和「え、もう入部届出したの?」

唯「ううん、今から持ってくところ」

和「それは入部したとは言わないわ」

唯「でも入部したようなものだよ。一度きりの人生、おおらかに生きようよ。こまけぇことはいいんだよ!」

和「こんな子掴まされて大丈夫かしら、エロ部とやらは。っていうかそんな部活あったのね」

唯「美少女だらけのこの学校でエロ部ってそりゃもう私が入部するしかないでしょ! 私はガラスの十代を美少女に囲まれて過ごしたいんだ!」ゲヘヘ

和「オッサンくさいわよ」

唯「というわけで入部届を出すついでに美少女部員達の顔を拝んできます!」ダッ

和「勝手にしなさいクソレズ」


〜〜〜


唯「すいません!入部希望なんですけど!」バァァーン

「「「えっ、入部希望!? ようこそ!」」」

唯(そう言って私を出迎えてくれた美少女は3人いた。巨乳と巨乳と虚乳だった)

律「私は部長の律だ!」

澪「まだ部ですらないだろ。私は澪、よろしく」

紬「私は紬です。歓迎いたしますわ」

唯(おっぱいが小さい子がいたのは残念だけど女の子の魅力はおっぱいだけで決まるとは思ってない私は元気よく自己紹介をしたよ!)

唯「はじめまして!平沢唯です!入部希望です!」

唯(だけどその瞬間、文句なしの美少女達の顔が何故か曇ったんだ)

律「えっ、平沢・・・さん?」

澪「平沢って、あの平沢・・・?」

唯「えっ?ど、どうかした?」

紬「ちょっとその手に持ってる入部届、見せてもらってもいいですか?」

唯「あ、はい・・・」

唯(私の入部届を見ながら3人でヒソヒソ話が続くこと1分くらい)

律「すまない・・・平沢さん。君の入部を認めることはできない」

唯「ええっ!? な、なんでですか!?」

澪「ちゃんと書かなかった私達が悪いんだけど、君はたぶんこの部を誤解してる」

唯「この部?エロ部じゃないんですか? 美少女が集まってイチャイチャヌチャヌチャヌッポヌッポプシャアアアってくんずほぐれつする部じゃないんですか?」

唯(その時の私は、揉み心地の良さそうなおっぱいと抱き心地の良さそうな肢体と感度の良さそうな肉体が揃ってるんだ、誤解なわけないよ!って思ってたんだけど)

紬「書くとそうなりますけど、そう読むとは限らないんです。その悩みと苦しみがわかる人を集める目的で作られた部活なんです」

唯「読む? 悩みと苦しみ? ・・・はっ!?も、もしかして・・・!?」

律「・・・そう、お察しの通り。私のフルネームは、工口(こうぐち)律だ」

唯(黒髪ロング巨乳の人が言いました)

澪「・・・私は、ヱ口(えぐち)澪」

唯(ふわふわした金髪に近い色の髪の巨乳さんが言いました)

唯「ということは、茶髪でデコ出しで胸のない貴女は・・・!?」

紬「・・・私は、I□(アイマス)紬です」

唯「それは無理矢理すぎない!?」

紬「父がハマってて・・・ほら、俗に言うキラキラネームというやつですわ」

唯「それは下の名前でやるよね!? 苗字でやるなんて聞いたことないんだけど!」

律「紬の家はお金持ちだからな」

唯「それで済ませていいの!?」

澪「とりあえず、そういうわけだから平沢さんの入部は申し訳ないけど・・・」

唯「あ、うん、そういう理由なら仕方ないよ・・・」

唯(私には、こんな苗字を持って今まで生きてきた人達の悩みや苦しみ、悲しみはわからない。彼女達が想像を絶する暗黒時代を過ごしたであろうことしか・・・)

唯(だから、彼女達と同じステージに立つ資格は、私にはない)

唯(帰ろう。居るべき場所へ)クルッ

唯「・・・なんというか、軽く言っていいことなのかわからないけど・・・頑張ってね」

「「「うん・・・ありがとう」」」


〜〜〜


和「あら唯、どうだったの、エロ部は。ハーレムできそう?」

唯「・・・和ちゃん、気軽にエロとか口にしないほうがいいよ、人ってね、何に悩んでるかわからないものなんだから」

和「何があったのよ・・・あら、それ、入部届?」

唯「うん、軽音部に入ろうかなって。人が足りないみたいだから、こんな私で良ければ力になりたくて。この身で救えるものがあるなら、いくらでもこの身を捧げるよ、私は・・・」

和「本当に何があったのよあんた・・・」

終わり。