♪」


おしまい!



最終更新:2014年03月03日 09:35