第14話「誕生日!!」
7月2日 今日はムギちゃんの誕生日です!
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部室
律「今日はムギの誕生日だな!」
梓「ムギ先輩、おめでとうございます!」
紬「うふふ、ありがとう」
唯「今日は誕生日なんだからムギちゃんはゆっくり座ってていいよ〜。 お茶菓子の準備とかは全部私たちがやるから!」
紬「なんだか悪いわ〜」
澪「いつもお茶菓子の準備してくれてるわけだし、今日ぐらいはムギにはゆっくりしてもらわないとな」
律「そうそう。ムギにはいっつも世話かけっぱなしだからなー」
紬「もう、私は好きでやっているだけだから そんなに固いこと言わなくてもいいのに……」
唯「いいのいいの。とにかく、今日はムギちゃんはゆっくりしてていいからね。今、紅茶淹れるね」コポポ
梓「ケーキもちゃんと用意してありますよ」ジャーン
紬「うふふ。みんな、ありがとう」
紬「じゃあ早速、みんなでケーキを食べましょうか」スッ
唯「あー!!待ってムギちゃん! ケーキも私たちが切るからムギちゃんは何もしなくて大丈夫だよー」
紬「そ、そう?じゃあお願いするわね」
梓「切り分けました。ムギ先輩、どうぞです」コトッ
紬「ありがとう。ついでと言っては悪いんだけど、誰かフォークを取ってくれるかしら」
律「いや、その必要はないぜ。私たちがあーんして食べさせるから」
紬「そう。それなら大丈夫ね〜」
紬「……えっ?」
紬「…えっ!!? り、りっちゃん、今なんて……」
律「あー、聞こえなかった? 今日は私たちがムギにあーんして食べさせるから今日はムギはゆっくりしてていいよって言ったの」
紬「さ、さすがにそこまではしてもらわなくても」
澪「遠慮するなってムギ。ほら、あーんして」
紬「遠慮とかそういうのじゃなくって! えと、あの……」
澪「……ムギは私に食べさせてもらうのが嫌なのか?」ウルウル
紬「そ、そういうわけじゃないけど…」
澪「ならいいじゃないか。ほら、あーん」
紬「……あ、あーん///」パクッ
紬(食べさせてもらっちゃった///)モグモグ
唯「私も食べさせてあげるねー。ムギちゃん、はいっ、あーん」
紬「あーん///」
紬(い、意外とこういうのもいいかも///)モグモグ
梓「あ、ムギ先輩!お口の横のところに食べかすがついてますよ!」
紬「! まあ大変!誰かティッシュを取ってもらえるかしら」
梓「それには及びませんよ。私が拭いてあげますから」
紬「そう?じゃあお願いしちゃおうかしら」
梓「分かりました。では失礼します」ズイッ
紬「えっ……?あの梓ちゃんティッシュは…?ていうか顔ちk」
梓「失礼します」ペロッ
紬「!!?(し、舌で拭くの!?///)」
梓「ふぅー。これでバッチリです!なんとか綺麗に拭き取れました」
紬「あ、ありがとう///」ドキドキ
律「てかこんなことぐらいしか できなくてごめんなー? 本当はもっとちゃんとしたプレゼントとかを用意しておくべきだったんだけど…」
紬「い、いえ!!プレゼントなんかなくても私は十分満足してますから!!」
紬「むしろ今日はみんなありがとうね? 私のために、こ、こんな体を張った///」
律「ムギを喜ばせるためなら何だってするつもりだったからな!大変だったんだぞー、澪や梓を説得するの」
澪「だー!!!その話はおしまい!! そんなことより 改めてムギの誕生日を祝うぞ!」
唯「うん、そうだね。じゃあせーのでいこっか!」
唯律澪梓「せーのっ!!」
唯律澪梓「ムギ(ちゃん、先輩)お誕生日おめでとう(ございます)!!」
紬「み、みんな……!ありがとう!」
・・・・・・
翌日
律「うぃーっす。 みんなやっとるかねー」ガチャ
梓「律先輩大変です!!ムギ先輩の様子が……!」
律「!? ムギに何かあったのか!?」
唯「いや、それが……。ちょっとあんなことになってまして…」
紬「はい、澪ちゃんケーキよー。あ〜ん♪」
澪「わ、わたしは大丈夫だって!!」
紬「遠慮しなくていいのよー? ほら、あーんして?」
澪「……あ、あーん///」パクッ
律「おおぅ……。ムギもあーんプレイに目覚めてしまったか…」
梓「何ですかあーんプレイって」
紬「明日は梓ちゃんたちにもやってあげるわねー?」ニコニコ
律「どうしてこうなった」
唯「…何はともあれ!ムギちゃんおめでとうだよ!!」
梓「全然まとまってませんから!!」
完
最終更新:2015年02月10日 23:31