さわ子「みんな,紹介するわね。金髪の人がアリババ君,青い髪の人がアラジン君,そしてこの赤い髪の人がモルジアナさんで,澪ちゃんが言ってたファナリスよ。」

アリババ「アリババです。」

アラジン「アラジンさ。」

モルジアナ「モルジアナです。」

唯「平沢唯でーす。」

律「軽音部部長の田井中律でーす。」

澪「あ,秋山澪で,です。」

紬「琴吹紬です。」

紬(この人からまたさっきの蝶々のようなのが見えるわ……)

梓「中野梓です。」

さわ子「さて,紹介が終わったところで,とりあえず,仲良くね。」

澪「ところで,なぜモルジアナさんがファナリスと分かったんですか?」

さわ子「本人の口から言ってたのよ。」



憂「先生,何か用ですか?」

さわ子「憂ちゃんと純ちゃんには分からないかもしれないわ。私はそこの3人に用があるのよ。」

アリババ「俺達ですか。」

さわ子「そうよ。ちょっと名前いいかしら。」

アラジン「僕はアラジン」

アリババ「アリババ・サルージャです。」

モルジアナ「モルジアナです。」

さわ子「単刀直入に聞くわ。モルジアナさん,あなたファナリスでしょ。」

アラジン&アリババ&モルジアナ「!?」

憂&純「?」

モルジアナ「何で分かったんですか?」

さわ子「過去に私の友人が会ったことがあるって言うのよ。その時写真を見せてもらったんだけど,あなたにすごいそっくりだったのよ。」

モルジアナ「と言うことは私の他にもファナリスはいるってことですか?」

さわ子「それはわからないわ。」

アリババ「モルジアナといい,マスルールさんといい,ファナリスってみんな似てるよな。」

アラジン「本当だね。」

さわ子「実は,ファナリスについて少し知っている人がいるから紹介したいのよ。その人だったら何か分かるかもしれないわ。」

モルジアナ「本当ですか?」

さわ子「100%とは言い切れないわ。それでも会いたい?」

モルジアナ「はい,会いたいです。」

さわ子「OK! あと,アラジン君だったっけ?」

アラジン「はい?」

さわ子「あなたからすごいルフが輝いているわ。」

アラジン「え!? これ見えるの?」

さわ子「見えるわよ。無数の鳥の形をした命の流動があなたから輝いているわよ。殆どの人が見えないみたいだけど。」

アラジン「僕以外に見える人,久々に見たな〜」

さわ子「あら,他にもいたのね,もしかしたら,放課後ティータイムの人で見える人がいるかも知れないわ。」

アラジン「本当?」

さわ子「見えていればね。」

憂&純「???????????」←全く話の内容が分からず

さわ子「さぁ,行くわよ。」



さわ子「と言うこと。」

紬「そう言えば私にもその白いフルっていうのが見えるわ。」

唯「ムギちゃんにも見えるんだ。」

さわ子「基本魔法使いでないとルフは見えないらしいわ。」

紬「でも私魔法なんて使えないわ。」

さわ子「まぁ基本使わないから使い方を知らないだけなのよ。私も使えないけど。」

律「ムギちゃとさわちゃんが魔法使いか〜 あまり想像つかないな。」

梓「まぁ普段から話していますから。」

モルジアナ「ところで,秋山さんでしたっけ。」

澪「」ガクガクブルブル

律「あー澪の奴,いつもこうだから気にしないで。」

さわ子「そんなときは〜 こうすればいいのよー!!」モフモフッ

澪「きゃーーーーーーーーーーー!!!」

アラジン&アリババ「キマシタワー」

紬「ちょっと,それ私のセリフよ! それに使い方違うわ!」

律「さ,さわちゃんのアホー!!」

さわ子「だって,こうするしかないでしょ。」

和「何があったの?」

律「じつはかくかくしかじかで……」

和「そうなんだ。じゃあ私,生徒会行くね。」

唯「あ,澪ちゃん元に戻ったみたいね。」

さわ子「」

澪「コホン,えっと,モルジアナさんだっけ。」

モルジアナ「はい。」

澪「えっと,ゴメン。質問言ってくれるかな。」

モルジアナ「はい。秋山さんは,私以外にファナリスを見たことはありますか?」

澪「澪でいいよ。えっと,直接見たのはモルジアナさんが始めてかな。写真ではみたことあるけど,私がまた小さい時だったからあまり覚えていないな。」

モルジアナ「そうですか。ありがとうございます。」

律「手がかり掴めずだな。」

唯「ムギちゃん,何とかならないかな?」

紬「ごめんなさい〜。最近家がものすごく忙しくてそれどころじゃないわ。」

律「ほら,何だっけ,斉藤さんに頼めばいいじゃないか。」

紬「斉藤も家の方を手伝っているから無理だわ〜。」

律「そうか,ごめんな。」

和「先生,大変です!! 誘拐です。」

全員「誘拐だとー!!」



学生A「ひいい,やめて下さい。」

魔道士A「ひひひ,可愛いお嬢ちゃん,今夜は寝かさないぞ。」

学生B「何でもしますから。」

学生C「ひいい,助けて!!」

魔道士B「誰も助けにこないぜ。」

魔道士A「魔道士B,こいつらどうする?」

魔道士B「そうだな,まだ魔力(マゴイ)は十分にあるからな。とりあえずほっといて,別のお嬢ちゃんを持ってこい。」

???「そこまでだ!!!」

学生ABC&魔道士AB「!?」

魔道士A「誰だお前は?」

アリババ「その人達を放せ!!」

魔道士B「やだね。放してやりたかったら俺達と戦いな。」

アリババ「そうくると思ってたぜ。出でよ,アモン!!」

魔道士B「ほう,金属器使いであったか。」

アリババ「アモンの剣 (アモール・サイカ)!!」

魔道士B「そんなもんか。」

アリババ(防壁魔法(ボルグ)で防ぎやがった。こいつら,魔道士か!)

純(アリババさん,かっこいい!!)カァァ



モルジアナ「おらぁぁぁぁぁ!!」

魔道士A「きかないさ,そんな攻撃。」

モルジアナ「眷属器 炎翼鉄鎖(アモール・セルセイラ)!!」

魔道士A(こいつ,眷属器使いか。でも,全然きいてない。)

魔道士A「へへ,今度はこっちの番だ!!」バンバン

モルジアナ「うわっ!!」

魔道士A「ふ,弱っちいな。」

???「灼熱の双掌(ハルハール・インフィガール)!!」

魔道士A「!!? 何だ!? うわぁぁぁぁ!!」

アラジン「僕が相手するよ。」

魔道士A「ふ,勝てないくせに何言ってるんだ? 君の友達倒れちゃってるよ。」

アリババ「くぅ……」

アラジン「アリババくん!?」

魔道士B「へへ,こんな雑魚なんて朝飯前だぜ!!」

純「アリババさん,しっかりして下さい。」

憂「モルジアナさん,大丈夫ですか。」

さわ子「憂ちゃんと純ちゃんは,その子達を保健室へ!!」

憂&純「はい!」

アラジン「灼熱の連弾(ハルハール・ラサース)!!」

魔道士A「全然きかないね。」

魔道士B「水滴光線(アモーズ・ライセイカ)!!」

アラジン「うわぁ!!」

魔道士A「へぇ,雑魚が!!」

アラジン(なんてすごい技なんだ。これでは勝てる自信がないよ。)

???「死の悪魔(デス・デビル)!!」

???「沢庵不得化(ジョチトチオ)!!」

魔道士AB「うわぁ!!」

アラジン「!?」

さわ子「ムギちゃん,ここは私達が倒すわよ。」

紬「アラジン君,後は私達に任せて!!」

アラジン「紬さん,さわ子さん!!」

魔道士B「ち,人が変わったって同じだ!! 水滴光線(アモーズ・ライセイカ)!!」

紬「防壁魔法(ボルグ)!!」

魔道士B(防壁魔法(ボルグ)ではね返しただと!?)

紬「沢庵不得化(ジョチトチオ)!!」

魔道士B「うわっ!!」

魔道士B(防壁魔法(ボルグ)でもきかないとは!!)



魔道士A「ふん,お前なんかメッタメタのギッタギタにしてやる!!」

さわ子「あら,余裕まんまんね!!」

魔道士A「準急不満(セミエクスプレスノット)!!」

さわ子「あら,痛いじゃないの。でも,テメーなんかに負けねーぞ!! 死の悪魔(デス・デビル)!!」

魔道士A「うわぁぁぁぁぁ!!」

さわ子「お前らが倒れるのを待っていたァァァ!! Shut up!!!」

澪「聞こえない聞こえない聞こえない聞こえない……」

さわ子(ん? どこかで声が聞こえた様な……)

紬「アラジン君,とどめよ!」

アラジン「灼熱の連弾(ハルハール・ラサース)!!」

魔道士AB「うわぁぁぁぁぁぁ!!」



学生A「ありがとうございます。」

学生B「助かりました。」

学生C「でもさわ子先生かっこ良かったです。」

さわ子「どういたしまして……」

律「でも助かったからいいじゃん。」

さわ子「終わった…… おしとやかな学校生活を送ろうと思ってたのに……」

唯「でも一件落着だね!」フンス!

澪「聞こえない聞こえない聞こえない聞こえない……」

梓「澪先輩,しっかりして下さい!!」

アラジン「でも紬さんとさわ子さんの魔法すごかったよ!!」

紬「それはどうも〜」

唯「でも何で使えるようになったの?」

紬「知らないけれど,戦いたいっていう気持ちが出てきたら,いつの間にか使えるようになったのよ〜」

唯「ムギちゃんすごい!!」

律「ムギ,すごすぎだろ……」

憂&純「こんにちはー。」

律「あれ,憂と狩屋さんじゃん。」

純「鈴木です。」

憂「アリババさんとモルジアナさん,すっかり元気になりましたよ。」

アリババ「よ,アラジン!!」

アラジン「アリババ君,モルさん!!」

モルジアナ「純さんと憂さんのおかけです。ありがとうございます。」

憂&純「いやいやそんなにお礼しなくても!!」アセアセ

さわ子「さてと,文化祭まだまだ時間あるからあちこち見て回っていいわよ。」

紬「お疲れさまで〜す。」

純「アリババさん,一緒に見て回りましょう!!」

アリババ「おう!!」

アリババ(結構優しい人だったなぁ。)

唯「あれ〜,純ちゃん。もしかして彼氏?」

唯・さわ子・以外「!?」

純「そ,そんなことないよ。ただただ他に一緒にいける人がいなかっただけ!!」アセアセ

憂「私と梓ちゃんがいるのに?」

純「あ,憂と梓も一緒に行こう!?」アセアセ

梓「もう,純ったら。」

憂「行こう,梓ちゃん。」

梓「うん!」

唯「ダメ〜,あずにゃんは私と一緒に行くの〜」ガバッ

梓「にゃ! ちょっと唯先輩やめて下さい!!」

純「じゃぁ唯先輩も一緒に行きます?」

唯「行く〜!!」

梓「唯先輩,離して下さい!!」

律「あいつらいつも抱きつくよなー」

モルジナア「そうなんですか?」

澪「日常茶飯事と言ってもいいくらいだぞ。」

アラジン「そうなのかい。」

紬「そうだよー,こういうのもありだからアラジン君覚えといてね。」

アラジン「うん!!」

アラジン(女の子同士もいいかも。)ニヤニヤ

律「こら,ムギ! アラジン君に変な事言うな。」

紬「ごめんなさ〜い。」

澪「さて,私達もあちこち見て回ろうか。」

律&紬「オー!!」

アラジン「うん!! 楽しみだね,モルさん。」

モルジアナ「はい。」

終われ


あとがき



最終更新:2014年04月10日 12:48