唯「後ろで『ドカーン!』っておっきな音がしたんだよー。だからビックリして振り返ったんだ」
唯「そしたらもっとびっくり!なんと学校が爆発してたんだよ!」
唯「だから明日のテストはお休み!めでたしめでたし」
和「勉強しなさい」
唯「…はい」
ドカーン!!!
澪「ひいっ、爆発だ。見えない聞こえない」ガクガクブルブル
律「後ろでドカーン!!って音がしたから私はクルッ!と振り返ったんだ」
律「そしたら澪が爆発の傍で震えてうずくまってた」
律「だから私はシュタタタアーッて走って澪をヒョイって抱きかかえてまたシュパパパアーッて走って、見事澪を助け出したんだ!」
澪「捏造するな!」ポカッ
律「あいたっ」
紬「まあ爆発!私爆発音を聞くのが夢だったの〜」
ドカーン!!!
紬「えっ」クルッ
斎藤「お嬢様のご希望通り、琴吹家の面々で爆発音をお作りしました」
紬「斎藤!」
梓「後ろで大きな爆発音がしました。私は驚いて振り返りました」
梓「すると純の頭が爆発していました。いつものことですね」
純「まず梓を爆発に巻き込んでやる」
和「爆発?そう言えばさっき後ろで爆発音がしたような気がしたけど、よく覚えてないわ」
和「勿論振り返ったりしなかったわよ」
和「何故ならその時の私には、何にも代えられない用事があったから」
和「生徒会に行く、というね…」
唯「の、和ちゃんかっこいい!」
憂「え?後ろで大きな爆発音がしたらって?勿論振り返るよ」
憂「そしてお姉ちゃんが巻き込まれてないか戻って確かめるんだ」
憂「もしお姉ちゃんが巻き込まれたり、爆発に怯えていたりしたら許せない。即刻、爆発の基を突き止めて息の根を止めてやる」
憂「私のお姉ちゃんを苦しめる物は爆発でも許さないんだから」
梓(本気で言ってる…)
純(憂ならやりそうな気がする…)
純「今私の後ろには鏡がある」
純「振り返ったら最後、最も残酷な現実を突きつけられることになる」
純「だが私は、現実と向き合わなければならない…」
純「3,2,1…」バッ
純「…はあ〜。わかってたけどやっぱり爆発してる」
純「早く整えなきゃ。自分の髪質が恨めしいよ」
純「…くそ、梓め…」
さわ子「…」
カップル「アハハウフフ」いちゃいちゃ
さわ子「リア充爆発しろ」
終わり!
最終更新:2014年10月13日 12:49