10分後

あかり「あ、ちなつちゃん戻ってきた」

ちなつ「・・・」ゲッソリ

向日葵「じゃ、いきますわよ?」

櫻子「どんとこい!」

セーノ ベラッ

あかり「あ・・・」

向日葵「えっと・・・」

櫻子「あ、あれ・・・」

あかり:15位
向日葵:20位
櫻子:21位

ちなつ:132位

ちなつ「・・・・・」

向日葵「そ、そこまで気を落とさなくても・・・」

櫻子「そうだよ!まだ次が」

ちなつ「みんな家庭教師のセンセイに教わってるんでしょ、だからそんなに点がいいんでしょ・・・?」ゴゴゴゴ

あかり「あ、あかり先にごらく部に・・・」

ちなつ「待って」ガシッ

あかり「ひっ!」

ちなつ「どんな風に教わってるのか聞くまで今日は帰さないわよ・・・」ゴゴゴゴ

櫻子「こ、怖い・・・」

ちなつ「まずあかりちゃんから・・・」

あかり「へっ!? えーっとぉ~」

向日葵「赤座さんは唯センセイでしたわね」

あかり「そうだよぉ・・・」

ちなつ「ど ん な 人 ?」ググググ

あかり「ちなつちゃん痛いよぉ・・・ え~っとぉ・・・」


赤座家 あかりの部屋

唯「あかりちゃんのおだんごはあずにゃんの猫耳みたいだねぇ~」

あかり「そ、そうですか・・・(あずにゃん・・・?)」

唯「そうだあかりちゃん!おだんごほどいて猫耳つけてよ!」

あかり「ね、猫耳!?」

唯「きっと似合うよぉ~」

あかり「そ、そうかなぁ・・・」

唯「うわぁ~ 一日中あかりちゃんのお団子いじってたい~」

ガチャリ

あかね「あら唯センセイ、進度はどうですか?」

唯「大丈夫ですよぉ~」

あかね「そうですか、せっかくお願いしてるんですからくれぐれも、成績を、落とさないように、お願い、しますね?」

唯「は~い」

バタン

あかり「そ、そろそろ始めましょうセンセイ(お姉ちゃんの服の裾が握り拳の形になってたよぉ・・・)」

唯「1-3ってのはねぇ、トンちゃんがこの1って所から3つ左に」

あかり「センセイ、トンちゃんってなんですか?」

唯「トンちゃんは軽音部のスッポンもどきのことだよ!」

あかり「そ、そうなんですか(スッポンもどき・・・?)」

あかり「・・・って感じかなぁ」

ちなつ「そんなんでよく15位取れたわね・・・」ボソッ

あかり「ひっ!何!?」ビクッ

ちなつ「何でもないわ 次、櫻子ちゃん」

櫻子「えー 私ー?」

あかり「櫻子は澪センセイだったよね」

あかりの所ミス脳内補完よろ

大室家

櫻子「これはどう解くのー?」

澪「これはこれをこうして・・・」カリカリ

櫻子「んー、よくわかんなーい!」

澪「えっ」

櫻子「ねぇねぇ澪センセイ、なんで澪センセイはそんなにおっぱいおっきぃの?向日葵教えてくんなくてさぁー」

澪「ま、またおっぱい・・・」

櫻子「これは算数なんかよりももっと大事な問題だよ!ねー教えてよ澪センセイ!」

澪「さ、算数じゃなくて数学・・・」

櫻子「あ、もしかしてセンセイも向日葵と同じで秘訣を隠してるなー?もー!おっぱいおっきい人はみんな秘訣をおっぱいの中に隠してるんだ!ずるい!」ムキー!

澪「り、律ぅー・・・」

櫻子「ん?そういえば向日葵も澪センセイもみんな私に勉強教えてくれる人だなぁ」

澪「・・・?」

櫻子「まさか他人に勉強を教えるとおっぱいがおっきくなるのかも!なら私も教えられるように・・・」カリカリ

澪「(な、なんとかなった・・・?)」

櫻子「って感じだったかな」

向日葵「櫻子はおっぱいの事しか考えられないんですの?」

櫻子「うるさーい!どれもこれも向日葵がおっぱい星人なのがいけないんだ!」

向日葵「おっ、おっぱ・・・」

ちなつ「じゃあ最後に向日葵ちゃん」

向日葵「わ、私ですの・・・?」


古谷家

向日葵「よろしくお願いしますわ」

梓「こ、こちらこそよろしくですっ!」

向日葵・梓「・・・・・」

向日葵・梓「あ、あのっ」

向日葵・梓「! ・・・・・」

梓「と、とりあえず今の進度なんか見せて貰えると嬉しいかな・・・」

向日葵「そ、そうでしたわね。ど、どうぞセンセイ・・・」

梓「それで、ここがこうなって・・・」

向日葵「・・・・・」カリカリ

梓「こうなって・・・・ こうなると」

向日葵「・・・・・」カリカリ

梓「・・・・・」

向日葵「・・・・・」カリカリ

梓「あ、あのっ」

向日葵「ひ、ひゃいっ!」

梓「えっ!? あぁ その びっくりさせるつもりじゃ・・・」

向日葵「い、いえこちらこそすみませんでしたの・・・」

梓「あ、あの、古谷さん、その、ね・・・」

向日葵「ね?」

梓「や、やっぱなんでもないです」

向日葵「といった感じでしたわ」

ちなつ「ホントよくこんなんで高得点取れてるわね・・・」

ちなつ「でも・・・」

あかり「ち、ちなつちゃん?」

ちなつ「いや、やっぱりなんでもないわ・・・ みんな引き止めてごめん」


夜 吉川家
ちなつ「このままでいいのかなぁ・・・」

ちなつ「・・・今日はとりあえず寝よう」

・・・・・・

ピンポーン

ちなつ「ん・・・」

京子「ちなつちゃーん! 遅れるよーっ!」

ちなつ「へっ!?もう朝!?」バタバタ

ちなつ「お、おはようございますっ!でも皆さんなんで・・・」

結衣「ほら、今日は高校の合格発表でみんなで行くって決めたじゃないか」

ちなつ「へっ!?」

京子「みんなも私たちと同じ学校に受かってるといいなー」

綾乃「私たちみんな受かったんだからきっとみんな受かってるわよ」

千歳「せやでー どーんどいきやー」

ちなつ「こ、高校!?何のことですか!?」

京子「ちょっとちなつちゃーん! ボケがすっとびすぎてるよーっ!」

結衣「まぁこれだけのボケをかませるくらいの方が心強くていいよ」

あかり「さ、いこっかちなつちゃん」

櫻子「全員で受かるぞーっ!」

ちなつ「う、うん・・・」


高校 発表板前

あかり「せーので目を開けるよ?」

櫻子「みんなであんだけ頑張ってきたんだし」

向日葵「サクラサク ですわね」

ちなつ「そうだね・・・」

せーのっ

あかり「あったあった!合格だよ!」

京子「やったなあかり!」

櫻子「私のもあったーっ!」

向日葵「私のもありましたわ!」

綾乃「おめでとう二人とも!」

千歳「よう頑張ったなぁ」

結衣「ちなつちゃんは?」

ちなつ「・・・ない」

結衣「へ?」

ちなつ「私の番号が・・・ ない・・・」

あかり「そっか・・・」

櫻子「じゃあ来年からは・・・」

向日葵「別々ですわね・・・」

京子「おしかったなー 離れても友達だぜー」

結衣「じゃあね、ちなつちゃん・・・」

・・・・・・

ちなつ「うぎゃああああああっ!!」

ともこ「!?」

ちなつ「ゆ、夢・・・」

ちなつ「さっきのは予知夢ってやつじゃ・・・」

『じゃあね、ちなつちゃん・・・』

ちなつ「結衣センパイと離れ離れ・・・」ザワザワザワーッ

ちなつ「それだけは嫌・・・」ゾワーッ

ともこ「ちなつ・・・」

七森中 一年生教室

あかり「あ、ちなつちゃんおは」

ちなつ「家庭教師のセンセイを紹介して!いますぐ!」

おしまい






※たて逃げ乗っ取りスレ
最終更新:2012年10月24日 23:31