……

律「梓も待ってるかもしれないぜ?」

澪「何を?」

律「澪がHしてくれるのを」

澪「そっ、そうなのかな?」

律「Hってのは、いわば愛情表現の最上級みたいなもんだからな」

澪「なるほど」

律「流石に梓からHして下さい。とは言えないだろ?」

澪「そうだな」

律「やはり、こういう事は年上の澪から」

澪「う、うん」

……

梓、待たせてごめん。

トテトテとベッドに向かい歩く梓を後ろから抱きしめ

梓「わっ!」

驚く梓をそのまま、お姫様抱っこで抱きかかえる。

澪「よいしょっと」

梓「えっ?///」

澪「ベッドまで運んで上げる」

梓「は、はい///」

梓をそっとベッドに寝かせ、そのまま覆い被さる。

澪「今夜は寝かさない」

澪「沢山、愛して上げる」

梓「……沢山、沢山愛して下さい///」

澪「梓の誕生日に、私をプレゼント」


梓とHしたいから、するんじゃない。

梓が好きだからHするんだ。

梓をぎゅっと抱きしめると、そのまま唇を奪った。

梓「んんっ」

澪梓「ちゅっ、ちゅっ、ちゅぱっ」

澪「梓は、ここが弱いんだっけ」

かぷっと梓の耳に噛みつき、舌先をレロレロと動かす。

梓「にゃあっ///」

梓の口から、猫みたいな可愛い声が漏れる。

その声がもっと聞きたくて、更にレロレロして上げた。

ちゅっ レロレロ

梓「にゃああ~っ///」

澪「ふふ、梓は可愛いな」

澪「梓の可愛い声、もっと沢山聞かせて」

プチプチとボタンを外し梓のパジャマを脱がす。

上半身がはだけた所で、舌を耳から首筋そして、胸にツゥッと這わせキス。

ちゅっ

梓「あぁっ」

それから梓の色んな所に、キスをした。

髪、おでこ、耳、首、太もも……

梓からも沢山沢山、キスされた……

想像以上に痛かったけど、頑張って耐えた。

ピロートーク

澪「とても可愛かったよ梓」

梓「そんな、恥ずかしいです///」

私が耳元でそう囁くと、梓は恥ずかしそうに布団で顔を隠してしまった。

澪「まさか、梓があんなに可愛い声出すなんて」

梓「もう、止めて下さいよ///」

本当に恥ずかしそうにしてるので頭をそっと、なでなでして上げた。

しばらくして布団からひょっこり顔を出し

梓「そういう澪先輩も……」

澪「え?」

梓「まさか、あんなに凄い声出して……」

澪「わーわー///」

思わぬ反撃を受けてしまった。

梓「二人だけの秘密ですね」

澪「そうだな///」

梓「嬉しかったです。やっと、澪先輩とH出来て///」

梓「中々Hしてくれなかったから」

やっぱり、梓もずっと待ってたんだ。

澪「ご、ごめんな///」

梓「これからは、毎日Hしちゃいましょうか?」

澪「え?さすがに毎日は///」

梓「毎日は冗談ですよ」

澪「こら///」

梓「澪先輩大好きです」

澪「私も、大好きだよ梓」

澪「おやすみ」

ちゅっ

お休みのキスを交わし梓と抱き合い、静かな眠りに落ちていった。


翌朝

胸に温かな感触と重みを感じ、私は目を覚ました。

梓は、私のおっぱいを枕にして寝ていた。

こらこら///

柔らかくて気持ちよかったのかな?

梓「んっ…澪先輩……大好きです」

私の胸に顔を埋め眠っている梓の口から、寝言が漏れる。

本当に幸せそうな顔してるな。

可愛い寝顔。なでなで

梓「クークーzzz」

澪「熟睡しちゃってるな」

澪「なあ、梓……」

澪「普段恥ずかしがり屋な私だけど、梓と一緒だとそれが無くなるんだ」

澪「何でだろうな?」

澪「……多分、梓の事を好きすぎて」

澪「梓とキスしたり、抱き合ったりイチャイチャしたいって気持ちの方が強くなるんだろうな」

澪「こんな気持ちになれるのは、梓だけだよ」

澪「私、本当に梓の事大好きなんだろうな」

ふと、寝ている梓に目をやると口元がにやけてる様な

もしかして?

梓「にへへへ///」

やっぱり!

梓「堪えきれずにニヤケちゃいました///」

澪「寝たふりしてたな?」

梓「バレました?」

澪「聞いてた?///」

梓「何をですか?」

澪「いや、何でもない///」

梓「普段恥ずかしがり屋な私だけど~辺りから聞いてましたけど」

澪「あ……///」

梓「嬉しいです。澪先輩が私の事、そんなに好きでいてくれるなんて///」

澪「わーっ///」

ちゅっ

梓「むぐっ」

照れ隠しから、梓の唇を唇で塞いでしまった。

澪「おはようのキスだ///」

澪「……でも、私が梓の事をそれだけ好きって想いは本当だから///」

梓「恥ずかしいけど、嬉しいです///」

澪「梓……」

梓「澪先輩……」

ちゅっ

梓「あっ///」

梓「み、澪先輩。朝からそんな///」

澪「梓を愛するのに、朝も夜も関係ないよ///」

梓「もう、しょうがないですね///」

律、ごめん。最後のアドバイスだけ守れそうに無いや。

―――――

純「律、澪先輩への手紙、何て書いたの?」

律「ん?」

律「ああ、Hのやり過ぎに注意ってな」

純「なるほど、今まで我慢してた二人だけに」

律「そう。1回したら、今までの分を取り返すかのごとくHしちゃうはず」

純「くぅ~、熱いね。私達も負けてられないよ律」

律「よーし、今夜も寝かさないぜ!」


律は、純ちゃんと交際してたのでした。


おしまい



最終更新:2012年12月21日 00:02