律「行ったな」



唯「うん、憂は幸せそうだったよ」



紬「唯ちゃん、大丈夫?」



唯「大丈夫だよ」にこっ



梓「唯先輩、無理せずに泣いたら良いんですよ」



唯「私も憂に負けないようにしなきゃね」にこっ



和「唯…」



純「唯先輩…」



唯「さぁーお仕事だよ!」




海底



澪「もうすぐ、着くから」



憂「水中で普通に話せるのが不思議です…」



澪「あはは、人魚だからね」



憂(私、人魚の世界で上手くやれるかな…)




澪「居た!おーいみんなー」



風子「あっ!帰って来たよ」



姫子「本当だ、おーいお帰り」



澪「ただいま、お嫁さん見つけて来たぞ」



風子「お名前は?私は風子」



姫子「私は姫子、まだ二人とも独身だから羨ましいな」



憂「はじめまして、憂です」ぺこっ



エリ「あれー?澪、その子はまさかお嫁さん?」



アカネ「遂に見つけたんだ」



澪「うん、この子は私のお嫁さんで憂ちゃん」



憂「はじめまして、憂です」



エリ「よく決心したね」



憂「澪さんの事、好きだからです」



アカネ「私は元人間のアカネです宜しく」


エリ「私のお嫁さんなんだ」



アカネ「困った事があったら言ってね」



憂「はい、ありがとうございます」



憂(お姉ちゃん、私ね何とか頑張れそうだよ)




数ヵ月後



唯「…」



律「明らかに日に日に唯の元気がなくなってるな」



紬「唯ちゃん、見てられないわ」



梓「憂、何やってんのよ…」



純「憂には憂の生活があるんだからさ、仕方ないって」



和「頭では納得しようとしても…」



律「やっぱり、寂しいよな」



唯「…」ぐすっ



紬「ゆ、唯ちゃん?」



唯「う…い…」



唯「会いたい…会いたいよぉ…」



唯「うわぁぁんうぃぃっ寂しいよぉ」



梓「あの、泣かなかった唯先輩が泣いた…」



純「憂、少しだけで良いから顔を見せてよ…」



和「このままじゃ、唯が壊れてしまう…」



お姉ちゃーん



律「お、おい」



紬「憂ちゃん…」



梓「唯先輩、泣いてる場合じゃありませんよ!憂です憂が来ました」



唯「えっ…うい」



純「そうです、憂ですよ!唯先輩」



憂「お姉ちゃん、久しぶりだね」にこっ



唯「憂…」



憂「泣いてるの?大丈夫?」



律「唯はどんなに寂しくても泣かなかったんだ」



紬「本当は誰よりも泣きたかった筈なのに」



梓「自分はお姉ちゃんだからって…」



純「憂が心配したら駄目だからって」



和「ずっと堪えてたの」



憂「お姉ちゃん、大丈夫だよ私はいつでも会いに来るからね」



唯「憂…うん」ぐすっ



憂「あっ!見て産まれたんだよ」



澪「ほらっ、見て」



子供人魚「ゆーい」



唯「可愛い…」



憂「名前はみうだよ」



唯「二人の名前から取ったんだね」



澪「もう一人居るんだぞ」



子供人魚「ゆーいゆーい」



憂「この子はゆうみ」



憂「私とお姉ちゃんと澪さんから取った素敵な名前だよ」にこっ



みう「ゆーい」パチャパチャ



ゆうみ「ゆーい」パチャパチャ



唯「私の事知ってるんだ…」



澪「憂ちゃんが毎日、子供たちに聞かせていたんだ」



澪「強く誰よりも優しい世界一のお姉ちゃんの話を」



唯「…」ぐすっ



憂「抱いてあげて」



唯「うん」ぐすっ



みう「ゆーい」ぎゅっ



ゆうみ「ゆーい」ぎゅっ



唯「可愛いよぉ」



唯「私ね、勘違いしてた」



唯「憂が居なくなって、実は家族がなくなったと思ってた」



唯「でも、それは間違いだった」



唯「家族がなくなるなんて、間違いだった」



唯「澪ちゃん、それにこの子達」



唯「私には家族が増えたんだね」



律「よーし、憂ちゃんも澪も双子ちゃんも皆の家族だからな」



律「帰ってお祝いだー」



唯「よーし、行くよー」



全員「おー!」



おしまい