梓「律先輩が居ないと駄目です・・・///」(って言っておけばいいか・・・)

律「へへへー?そっかぁ。じゃあお邪魔してっと」

梓「親御さんに言わなくていいんですか」

律「あ、いっけね」

~~~~~~~~~~

律「おまたせ~」

梓「よかったんですか?」

律「うん、そんじゃ入るぞ」ゴソゴソ

梓「あんまり近くに寄らない方が・・・」

律「ははっなーにこれぐらいかえって免疫がつく」

梓「汚物扱いですか」

律「いやちが 梓「辛いので寝ます」

律「あずさぁぁぁ」

梓(先輩をいじめるのちょっと楽しい・・・)

~~~~~~~~~~

梓 スヤスヤ

律(梓よく寝てるな)

律(そういえば今日になってまだ何も食べてないな)

律(なんか作るかぁ・・・)

~~~~~~~~~~

律「おい、起きろー」

梓「なんですかー」

律「雑炊作ったぞ」

梓「あ・・・ありがとうございます」

律「さー座って座って」

律「ほら、あーんして」

梓「ちょっと・・・恥ずかしいですよ・・・」

律「いいから早く、冷めちゃうぞ」

梓「うぅ・・・」アーン

律「よしよし」

梓 モグモグ

律「おいしいか?」

梓「いつもどおり美味しいですよ」

律「よかった。それじゃまたあーん」

梓「あっあとは自分で食べますから大丈夫ですっ」

律「え~・・・まぁいいけど」

律「私も食べなきゃな」

~~~~~~~~~~

梓「ごちそうさまでした」

律「それじゃ片付けるわ」

梓「お願いします」

律「横になっとけよー」

梓「はーい」

~~~~~~~~~~

律「なんだかんだ言ってそろそろ学校も終わるなー」

梓「ですね」

律「みんなにメールしてるから来るかもしれんな」

梓「やめてくださいよ・・・」

律「え、どして?」

梓「だって・・・先輩と一緒にいるところ見られたくないです・・・」

律「いいじゃん愛し合ってるところ見せ付ければ」

梓「だめです、みんなには秘密です」

律「梓は可愛いなぁ」

梓「当然のことです!」

律「そっかそっか」

律「ん、誰か来たかな」

律「ちょっくら見てくるわ」

~~~~~~~~~~

律「梓にお客さんだぞ~」

唯「やっほーあずにゃん」

梓「唯先輩・・・」

律「ささ、入った入った」

唯「これ、今日のケーキね」

梓「あの、部活は?」

唯「今日はりっちゃんもあずにゃんも居ないからやらなかったよ」

唯「でもみんななんか用事あるって言ってたから私が代表として来ました!」フンス

律「何の用事だよ」

唯「覚えてません!」

律「まあいっか・・・」

律「お茶入れてくるから待っててな」

唯「ほーい」

唯「ねーあずにゃん」

梓「はい」

唯「本当にりっちゃんのこと好きなんだね」

梓「へっ?」

唯「そんなの私でも見ていればわかるよー」

唯「りっちゃんもべったりみたいだし」

梓「は、はぁ///」

唯「恥ずかしがらなくたっていいんだよ」

梓「恥ずかしいですっ」

唯「そっかそっかー、ごめんね」

唯「あずにゃんは私のこと、今でも好き?」

梓「えっ・・・?」

唯「最近怖いんだ・・・あずにゃんもうりっちゃん一筋なのかなって」

梓「い、いやそれは・・・」

唯「・・・ごめんね、変な話しちゃって」

梓「それは・・・それは違います」

梓「軽音部の先輩方は今でもみんな大好きです!」

唯「いやぁ~それほどでも~」

梓「使い方間違ってます!」

唯「まあまあ細かいことは」

梓「細かくないですよ」

唯「やっぱりあずにゃんは可愛いなぁ~」ギュウゥ

梓「抱きしめて誤魔化さないで下さい・・・」

唯「あずにゃんのいけずぅ~」

唯「久々に独り占めさせてよー」

梓「もう・・・仕方ないですね」

唯「あーずにゃん」

梓「唯先輩♪」

律(戻ってきたらえらいもんを見てしまった・・・)

律(どうしよう・・・よし、ここは対抗して・・・!)

律「澪を召還するか!」

律「さてさて電話を・・・」プルル

律「あ、澪―?うち来れるー?」

澪「今日ちょっと無理なんだ、またこn 律「来てっ助けてっ」

澪「お、おいり・・・切れたか・・・」

律「へへ、浮気の罰だ!」

澪(仕方ない・・・行くか・・・)

~~~~~~~~~~

梓「あの、そろそろ離れて・・・」

唯「あとちょっとー♪」

梓(うー・・・律先輩が来たらどう説明しよう・・・)

梓(というか律先輩遅い・・・)

~~~~~~~~~~

澪「おじゃましまーす」

律「おお、良くぞ来てくれた!」

澪「それで用件 律「いいからちょっと来てって」

澪「お、おい!」

律「只今戻ったぞー」バーン

唯「あ、澪ちゃーん」

澪「あ、唯・・・」

律「梓が浮気してるからこっちもつれてきてやったぜー」

澪「どういうことだよ」

律「いやー梓が浮気しだすからさー私と澪のラブラブ度合いを見せ付けてやろうとおもって」

梓「ち、違いますよっ」

律「え」

~~~~~~~~~~

澪「―――つまり律が勝手に勘違いしたということでいいんだな」

律「ごめんちゃい」

唯「りっちゃんそれは違うよぉー」

梓「私そんな尻軽女じゃありません!」

律「本当にごめんなさい」

澪「それじゃ私はそろそろお暇するからな」

律「はい、ご迷惑お掛けしました」

梓「私からも・・・忙しいのにすみませんでした」

澪「梓はいいよ」

律「はぁっ!?」

梓「なっなんですか?」

唯「びっくりしたなー」

律「お茶のこと忘れてた」

澪「やれやれ」

律「みっ見てくる!」

澪「それじゃ本当に帰るからな」

梓「迷惑かけてしまって本当にすみませんでした」

澪「気にしなくていいって。それじゃ」
~~~~~~~~~~

律「苦汁と化していた・・・」

梓「まったく、つまんないことしてるからです!」

律「はいその通りです」

梓「どうしましょうか・・・」

律「んー・・・あ、あれするか」

唯「何するの?」

律「それはできてからのお楽しみって奴だぜ唯」

梓「すごい心配なんですけど」

~~~~~~~~~~

律「でーきたっと」

梓「いい匂いです」

唯「アップルティー!?」

律「簡易的だけどな」

梓「一体どうしたんですか?」

律「苦いから薄めるんだけどそれじゃ味気ないからリンゴの皮を煮た汁で薄めてみた」

律「味はあんまり期待するなよー」

律「あ、あとリンゴね」

唯「やったー」

律「有難く戴けよー」

~~~~~~~~~~

唯「じゃあまた明日ー」

律「じゃあなー」

唯「あずにゃんのこと頼んだよ!りっちゃん隊長!」

律「了解した!唯隊員!」

唯「じゃねー」

~~~~~~~~~~

律「梓、寝とけよ」

梓「大丈夫です・・・よ」

律「だめだめ、早く治さなきゃ」

梓「すみません、気を遣わせてしまって」

律「それは違うぞ梓」

律「梓が大事だから、愛してるから言ったんだよ」

梓「ちょっ・・・先輩///」

律「ん?本心を言っただけだぞ?」

梓「そういうことじゃなくって・・・///」

律「ま、いいや、早く寝ろよ」


1.梓「先輩も一緒に寝ないと嫌です」
2.梓「じゃあおやすみのちゅーしてください 」


※1


梓「先輩も一緒に寝ないと嫌です」

律「なんだよそれー」

梓「私も・・・先輩のこと・・・好きだから///」

律「そっかそっか、それじゃ梓が寝るまで添い寝してあげよう」

梓「私が寝たら?」

律「そしたら仕事にもどる」

梓「することなんかないくせに」

律「失礼な!」

梓「まあそんなことはいいですから寝ましょうよ」

律「そっちから切り出したくせに」

律「仕方ないなー、入るぞ」

梓「来てください」

律「んー、あーずさっ」ギュッ

梓「先輩も大概私を抱きしめるの好きですね」

律「まあな。唯には負けないつもりだ」

梓「変なことで勝負しないでください」

梓「それじゃ、おやすみです」

律「うんうん、よーく眠るんだぞ」

~~~~~~~~~~

律(寝たな・・・)

律(でも・・・私も眠い)

律(15分だけ・・・)

~~~~~~~~~~

律「あー・・・寝た寝たっと」

律「何時かなっと」

04:30

律「えっ・・・深夜・・・?」

律「えーっとえーっと・・・」

律(とりあえず喉渇いたから水・・・)

~~~~~~~~~~

律(うっかり8時間くらい眠ってしまった・・・)

律(こっから寝るのキツいしどうしよっか)

律(学校めんどくせーなー)

梓「寒いです・・・」

律「びっくりした!・・・起きてたのかよ・・・」

梓「今置きました 先輩が布団ずらしたから寒くなったので」

律「お、おう・・・」

律「それより具合は?」

梓「もう楽になりました」

梓「でも・・・この時間」

梓「どうしましょう?」

律「私もそれを考えていたところだ」

律「うーん・・・自転車にでも乗って徘徊するか・・・」

梓「物騒な言い方ですね・・・」

律「うるせい!深夜~早朝の自転車は面白いんだぞ」

梓「それはちょっと気になりますね」

律「行くか?・・・あ、でも病み上がりか・・・」

梓「大丈夫です!?」

律「本当かぁ~」

梓(本当は長引いて先輩ともっと二人きりでいたいなんて言えないけどね・・・)

梓「あったかくしたら大丈夫ですから」

律「んーそれじゃ重装備にするか」

~~~~~~~~~~

律「5枚くらい重ね着してるし大丈夫か」

梓「動きにくいです・・・」

律「梓は後ろに乗っかってるだけだから大丈夫」

律「さ、行くぞ」

自転車の後ろに乗ると律先輩がゆっくりめに自転車を進める
誰もいない、静かで、ひたすら寒い街を走り抜ける
昼間はいつも開いているお店も全て閉まってまるで別世界

律「梓、寒くないか?」

梓「大丈夫です」

律「あとちょっとだからな」

梓「何がですか?」

律「着いてからのおたのしみ♪」

~~~~~~~~~~

律「着いたぞ~」

梓「踏切ですか?」

着いたところは幹線と支線が通る踏切
しばらくするとカンカンと音が鳴りバーが下がる

律「流石に始発じゃないけどな」

律先輩の指差す方向に目をやる
真っ暗闇だった空間が仄かに明るくなりやがてモーターの音と共に光の使者のように
電車が姿を現す

律「なかなかいい光景だろ?」

梓「ちゃんとしたカメラもってこれば良かったですね」

律「まぁそれはまた今度だな」

律「さて・・・このあとどうする?」

律「もう帰ってもいいし、もうちょっと居てもいいし」

梓「>>31」

※もう帰ります。二度ときません。


梓「もう帰ります。二度と来ません」

律「何それひどい」

梓「先輩、違いますよ。夏目漱石がロンドン塔見て言ったのと同じ意味です」

律「何それ?」

梓「夏目漱石はロンドン塔を見たあと二度と来ない、って言ったんです」

梓「何故かって言うと感動のあまり次来たとき落胆したくないからだそうです」

律「へー…」

梓「そういうことです」

律「いいこと言うじゃん」

梓「へへ…そうですか///」

律「うん、多分」

梓「多分ってなんですか多分」

律「まあそんなことはいいからお望み通り帰るか」

梓「待て」

~~~~~~~~~~

梓「あ、もうすぐ日の出じゃないですか?」

律「そうだけど?」

梓「高台に行きませんか?」

律「や、めんどくさいもん」

梓「耳をすま○ばみたいなことやりましょうよ~」

律「やーだー」

梓「女の子はみんなあんなのに憧れるんです!」

律「私女の子だけど憧れない」

梓「そんなことどうでもいいから向かってください!」

律「やーだー!」

~~~~~~~~~~

律(結局高台に向かってしまった)

律「あ゛~もうすぐ坂だ~」

梓「それじゃ頑張って下さいね」

律「降りて押せよ」

梓「大丈夫ですよ、私軽いですから」

律「私と対して変わんねーよ」

梓「可愛い彼女に降りて押せって言うんですか?」

律「うん、降りて押せ」

梓「酷いです!」プリプリ

律(あーめんどくせぇ…)

~~~~~~~~~~

律 ゼェゼェ

梓「もう空が紫色ですねー」

律「し、死ぬ…」

梓「先輩もこっち来てくださいよー」

律「へーい」フラフラ

梓「寒いですね」

律「こっちは暑い」

梓「こういうときはくっつくとあったかくなるんですよ」

律「人の話聞けよ」

梓「あ、先輩、見えてきましたよ」

律「ああ…」

梓「綺麗ですね」

律「綺麗だな」

梓「それだけですか?」

律「うん、そだけど?」

梓「ほら…私見て何か思いません?」

律「いや、何も」

梓「えー・・・」

律「ん、もしかして」

律「梓『でも梓の方がもっと綺麗だよ』とか言ってほしいのか~?」ニヤニヤ

梓「ちっ違いますよっ///」

律「顔赤くなってるぞ~」

梓「うるさいですっ///」

~~~~~~~~~~

律「一気に坂下るのは気持ちいいなあ」シャー

梓「ここはゆっくり行きましょうよ!」

律「どして?」

梓「ほら、ブレーキいっぱい握りしめて~ってあるじゃないですか」

律「お前本当に可愛いな」

梓「う…///」

律「でも家に早く帰りたいから今回は我慢してくれ」

梓「えー…」

律「また今度してあげるから」

梓「必ずですよ!」

~~~~~~~~~~

律「あー疲れたから眠くなった」

梓「また寝るんですか」

律「ああ、なんかしたいことあるんなら今のうちだぞ」

律「無いんなら寝るし」

梓「>>47」

※未完結


最終更新:2014年03月29日 10:32